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ナイトズーラシアで夏休みの洗礼にあってきた

夏休みはどこに行っても混んでいる。だから混雑を避けて、お盆や土日はあまり遠出しないようにしてきた。

しかし、そんなことも言っていられない事態が発生。保育園で、娘と仲のいい女の子が「夜の動物園に行った」と繰り返し繰り返し言うのである。娘はすっかり夜の動物園の虜になり、口を開けば「今日動物園行く?」と聞くようになった。まずい。ナイトズーラシアは8月の土日にしか開催されない。残すはあと開催日はあと2日。行けなくなってしまっては、魔の2歳児の機嫌は戻らないだろう…南無。

ズーラシアまでは車で25分。意を決して猛暑の中出かけたが、認識が甘かった。道路、激混み。ズーラシアに行きたい車が右折レーンを埋め尽くし、全然進まない。ズーラシアに着くまでに約2時間かかった。信じられない。これが夏休みか。救いは息子がずっと寝ててくれたこと。娘は前半はおとなしく「動物園たのしみだねママ!」と言っていたが、後半は退屈で騒ぎ始めたので、アンパンマンの動画を見せまくった。

想定外に2時間もかかってしまったので、バードショーも馬の餌やりタイムもランタン作り体験も終わっていた。ランタン作りたかったなぁ。でも娘は夜の動物園に大興奮で、イベントなんてなくても、動物を見られるだけで楽しそうだった。

圧巻だったのはライオン。今まで動物園のライオンが吠えるのを見たことがなかったけれど、咆哮しまくりで大迫力!アクリル板で覆われた観覧席に何度もやってきては威嚇していた。ググってみたらライオンは夜行性。夜目のきかない草食動物を狙うため、夜に狩りをするらしい。夜目の利くネコ科だもんね。

猛暑日で昼間はぐったりしていたであろう動物も、夜は活発に動いていて、ゾウも白くまもサルも元気いっぱいだった。サルが気に飛び移るたびに、「おさるさん、じょうず〜!えらいね!」と娘が拍手するので、周りのお客さんは微笑みながらよく見える位置をゆずってくださった。ありがたや。

1時間しかいられなかったけど、帰宅後も翌日も「動物園たのしかった!」とずーっと言っていたので、暑い中行ってよかった。これ連れて行かなかったらどうなっていたんだろう。9月もずっと「今日動物園行く?」って聞かれてそう(笑)

ナイトズーラシアは、たまに若いカップルもいたけどほとんどが子連れで、「みんな子どものために暑い中、渋滞の中、頑張って連れてきたんだなぁ〜」とお互いの労をねぎらいたい気分になった。混んでいても、料金が高くても、それでも夏休みくらいは子どもをどこかに連れて行きたいと思う親の気持ちは共通なんだな。世の親たちよ、お疲れ様です。

でもやっぱりここまで混むのは辛いので、夏休みを地域ごとでちょっとずつずらせないかな。もしくは一斉にお盆に休むのをやめる。ちょっとこの混雑具合は異常だよ。しんどいわ。ナイトズーラシアみたいなイベントは、動員の見込める8月土日にしかできないって事情はわかるけど、もう二度とは行きたくないね…(それでも子どもに頼まれたら行くんだろうけどさ)




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