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可愛い子には旅をさせよ

昔から言うよね、可愛い子には旅をさせよって。

大事な子どもだからこそ、手元に置いて甘やかすのではなく、旅をさせて厳しい経験を積ませるべきだという意味の諺。

Weblio国語辞書


私は何事も経験することが大事だと思っている。

自分自身、小学生の時には沖縄へ行かせてもらい(見知らぬ学生たちと台風の中フェリーに乗って)、高校生の時はシンガポールへ行かせてもらった。(行きは祖母と2人、帰りは1人で)

何事もすんなり上手くいったらラッキー。
でも、失敗したり苦労したり困ったりすることも悪くない。
その経験から得られるものはとてつもなく大きい。

ハンドメイドでも失敗を恐れて何もしなかったら何も得ることはできない。

上手くいったらラッキー。
売れなかった、反応がイマイチだったら、その結果を生かして次に繋げればいい。


私は子供に対してもなんでもやってみな精神。
成功も失敗もたくさん経験して、人生を厚みのあるものにしてほしい。
(もちろん子どもが嫌がることは無理矢理させたりはしない)

娘は今小学4年生、10歳。
2年ほど前から毎年、春休みに1人で羽田空港から飛行機に乗り、宮崎県の実家まで行っている。

娘は決してコミュ力が高い方ではないし、どちらかというと人見知り。
しかし彼女は1人で行くと言う。

行き帰りの道中、係員に話しかけられることもあるし、知らない人が隣に座っているかもしれない。

毎回色んな経験をして帰ってくる。


年長の息子は娘とは真逆でコミュ力が非常に高い。
誰にでも話しかけるし物怖じしないタイプ。

まだ5歳で心配な面も多いので、1人でどこかへ行かせたことはまだない。


しかし、先日いい機会がやってきた!
夕飯を作っている途中、味噌がないことに気づいたのだ。

いつもは私が買いに行くか、娘がおつかいに行くのだが、娘+息子で行かせてみることにした。

娘には、店に着くまで絶対に手を離さないこと、
息子には道路でも店でも絶対に走らないこと、ねぇねの言うことを聞くこと、それぞれ好きなお菓子を一つずつ買っていいことを伝え、1000円を持たせて送り出した。
(家から店までたった150メートル。しかし横断歩道を渡るので心配してしまう。)

1000円以内で買えるように計算しながら、どんな買い物をして帰ってくるのか。。。

数十分後、帰宅した娘のエコバッグの中には味噌とお菓子が2つ。

娘は168円のじゃがりこLサイズ(いつも買うのは通常サイズ。笑)
息子は38円の駄菓子であった。

たくさん入ってるから!と息子は言う。笑


ここぞとばかりにデカいお菓子を買う娘とただただ食べたいお菓子を選ぶ息子。面白い。

ちなみに店について、息子がトイレに行きたいと言い出し、娘は息子をお手洗いへ連れて行ってあげたそうだ。

また一つ、2人とも経験値が増えた。

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