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人魚と零れた星の夜(いろいろ渋滞中)

羽毛のように柔らかい声音は、聴いているだけで喜びに包まれるような、幸せに満たされるような、なんともいえないいい心地になりました。いったい誰の声なのでしょう。人魚が声のしたほうを見上げますと、満月が、穏やかな微笑みを浮かべてこちらを見ていました。人魚は恥ずかしいのに嬉しい気分で胸を膨らませ、頬を赤らめながら答えました。
「こんばんは。あなたは月ですか?」
「ええ。わたしは月です。そして、夜空に散らばったたくさんの光は、わたしの愛しいお星たちです」
月に呼応するように、人魚の手の上で星が飛び上がらんばかりの元気で光りました。
「おかえりなさい。私のかわいい子。とても心配していましたよ」
月の言葉は慈愛の光となって、星を照らし、人魚を照らしました。慈しみの光は、ほんのり温かくて、どこまでも安らかで、まるで海の底みたいだと人魚は思いました。皆はまだ、眠っているでしょうか。それとも、人魚がいないことに気づいたでしょうか。そんなことを考えていると、人魚の胸がぎゅうっと小さくなりました。


こんばんは。晴季です。
なかなか話が進まなくて毎日投稿が滞ってしまいました。

おまけに娘の保育園準備も進めなくちゃならんし、
ぬいぐるみも作らなくちゃならないし(なんのこっちゃ)、
いろいろ渋滞しております。

毎日、いろいろやりたすぎて
何かしら取りこぼしているような気がしないでもないですが、
休職中の旦那さんとは、パートナーシップ絶好調だし、
新たに学びたいことも申し込んだので、
どんどん自分をレベルアップさせていきたいと思います。

その為にも、明日は早起きするぞ!

おやすみなさい




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