晴季

いらっしゃいませ、こんにちは。 晴季と申します。 体当たり泥沼婚活を経て 2022年…

晴季

いらっしゃいませ、こんにちは。 晴季と申します。 体当たり泥沼婚活を経て 2022年8月結婚、同秋妊娠の43歳アラフォーです。 日々の呟きから、童話や小説、婚活の記事まで あらゆる言葉を書き綴ってゆきます。 お気に召したらまたどうぞ。

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  • 制作日記

    創作の制作過程を赤裸々に書いちゃうよ。

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    その時に思ったことを思いつくまま書き記します。役に立つか、役に立たないかはあなた次第。

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    夫(適応障害の診断を受け、3ヶ月の休職中)との愛の記録です。

  • 日常

    40代の日常のあれこれと、それに伴う所感を取り留めもなくあげていきます。

  • 明るいスピリチュアル(オラクルカード)

    幸せであるためのオラクルカード投稿です。

最近の記事

人魚と零れた星の夜(ダメダメだって、疲れたっていいじゃない)

「願い事は決まりましたか?」 満月に尋ねられても、人魚は首を縦に振ることができません。 「願いはあるのです。でも」 心もとない人魚の声に、満月が優しく聞き返しました。 「でも?」 ふんわりと包み込まれた人魚は、ほっとして、でも、すこし言いにくそうに言いました。 「考えれば考えるほど、決められないのです」海の底を抜け出して、初めて知った海の景色は、たくさんの楽しいことも苦しいこともあったけれど、もっともっと知りたくなったこと。それから、何もないと思っていた海の底は、とても温かく

    • 強欲に生きることにしました。

      こんばんは。晴季です。 夫がうつで睡眠薬飲むようになってから、 寝落ちする前に布団へ連れて行くのが 日課になりそうな今日このごろです。 童話、ちょっと滞ってますが、 また、続き書くので よかったら読んで下さい。 さて、夫の休職が延長になりました。 4月には娘の保育園が始まり、 5月には私の職場復帰があるからです。 そんなにゴタゴタした時に 復帰しなくてもよくない? 生活サイクルが変わるタイミングだと、 なにかと不安になりやすいし。 早めるのはいつでもできるし

      • 人魚と零れた星の夜(お休みします)

        人魚はびっくりして、満月を見上げました。何と答えていいのか黙っていると、月がもう一度、言いました。 「あなたの一番に願うことは何ですか?」 「わたしが一番願うこと……」 人魚は頭の中で、今の自分から生まれたばかりの自分までで、一番欲しいものを探しました。 こんばんは。晴季です。 遅くなっちゃった上に、ちょびっとしか進みませんでしたが、 できたので〇とします。 明日から、わたしの実家に泊まりに行くので、 童話のほうはいったん休憩いただいて、 そのかわり、婚活の記事でも書こう

        • 髪の一筋、爪の一先でも前に進む。 そうすれば、必ずたどり着けるから。

        人魚と零れた星の夜(ダメダメだって、疲れたっていいじゃない)

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        記事

          童話書くつもりが、もうこんな時間。 さっきまで描いてたイラスト載せて、今日は寝ることとします。(これ描いてるから書けないんやろと突っ込む)

          童話書くつもりが、もうこんな時間。 さっきまで描いてたイラスト載せて、今日は寝ることとします。(これ描いてるから書けないんやろと突っ込む)

          人魚と零れた星の夜(すべて幸せに変換済み)

          「ありがとう。星をここまで連れてきてくれて」 満月は、心からの感謝を伝えますと、人魚にこれまでのことを尋ねました。人魚は、尋ねられるままに、海の底からやってきたこと、様々な経験を乗り越えて空にたどり着いたことをそっくりそのまま話しました。 「まあ……、そんなたいそうな思いをして、貴女は、ここまでやってきてくれたのですね」満月は、深い尊敬とより一層の感謝を漏らしました。 「それほどまでに力を尽くしてくださった貴女に、わたしも報わなければなりません」 ひと呼吸ぶん、言葉を置いたの

          人魚と零れた星の夜(すべて幸せに変換済み)

          人魚と零れた星の夜(いろいろ渋滞中)

          羽毛のように柔らかい声音は、聴いているだけで喜びに包まれるような、幸せに満たされるような、なんともいえないいい心地になりました。いったい誰の声なのでしょう。人魚が声のしたほうを見上げますと、満月が、穏やかな微笑みを浮かべてこちらを見ていました。人魚は恥ずかしいのに嬉しい気分で胸を膨らませ、頬を赤らめながら答えました。 「こんばんは。あなたは月ですか?」 「ええ。わたしは月です。そして、夜空に散らばったたくさんの光は、わたしの愛しいお星たちです」 月に呼応するように、人魚の手の

          人魚と零れた星の夜(いろいろ渋滞中)

          人魚と零れた星の夜(深夜投稿~)

          「こんなに美しい景色が現実にあったなんて」 人魚が深いため息を落とした胸の上では、星が嬉しそうに光っています。 「星は、こんなすごいところからやってきたのね」 人魚が感心した面持ちで星を見つめると、星は誇らしそうに輝きました。どこまでも突き抜ける夜の空と、ひっそりとさざめく海の間には、人魚と星と、お互いの温かい気持ちばかりがありました。そうして一匹とひとつが眺め合っていると。上の方から優しい声が降ってきました。 「こんばんは。かわいい人魚さん」 こんばんは。晴季です。 あー

          人魚と零れた星の夜(深夜投稿~)

          今日は珍しく、眠くてお昼寝した。 ちょっとメンタルも落ちたけど、頼んでた電動自転車取りに行ったり、旦那さんと褒めワークやったから、自分的には良しとする。 童話は、明日書こー。

          今日は珍しく、眠くてお昼寝した。 ちょっとメンタルも落ちたけど、頼んでた電動自転車取りに行ったり、旦那さんと褒めワークやったから、自分的には良しとする。 童話は、明日書こー。

          今日は童話夕方までに書いてあげるよー 私との約束!

          今日は童話夕方までに書いてあげるよー 私との約束!

          自己責任でしかない

          こんばんは。晴季です。 さっき、童話投稿したんですが、 ほんとはもっと早く書くつもりが、 旦那さんがとんでもなく痛い頭の痛みに襲われて、 怒り(だから日頃から身体メンテしておけばよかったのに)と 悲しみ(どれだけわたしがやったほうがいいと言ったところで、本人が自分事としてとらえられなければやれないんだよな)と不安(このまま体調不良になって、生命の危機になったらどうしよう)で、いつもの調子が出なくてこんな時間になってしまいました。 って、書くと、めちゃ旦那さんを責め立てたよう

          自己責任でしかない

          人魚と零れた星の夜(自己責任でしかない)

          「!!」 最初、感じたのは、風でした。夜の澄んだ空気が、頭の上から肩、胸元までをさらりと撫でてゆきます。海水とは、まるで違う感触に人魚は驚き、それ以上に、頭の上に広がる空の景色に何も言えなくなりました。漆黒で塗りつぶされた空には、無数の小さな輝きが灯り、その中央一点には、丸く満ちた大きく柔らかい光がしっとり輝いているのです。黒と光りだけの、どこまでも続く黒と光りだけの風景は、今まで見たどの景色よりも質素で簡単なのに、この世のものとは思えないほど幻想的で美しい、神秘的な世界でし

          人魚と零れた星の夜(自己責任でしかない)

          人魚と零れた星の夜(海の中から夜を見る)

          まっさらだった視界には、泳いでいくほどに魚が現れ、さらに魅力的な景色に立ち止まりそうになることも、もっと危ない目に遭うことも、落ち込んで動けなくなりそうになることもありました。そのたびに、人魚は星に勇気を貰い、元気をもらい、黙々と、淡々と、粛々と、あきらめることなく泳ぎ続けました。すると、海の色が、なんだかきらきら明るく見えてきて、どうしたんだろうと思った時には、ざばんっ。初めて味わう水しぶきと共に、人魚の顔は、海の外へ出ていました。 (つづく) こんばんは。晴季です。

          人魚と零れた星の夜(海の中から夜を見る)

          人魚と零れた星の夜(褒め合ってます)

          人魚がつられて「ふふふ」と笑うと、口元がほろりほどけ、肩のこわばりがすとんと落ちました。頑なだった悲しみが溶けて、お腹の底から勇気が湧いてきました。もうどこへも行けないと思っていたけれど、相変わらず、ここがどこなのか分からないけれど、もう、どこへも行けるような気がしました。 「ありがとう。星のおかげで、わたし、もう、大丈夫みたい」 元気が出てくると、人魚は改めて、星を空へ返してあげたいと思いました。 「今度は私の番だね。さあ、行かなくちゃ」 そう言うと、人魚は勢いよく、海の上

          人魚と零れた星の夜(褒め合ってます)

          本日、娘のひな祭りやら、旦那さんのご両親来訪やらで、執筆お休み。 明日新たに頑張りまっす。

          本日、娘のひな祭りやら、旦那さんのご両親来訪やらで、執筆お休み。 明日新たに頑張りまっす。

          人魚と零れた星の夜(物語っていいね)

          人魚は堪らず、大いに泣きはらそうとしたその時、胸元にほんのり違和感を覚えました。人魚が赤くなった目で俯いて見ますと、星の光がいつもと違って見えました。どこがどう違うのか、言葉で言い表すにはとても難しいのですが、なんだか勇ましくて、逞しくて、優しいような、安心できるような、とにかく、人魚の沈んでいた気持ちを温めてくれるような光でした。引き寄せられるように、人魚がそっと、星に触れてみますと、冷え切っていた指先から身体中へ、体温がゆっくり戻ってくるのを感じました。 「ああ、温かい」

          人魚と零れた星の夜(物語っていいね)