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DIALOGUE+ LIVE 2024 「LIFE is EASY?」 感想

パシフィコ横浜で行われた「LIFE is EASY?」、今までのDIALOGUE+史上、一番最高のライブでした!!!

セットリスト
M1: Sincere Grace
M2: 人生イージー?2023
M3: 謎解きはキスのあとで
M4: 1000万回ハグなんだ

M5: I my me mind
M6: にゃんぼりーdeモッフィー!!
M7: 来世なんて待ってらんない
M8: 絶景絶好スーパーデイ!!

M9: あやふわアスタリスク
M10: MAHOROBA-Deli
M11: うしみつあっパレイド

M12: かすかでたしか
M13: 好きだよ、好き。

M14: やばきゅん♡シューベルト
M15: ダイアローグ+インビテーション!
M16: デネブとスピカ
M17: はじめてのかくめい!2023

M18: おもいでしりとり

(アンコール)
EN1: イージー?ハード?しかして進めっ!

EN2: ぼくらのユニバース
EN3: 大冒険をよろしく

ライブが終わった後いつも、この曲が良かったとか、繋ぎが良かったとか、演出が良かったとか思うが、(もちろん、特に良かったと感じた曲、演出もあったが)今回に関しては全てが素晴らしくて、全ての曲、演出が生きていて、この「LIFE is EASY?」というライブ、作品を形作っていた。

今までのDIALOGUE+が詰まった、集大成のようなライブで、満足感が非常に高く、まさに「DIALOGUE+最高!!」なライブとなっていた。

例えば、今回のライブでは今までやってきたことがふんだんに盛り込まれていた。
1ブロック目は特にそうで、ツアー「DIALOGUE+1」の要素が強く、シンシアの前のBGMはその時のやつであったし、そのままイージーに繋げるのも同じだし、謎キスの前のバンドセッションもツアーと同様のものであった。
他にも、(これはライブではやっていないが)にゃんぼりー→来世の繋ぎはシングルのA面B面繋ぎというファンには馴染みのある繋ぎだったし、絶景絶好のイントロ伸ばしは現在地2022の花咲くのイントロ伸ばしを彷彿とさせた。また、かすかの歌っている人が1人ずつ入場してくる演出は、zeppツアー前半でもやっていたことであるし、好き好きのアカペラ始まりはぼくかくの再現になっていた。あと、ユニバースのおかわりもそうである。

そしてライブの構成・演出に関しても、全力で、音楽とダンスにとにかくストイックで、最初から最後まで集中力を切らさないライブになっていて、これは2023年、1年をかけて一転心機1から立て直して、以前よりも何段階もレベルアップして辿り着いた「DIALOGUE+らしいライブ」になっていた。

このような点に、彼女たちの4年半の軌跡を感じ、それと共に当時からの成長も強く感じられるものになっていた。

去年の10月、12月に行われた「フレンドファンファーレ」が驚きの連続であったとすれば、今回は、DIALOGUE+的な王道展開、演出による「きたきた!」の連続で、「これがDIALOGUE+です!」という気持ちの強いライブになっていたと感じた。

一方で、今回も新鮮な試み、驚きはたくさんあった。
まほろば→うしみつの繋ぎや、デネスピの入り、アンコールのユニバースの入りはいずれもすごい驚いて、すごい高まったし、バンドセッションからImmmであったり、やばきゅんに繋げるのはセッション中には全く予想できなくて、これも驚きが大きかった。また、映像演出に関しても、かすかの、画面を分割して歌っている人を映す演出なんかも感動的で良かった。

DIALOGUE+のライブには毎回こういう驚きがあるし、そうやって飽きさせないライブ作りをすることを大事にしていると思っているので、これもまた「DIALOGUE+らしいライブ」の一要素であると思う。

他にも、本編中にメンバーによるナレーションが入るという、声優ユニットとしてのDIALOGUE+らしさとか、映像演出は最小限にしてとにかく歌って踊る8人を見せるとか、バンドメンバーをしっかりとフィーチャーするとか、様々なDIALOGUE+のライブらしさがあって、そういうDIALOGUE+らしさが詰まっていたライブであったと思う。


長々と語ったが結局、今回のライブの何が良かったか、何が過去最高と感じさせたのかと聞かれて、「大好きなDIALOGUE+のライブだった」と言うのを、必死に言語化してみた次第である。


ここから、各ブロックごとに印象に残ったところを、(ここまで長かったのでいつもより簡潔に)語っていく。

(1ブロック目)
映像
Sincere Grace
人生イージー?2023
バンドセッション→謎解きはキスのあとで
1000万回ハグなんだ

映像のBGMがツアー「DIALOGUE+1」の時と同じで、シンシアを確信。この日まで、色んな人と1曲目はシンシアがいいという話をしていたので、「本当にきた…」と心の中でガッツポーズ。
とともに、映像→シンシアから始まるライブというので、このライブが特別な、大事なライブであるということを確かに感じた。
シンシアはイントロのギターが本当に好きです。それに合わせて8人が回転するフォーメーションも綺麗でした。

シンシア→イージーに、セッションからの謎キスはもう「DIALOGUE+1」じゃんとなっていた。

謎キスは世界観に引き込む力が強い曲なので、いつも1曲で世界を作るというか、セットリストの中で"特別感"があったのだが、今回はバンドセッション込みで、最初の盛り上げブロックを構成する強い曲の1つとして機能していた感じがして、とても新鮮であった。

1000ハグはイントロからノリノリな感じで、自然と体が動く。この曲の振り付け、全体的にかわいくて好きです。特にイントロ、サビの振りが好き。そしてこの曲は生バンドが気持ちいい。

記憶が正しければ、この曲で初めて生カメの映像がスクリーンに出た。今回は大きなキャパのライブなので生カメもっと使うかと思っていたが、大体半分の曲くらいでしか出ていなかった。
私は今回1階の後ろから3, 4列目くらいで、表情が見える距離ではなかったので、生カメでたまに表情は見ていたが、あとはステージ上の8人を目に焼き付けていた。
(映像はたまにと言ったが、ここで初めてこの日の宮原さんのビジュを見て、見惚れていた)


(2ブロック目)
MC→ドラムソロ
I my me mind
にゃんぼりーdeモッフィー!!
来世なんて待ってらんない
絶景絶好スーパーデイ!!

Immm、去年全然やらなくて、ずっと聴きたかったので聴けて嬉しかった。この曲は振りコピをするのが本当に楽しい。
Dメロの「見つけてく」のところで、メンバーたちの手に合わせて大量のペンライトが上がっていく景色を1階の最後方から見てて、ちょっと感動した。

安心と信頼のにゃんぼりー(と呼べるだけに育ったね)。
ラスサビのきょんちゃんの「まーそんな感じ」いつもすごいけど、今回過去最高にすごくて感動した。
あと、「にっしんげっぽ しこうさくご」のところ上から見て、フォーメーションがすごい揃っててきれいだったのが印象に残ってる。

来世は激しい曲、盛り上げ曲になっていたと感じた。デネブとスピカ的な役割の曲なんだよな〜って思ってる。3公演かけて育ったと感じ、今後の公演での披露も楽しみになっている。マジでいい曲。
そしてこの来世はまなつがすごかったのが印象的で、とくにDメロの「それは白黒つかないマーブル模様だ」がめちゃくちゃ良かったのと、ラスサビの入りの「来世なんて」で仕掛けてきた時は震えた。

久々の絶景絶好。たのし〜〜!サビの振りコピはやっぱり楽しいし、間奏でエアドラムするのが本当楽しい。
あとやっぱり地球のVJはテンション上がるね。

最初に、今回は全ての曲が生きていた。と書いたが、その1つの理由として、全ての曲が"相応"の位置にいたので説得力があったというのがあると思う。そしてそれを一番感じたのがこのブロックであった。にゃんぼりーはライブ定番にもなってきたシングル曲だが、1stや2nd、4th、7thなどと違って、ライブの核とするには難しい曲であると思っているし、絶景絶好はアルバムのリード曲で"強い曲"ではあるが、去年zeppツアー以降あまり披露していなくて、今回のようなライブで核にするのも違うと感じる。なので、にゃんぼりーは前半にさらっと、だけど温まってきて楽しめる位置に、絶景絶好は2ブロック目を締める位置にという立ち位置はいずれも丁度良くて、かつこの曲を楽しみにしてきた人も満足な使い方であったと思う。


(3ブロック目)
バンドセッション
あやふわアスタリスク
MAHOROBA-Deli
うしみつあっパレイド

このブロックほんとすき。発明すぎる。
繋ぎが全部良くて、バンドセッションからのねねさんの歌い出しはいつも引き込まれる感じがするし、スクリーンの「Ayafuwa Asterisk」の文字が「MAHOROBA-Deli」に変わった瞬間は「うおーーー!」って声が出たし、まほろばの最後、まゆの「そっと閉じてうしみつに集いし私たち」からノータイムでうしみつのイントロが流れた瞬間も「うおーーー!」って叫びながらめっちゃ楽しくなってた。

あやふわは歌とパフォーマンスに見惚れていたし、まほろばはパフォーマンスを浴びながら、曲に合わせて自然と体が動き、あとダブルパチンコの振りコピをしてた。そしてうしみつは踊り狂っていた。(Dメロの列車ごっこのところ、僕のいた列で、ステージと同じ6人繋がってて、そこだけSPARKでおもろかった。)
こんな感じで、パフォーマンスを魅せるから一緒に踊るまで持っていく、3曲の流れもすごい良かったね。


(4ブロック目)
映像
かすかでたしか
好きだよ、好き。
ピアノソロ

まなつの「幸せでありますように」からのかすか。このイントロでもう泣ける。
歌っている人が1人1人スクリーンに表示される演出がとても良くて感動した。後方でも表情が全部見えたというのも良かった。
今回も緒方佑奈さんが良かった。ソロを力強く歌い上げる時にキリッとした表情になるのが本当好きで…

そして円形になってしばらく無音の時間に。(フレンドファンファーレかな?)とか思ってたら、アカペラで好きだよ、好き。が始まり、「あ…これはやばい…」となった。
この日一番泣いたのは多分この曲で、大好きな8人から今この言葉が届けられているんだなと思ったら、自然と涙が出てきた。
あと、手話の振りコピをしながら、これも「対話」だなと思ったりした。
イマジュンのピアノソロを聴きながら、この好きだよ、好き。の余韻に浸った。


(5ブロック目)
バンドセッション→バンド紹介 (with 堀崎タイム)
やばきゅん♡シューベルト
ダイアローグ+インビテーション!
デネブとスピカ
はじめてのかくめい!2023

MC
おもいでしりとり

DIALOGUE+のライブを見ていたはずが、突然堀崎翔のソロライブが始まったの爆笑した。

バンドセッション聴きながら、(次の曲何かな〜?)って思ってたら、まゆの「全身で飛び込め」で「えー!やばきゅん!?ここで!?」と驚いた。
やばきゅんは「フレンドファンファーレ」2公演を経て盛り上げ曲として育っていて、今回この位置にいても遜色なかった。この曲のベースを全身で浴びるのが気持ち良すぎる…

そこからの3曲は「これがDIALOGUE+です!!」という感じの、最高のラストスパートって感じで、めちゃくちゃに楽しんだ。

ここで何より語りたいのは、デネブとスピカへの繋ぎである。
デネブとスピカという曲は「このフォーメーションは〜!?」になってしまう曲なので、今回そうならないようにしたのが新鮮で良かった。
「今 素直でいたい」の入りも鳥肌が立ったし、きょんちゃんの「今日もダメ、はがゆいままの2人だったな」の歌が良すぎて最高だった。

最高のインビテ、デネスピ、はじかくの後、まなつさんのMCに。
「人生はハードだけど、1人じゃない」
DIALOGUE+という存在に、人生を豊かにしてもらって、DIALOGUE+という現場が1つの自分の居場所になっている私にとって、とても心に沁みるものがあった。「出会ってくれてありがとう」と言っていたが、こちらこそ「出会わせてくれてありがとう」。
そんな思いを噛み締めながら聴いていた「おもいでしりとり」だった。


(EN)
イージー?ハード?しかして進めっ!

MC
ぼくらのユニバース
大冒険をよろしく

バンドメンバーが再び出てきて、映像に地球とそしてボウリングが表示される。「イージーハードきたーー!!!」となる。
配信リリースされてから、ずっと無限に聴いてる大好きな曲で、この日一番楽しみにしていたと言ってもよいので、テンションが上がりまくる。
ダンス、思ってた以上に動き回っててすげーってなった。
人生イージー?の振りとかが入ってるの、実際に見ると改めて感動するね。
今年、この曲がたくさんライブで聴けると考えただけで楽しみ過ぎる。

MCでは衣装の紹介と(最近本編にMCが全然ないから衣装の紹介がアンコールになってるの面白い)、ツアーの発表をし、謎の間の後に「ばいばーい!」と言って帰っていくのを見て、(あ、今回アンコール1曲か。まあ確かにこれで終わりでも大満足だな。)とか一瞬思ったら、ユニバースが始まって大爆笑。この入り、本当に最高だった!派生でもいいので、また忘れた頃にやってほしいな。

流石にユニバースで終わりかと思ってたら、大冒険始まって最高!
この2曲は「楽しい〜〜!!」ってなりながらひたすら爆踊りしてた(めちゃくちゃで振りコピにすらなってないところも)。
大冒険終わった時にはもう満身創痍で、最後の体力を振り絞って8人に手を振って、大きな拍手を送った。



今回のライブはこれまでの集大成であると共に通過点でもあると思う。
実際、「2024年1月7日」が「ぼくたちの現在地」だ。とも言ってたしね。

この8人が、DIALOGUE+が大好きだということを改めて実感したライブで、これからもDIALOGUE+を応援し続けたいと強く思った。
今の現在地からさらに先へ進んだ「未来の現在地」も楽しみにしています。
今年も1年、そしてその先も、よろしくお願いします。

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