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フレンドファンファーレ 埼玉公演 〜ミテカラキク〜 感想

(普段は文章書く時は常体で統一しているのですが、今回はただのオタクの感想文なのでその辺も統一性なく、ゆる~く書いてます。)

フレンドファンファーレ 埼玉公演、本当に最高のライブでした。
この記事を書いている現在でもかすかでたしかな余韻が残っています。

DIALOGUE+のライブに求めているものはこれだよ!!という、驚きの連続のセットリストに、鬼繋ぎ、最初から最後まで集中力の切れないライブ作り。そしてそれを今までよりもさらに高いクオリティの歌とダンスで届けてくれるメンバー達に、様々な感情が引き出され、過去一で楽しいライブになりました。


以下、細かい内容の話。
ちなみに、私の席は1階のほとんど最後方だったので、表情とかはほとんど見えなかったですが、全体がよく見える席で、そういう視点からの感想になります。

(1ブロック目)
バンドセッション
まるっとジブン時代
ガガピーガガ
夏の花火と君と青
やばきゅん♡シューベルト

最初のバンドセッションでどんどんボルテージ上がっていって、体も動いていた。やっぱりバンドはいいね。
ボルテージが上がったところで「どれにしようかな?」。意外な1曲目に早速ワクワクが高まる。
印象に残っているのは、最後のさっぴの「キミの呼ぶ方へ!」で、リズムすごい難しそうなのに、自信を持って歌えている感じで、すげえとなった。

そして間髪をいれずに流れる「ガガピーガガ」のイントロにボルテージはさらに上昇。
このM0→M2で会場の熱気を急上昇させて、掴みとしては完璧だったと思う。(会場を俯瞰してて思ったけど、やっぱりログっ子ガガピーガガ好きやね。)
この曲は照明がかっこよかったのが印象的で、今回はVJを使わないで照明と彼女たちのパフォーマンスだけでライブを魅せるという感じね!というのもなんとなく感じたり。

畳み掛ける「夏の花火と君と青」。この曲もイントロが流れた瞬間にボルテージを一段階上げる曲だ。
個人的には、今年になってからたくさん披露の場に立ち会った曲で(その度にイントロで沸いていた)、この1年でさらに好きになった曲だと思っていて、この日は「あ〜やっぱりいい曲だな〜」になりながら聴いていた。
あと、生バンドのドラムがめちゃくちゃ好きです。

夏花火で1ブロック目終わりかな?と思ったら、意外な「やばきゅん♡シューベルト」。
「接近して…どうしよっか?」で1人ずつ出てくるの、俯瞰で見てたのと、あと照明の演出も良くて、今回かなり好きで印象に残ってる。
あとはひたすらクネクネしてた。


MC
(2ブロック目A)
めっちゃオンリーユー
シャーベットマーメイド
パジャマdeパーティー

(2ブロック目B)
トーク!トーク!トーク!
デネブとスピカ
Domestic Force!!
ぼくらのユニバース

「めっちゃオンリーユー」の2ブロック目1曲目感。これ解釈一致でした。
ただひたすら「いい曲だな~~」になってた。落ちサビの内山さんが好きです。

「シャーベットマーメイド」も聴きたかった曲なのでガッツポーズ。
歌に彼女らの表現力を感じられるし、ダンスもかっこいいし、生バンドアレンジは曲の新たな魅力を引き出してて、ライブ映えする曲だと思ってる。
好きポイントは落ちサビで、まゆの歌の表現もめちゃくちゃ良いし、その時に前にいる他のメンバーが一定のペースで腕をしならせる振りの単調さが、感情をなくした表現とマッチしていて、鳥肌が立った。
後方から見ていたということもあるが、ここに関しては歌っている人と踊っている人全体で1つの表現というのを強く感じたポイントであった。

少しの余韻ののち、ゆーなが1人飛び出してくる。
(僕は「パジャマdeパーティー」を現地で見たことが一度もなかったので、フォーメーションを見ても何の曲か分からなかった。)
この曲は本当にゆーなが楽しそうだったのが印象に残ってて、やっぱりこの人は動きで楽しさを表現する人だな~(または、楽しさが動きに自然と出る人というのが正確かもしれない)というのを感じた。


メンバーがはけてしばらくすると、きょんちゃんが1人ステージに出てきて、イマジュンのピアノと共に「トーク!トーク!トーク!」のサビをソロで歌い、曲が始まる。
サビのぐるぐる回る振り付けが、上から見るときれいな円になってすごいな~と(ここ難しいってどこかで言ってた記憶もあるので)。

トトトのラストで四角形のフォーメーションに移動し、(このフォーメーションは〜?)になった。安心と信頼の「デネブとスピカ」。
田淵、デネブとスピカ入れたかったんやね〜となる差し込み方だなと思った。
この曲も夏花火と同じで、今年披露されるたび、感動して、思い出が増えていってどんどん好きになっていった曲で、この日も「いい曲だな〜〜」になりながら感動していた。
「平行線上」の振りが大好きです。

続いて「Domestic Force!!」のイントロが流れ始める。
この曲は特に飯塚麻結がかっこ良すぎた。
2サビ前のソロはもちろん、それ以外の歌やダンス、さらに振り付けではない所作まで全てがかっこ良くて、目が完全に彼女に吸い込まれていた。

これだけ曲が続いてたら流石にドメフォでブロック終わりだろう。と思っていたところに、「ぼくらのユニバース」が始まって、「まだやれるの!?」という驚きと、「すげえ」という気持ちが強かった。
最後の終わらせ方もあって、これで終わりか?と思うような盛り上がりだった。(もちろん、フレファンと来世やってないのでラストではないことは分かっていたが。)


この2ブロック目は意外な並びが続くブロックになっていて、今までたくさん披露してきた曲も、そんなに披露していない曲も、新しい一面が次々見えてくるようなブロックであったと感じる。
もっと言うと、曲の新しい一面を見せるというのはこのライブを通しての1つのテーマであったと思う。実際、1ブロック目ラストのやばきゅんと、最終ブロックの起爆剤として機能させられていたにゃんぼりーはいずれも新鮮な使われ方であった。

流れに関してもう1点言及すると、オンリーユー→シャベマと来たら、ここからはんなりタイムへ進むのかな?と思いきや、次に来たのはパジャパで、今回は最初から最後まで一気に駆け抜ける構成であるというのがここによく表れていた。

また、ここまでほとんどぶっ続けで曲をやってて、実際彼女らも大変だったのだろう、ドメフォ辺りから力を振り絞っているがゆえの力強い表現みたいなのが所々で出ていたような気がしていて、この流れのライブだからこそのものに感じてとても良かった。


(3ブロック目)
MC
フレンドファンファーレ
バンドセッション+バンド紹介
来世なんて待ってらんない
にゃんぼりーdeモッフィー!!
ドラマティックピース!!
大冒険をよろしく

今後見逃していいライブはない。というねねさんのMCを説得力を持って感じながら、初披露の「フレンドファンファーレ」が始まる。
所々聞き取れる歌詞から、対話(ダイアローグ)を大事にしている2023年のDIALOGUE+の、「かすかでたしか」、「にゃんぼりーdeモッフィー!!」という楽曲達に続く曲だなと感じた。
ダンスに関しては、これみんな言ってますが、メンバーがウェーブをしながら歌っている人が下がっていくところが、こんな引き出しもあるのか!と印象に残っている。

バンドセッションから「来世なんて待ってらんない」。来世が来るぞ!来るぞ!と思って来るとやっぱり気持ちいい。
「いい曲だな~~」と思いながら聴き惚れていた記憶しかない。群馬でまたちゃんと見たいね。

まゆの声出し煽りから「にゃんぼりーdeモッフィー!!」へ。先述したが、この曲が後半で来るのは意外だった。
この夏、どこへ行っても聴けた曲だったが、617以来に生バンドで聴いて、この曲生バンドで聴くと魅力が数倍増しになるな〜〜と強く感じた。
そして、にゃんぼりーは振りコピが楽しい。最初の「サーチ サーチ もしかして友達か?」で横向いたら通路挟んで反対側のオタクと目が合ったのが最高に面白かった。

そして「ドラマティックピース!!」への鬼繋ぎ!いつもありがとうございます(?)。
ボルテージは最高潮でただひたすら楽しい。

その最高の流れのまま〆の「大冒険をよろしく」。
この前の2曲で熱をMAXまで上げられているので、体が勝手に動く動くで、振りコピしてるのかしてないのか分からないような滅茶苦茶な動きをしていたと思う。
こういう普段の生活じゃ経験しないバグった感覚に辿り着けるのもまたライブの魅力だ。
彼女らも今まで以上に「遊び」をたくさん入れていて、同じような感覚だったんだろうなあと思ってる。
この曲に来るまでの全てが最高で、本当に過去一で楽しい大冒険だった。


(EN)
MC
かすかでたしか
人生イージー?2023
D+ has come

大満足の本編の熱量が全く冷めないまま、ひたすら「アンコール」を連呼。
会場全体もずっと熱気に包まれていたと感じた。(あれだけ広い会場でクラップがずっと揃っていたのもささやかな感動。)

結構時間は経っていたと思うが、その熱量は冷めることなく、メンバーが再び登場。そして、10thシングルが「弱キャラ友崎くん」2期のop、edとしてリリースされることが発表された。
「弱キャラ友崎くん」原作のファンであり、この作品を通じてDIALOGUE+と出会った私にとって、とても嬉しいお知らせで、今回もop、edを担当することが発表された瞬間、この日一番大きな声が出たような気がする。

そしてゆーなのMCののち、アンコール1曲目は「かすかでたしか」。
本編で本当にすごいものを見せられ、体験させられ、やっぱりDIALOGUE+のことが大好きだ。と強く感じさせられていたところに来た「かすかでたしか」に、メンバー8人への好きの気持ちが溢れて涙が止まらなくなった。

涙を拭く暇もないまま「人生イージー?2023」へ繋がれる。後半のイージーは本当に楽しい。色々複雑な気持ちではあるけど、再びこの曲がライブで聴けて、再びこの歌詞が彼女たちの口から実際に届けてもらえることに感謝しないといけない。

イージーで終わりかな?と思っていたところに「D+ has come」が来てびっくりして、最後までぶち上がった。
ラストの「D+ has come」は「これからもよろしく!」というメッセージ性を感じ、DIALOGUE+最高!!これからもついていくぜ!という気持ちがより補強され、次のライブがより一層楽しみになって、この日のライブが終わった。



これは1つ前の記事で書いたことに繋がるが、最近のD+のライブはストイックにひたすら曲を繋いでいくという方向性ではない方針で、良いライブを作る方法を模索していたように感じていた。
そんな中で、ひたすら曲を繋いで駆け抜けて、しかも1曲1曲を非常に高いクオリティで実現するというライブを見せられ、自分が勝手に思っていた限界を悠々と超えられた気がして、とても嬉しかったし、感動した。そして、今後もこんなすごいライブが見れるということに心が躍った。

次の群馬公演が心の底から楽しみだ。


(1つ前の記事↓)



(余談)

感想文みたいなものを初めて書いてみて、感情を表現するのに使える語彙って少ないなとひしひしと感じた。言語にできない感情がそこにあるからこそ、何度もライブに足を運ぶのだとも思う。

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