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旅を始めて7か月目。館山でカフェオープンしちゃった!!

Living Anywhere Commons(以下LAC)を使った旅生活は7か月目に突入。
もともとは海の近くの地域を回る目的で旅を始めましたが、旅を始めて2か月目に訪れた千葉県館山市に魅了されて旅がストップ。
以降、館山と自分の家との2拠点生活を送っています。

私はもともと、1日10時間以上デスクに向かうひきこもり系ライターでしたが、館山に来てから運動量が増加したりコミュニケーションを積極的に取れるようになったりなどの大きな変化がありました。
そして館山に魅了されて5か月目、自分の名前がついたカフェがオープンしちゃいました…。

▼館山が好きになった理由と変化をまとめた記事▼

🌸4日間限定のはるきちカフェ in館山

▲自作のポスター

2023年3月1日〜4日まで、期間限定のはるきちカフェを館山にある「CAFE&BAR TAIL」でオープンさせていただきました。

お昼の時間帯(11時〜15時)に3種類のホットサンドを提供し、4日間で51名の方にご来店いただきました。

🌸人生計画に入ってなかったカフェ経営

▲接客の様子

はるきちカフェをやることになったきっかけは、館山で活躍されているとあるプレイヤーとの出会いです。
館山でクラフトジンとバーを営まれている「CAFE&BAR TAIL」のオーナー大田さんに声をかけていただきました。

実際の会話はこんな感じ↓

オーナーさん:
「はるきちカフェやるからよろしく」

私:
「は!?意味わからない!料理できません!無理です!」

唐突な誘いでした😂

🌸はるきちカフェをやると決めたのは自分

▲カウンターに立つ私

飲食店でのアルバイト経験はあるものの、カフェ経営の知識や経験はありません。料理の自信もありません。
4日間限定といえど、カフェ経営なんて絶対無理だと思っていました。

では、なぜカフェにチャレンジしてみようと思ったか。その理由は以下の通りです。

  • 大田さんの考え方が素敵だと思った

  • カフェを通してもっと館山の人とつながりたいと思った

  • 大好きな館山でカフェができるなんて光栄

  • もしかしたら大きな一歩になるかもしれない=チャンスなのではないかと思った

カフェをやるにあたって、まず私に声をかけてくれた理由を大田さんに聞いてみました。
そしたら、館山駅西口側と東口側の交流をもっと盛んにしたく、その架け橋になってほしいとのこと。私が滞在しているLAC館山拠点は館山駅西口、CAFE&BAR TAILは東口側にあります。

私はカフェをやるなら、「LACユーザー・旅人と地域の方がつながる場にしたい」「自然とお客さん同士で交流が生まれる場にしたい」と思っていたので、大田さんの考え方が素敵だと感じ、強く共感しました。

というのも、私自身が地域の方と仲良くなったことがきっかけで、館山に長期滞在したりリピートしたりするようになったからです。
私がそのハブ的な場を作れるなんて、こんなにも光栄なことはありません。

それに、「カフェ経営やってみない?」と声をかけてもらえることなんて、この先一生あるかわかりません。
カフェ経営の経験は失敗しても成功しても、どちらにせよ自分にとってプラスになると確信していたので絶対にやり抜こうと決めました。

🌸はるきちカフェをやってよかったと思った瞬間

▲店内の様子

はるきちカフェをやってよかったと思う瞬間は多々ありました。
その中でも特にうれしかったことは以下の2つです。

気づいたら館山でたくさんの知り合いができていた

私は、自分の好きなことを他人の目を気にせずに自由に楽しんでいる館山の”人”が大好きで、もともともっといろんな人に会いたい!交流の幅を広げていきたい!と思っていました。

それを実現できるのがカフェかな?と思っていたのですが、いざオープンしてみたらビックリ。
想像以上にたくさんの方が足を運んでくださって、「◯◯さーん!来てくれたんですね!」と手を振る自分がいる…
気づいたら、たくさんの方と知り合いになっていました。

それに加えて、しっかりと温度感のある交流ができている実感も。
はるきちカフェでは、”顧客”と”店員”という区別された関係ではなく、来てくださった方ともう少し深い関係性を築けたのではないかなと思っています。
(来てくれた方も同じように思ってくれていたらうれしいです。)

旅生活を始めてから、私は”血の通ったつながり”を大切にしたいと思うようになったので、この感覚や価値観は今後の活動でも大切にしていきたいと思っています。

お客さん同士で自然と会話が生まれていた

交流の生まれる場にしたいという目的でカフェをオープンしたものの、私はオペレーションに必死になってしまって、来てくれた方となかなかコミュニケーションが取れませんでした。

しかし、店内では常に会話が生まれており、初めまして同士の方も自然と自己紹介が始まっていました。
その瞬間、オペレーションでワタワタしながらも、「わぁーなんて素敵な空間なんだ…」とニヤニヤしたものです。

LACユーザーの方が地域の方を誘って来てくれることもあり、LAC×地域とのつながりも感じられました。
私もLACユーザーにもかかわらず、なんだかとてもうれしい気持ちになりました。

🌸はるきちカフェで大変だったこと

▲ホットサンドを作る様子

今は、はるきちカフェをやってよかったと思えますし、再チャレンジもしたいと思っています。
しかし、オープンまでの期間はつらいと感じることもたくさんありました。

主に大変だったことは以下の3点です。

  • メニュー開発

  • お金をいただくプレッシャー

  • 本業との両立

カフェをやると言っておきながら、私は料理が苦手なんです…。それゆえ、メニュー開発がとにかく大変でした。

リサーチにリサーチを重ねた結果、「ホットサンド」というベースは決まったものの、なかなかサンドするものが決まりません。
試作時にはハムやチーズ、ツナなどをサンドしてみましたが、ありきたりになってしまって「家庭で作れるじゃん」という結論に。
どの食材をどう組み合わせたらよいのか、お店で食べてもいいと思ってもらえるクオリティにもっていけるのか、本当にわからなくなってしまいました。

最初は考えていたつもりが、次第に悩みに、そしてプレッシャー・負担になってしまい、一時期とてつもなく落ち込みました。
しかし、それを見た大田さんがレシピを提供してくださり、そこから元パティシエの方や地域の方にアドバイスをいただいて、メニューが完成しました。
手を差し伸べていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

🌸はるきちカフェをやってみて気づいたこと

▲LAC館山拠点の様子

はるきちカフェをやってみて気づいたことは、LAC館山拠点の存在の大きさです。

メニュー開発に行き詰まった際やカフェなんて無謀な挑戦だったと落ち込んでいた際には、コミュニティーマネージャーの北村さんやLACユーザーの方が親身になって相談に乗ってくださいました。

具体的なアドバイスもいただけて、感謝が止まりません。
1人だったら孤独感に打ち勝てず、オープンできなかったと思います。相談できる環境があるありがたさを強く感じました。LACあってよかった〜🥺

ちなみに北村さんは、3回もお店に足を運んでくださいました。
こんなにもユーザーに愛を注いでくださるコミュマネさんがいる館山拠点…。最高すぎます。

🌸今後の活動予定・やりたいこと

はるきちカフェ第2弾は、6月頃を予定してします!
その間の4月と5月は、CAFE&BAR TAILにてワークラウンジをやる予定です。
詳細が決まり次第、InstagramやTwitter、Facebookなど各種SNSでお知らせします。

そして、客観的に私のことを見ると、「なんでも飛び込んで大丈夫!?どうしていきたいの!?」と思うかもしれません。
結論、私自身が楽しいこと思えることはなんでもやっていきたいと思っています。

実際、仕事や活動は、自分が楽しめるかどうかで選んでいます。
はるきちカフェも、直感的に楽しそう!と思ったからやろうと決めました。

私が定義している「楽しい」とは、決して”楽をする”や”手を抜く”ことではありません。
つらいことがあっても投げ出さずに最後まで取り組めるかどうか、レベルアップしたいと思えるかどうかです。
そこには少なからず”夢中”になれる要素が必要だと思っています。

「仕事だから…」「〜しなければいけない」は嫌いなんです。
「〜したい」「◯◯したらよろこんでもらえるだろう」と、前向きな気持ちで取り組める仕事や活動には、今後も積極的に飛び込んでいこうと思います。

🌸最後に

今回のはるきちカフェをオープンするにあたっては、本当にたくさんの方に助けていただきました。

館山で飲食店を営んでいる方や、同じくCAFE&BAR TAILで別日にカフェを営んでいる方が素人の私を優しく受け入れてくださり、料理やオペレーションの具体的なアドバイスまで…。
私の働き方や活動に対する、温かい応援メッセージを送ってくださる方もいました。

私は新しい働き方LABやLACのコミュニティでたくさんの方と出会うなかで、世の中は競争から共存へ移り変わっているのでは?と感じていました。

両コミュニティ内では、自分の利益のために誰かの足を引っ張るのではなく、同じ方向を向いてお互い前進していく雰囲気を感じていましたが、今回のカフェを通してまさに”共存”を館山の地域で感じられました。

もちろん、反発や皮肉、蹴落としなどは0ではないと思います。
でも、ライバルではなくて仲間として一緒にやっていこうと思ってくれている方に出会えたことが今回の宝です。

今回助けていただいた分は、必ずどこかで返せるようにがんばります。
はるきちカフェの第一歩を支えてくださったみなさま、本当にありがとうございました。


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