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ケニア紅茶を楽しむ会

こんばんは。

11月1日は紅茶の日。
この日は日本人が初めて公式に紅茶を飲んだ記録が残っていることにちなんで、1983年に日本紅茶協会が申請した「紅茶の日」となったそうです。
ちなみに、11月10日は「和紅茶の日」なのだとか。
そして、11月は紅茶ウィークとのことで、紅茶に関するイベントが多数開催されています。

ケニア大使館訪問

先日伺ったのはケニア大使館です。
実は、ケニアは世界一の紅茶輸出国、生産量でもインドに次いで世界二位とトップクラスの紅茶大国です。

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ケニアの主要な産業は農業で、GDPの約3割がお茶、コーヒー、さとうきび等の農作物が占めるそうです。
スリランカのセイロン、インドのダージリンのような名産地ブランドは、すぐには思い浮かばぬものの、ケニアの紅茶は日本でもお馴染みのリプトンやトワイニング等の普段使いしやすい有名メーカーのブレンドに多用されています。


国策としての紅茶栽培

ケニアでは労働力人口の3分の2以上が農業従事者です。
紅茶栽培は主要産業の一つとして、政府も力を入れており、専門の機関が年に数回、茶葉の生産地・紅茶工場を訪問し、品質を確認する取り組みが行われているのだとか。


KAGWE TEA FACTORYは、ケニアでも有数の紅茶農園で、こちらの動画ではケニア茶業開発機構 (Kenya Tea Development Agency: KTDA)のスタッフが、紅茶のクオリティチェックをしている様子も紹介されています。

また、高山に囲まれた地形のお陰で無農薬でも高品質な茶葉を栽培できることも紅茶大国となった一因かもしれません。

ケニア紅茶の特徴

ケニア産紅茶の特徴は、美しいルビー色の水色、スッキリとした爽やかな香りとかすかな渋みのバランスがとれた風味。
ブレンドティーやこれからの季節にピッタリのチャイに使用しても負けない力強さがあります。

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日本紅茶協会主催の紅茶を楽しむ会のイベントでも、実際にアレンジティーのデモンストレーションやケニア紅茶を使用したミルクティーなどをご紹介いただきました。
シャインマスカットを使用したアイスティー、メイプルりんごティーなど、自宅でも早速入れてみたくなるような旬のフルーツを使用したお茶です。

お土産としていただいたケニアの紅茶で自宅でも作ってみましたが、特にりごにメイプルシロップをからめて紅茶を注ぐ、メイプルりんごティーはお気に入りのレシピです。
ケニア紅茶であれば、フルーツの香りや酸味にも負けないので、アレンジティーにピッタリ。

アレンジティーのレシピ

その他にも日本紅茶協会の公式サイトでは、季節ごとのおすすめのアレンジティーレシピが多数紹介されています。

ご自宅で参加可能なzoomを使用したオンラインセミナーも定期的に開催されているので、紅茶でお家時間を充実させたい方や、お手持ちの紅茶をより楽しみたい方にもおすすめです。

また、協会のページで紹介されていた紅茶見聞録でも紹介されていた紅茶の名産地でのエピソードが一冊にまとまったのがこちら。
先月刊行された『紅茶列車で行こう!』です。
海外旅行が気軽に楽しめる日は待ち遠しいですが、一足先に気分だけでも紅茶を巡る世界旅行はいかがでしょうか。

朝食に、お菓子と一緒に、お酒の締めに。
日本紅茶協会常務理事が世界各国での紅茶の楽しみ方を伝える見聞録。


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