入社・転職、入学、クラス替えなどなど・・・
環境が変わり、
１から人間関係を構築していく作業というのは
誰しも経験があるとおもう。

もしあなたが、外向的な性格で
自分から多くの人に声をかけられるタイプであれば
今回の内容は不要であるとおもうが
内向的で受け身な性格であれば
知っておくことで
役に立てる時が来るかもしれない。

人脈が乏しい人、関係作りが苦手な人は
まず、その環境に入って数日の間は、
既存の人達の交流関係に十分注目してほしい。

観察すべくは、昼休みや休憩。
あるいは通退勤時などの軽いオフの時である。

数日もすれば

「あの人、色々な人と会話してるなぁ」とか
「いつもあの人の周りに人が集まっているよなぁ」とか
「あの人、他部署でも評判いいみたいだなぁ」とか

グループの中心的存在となる人が
見えてくるはずだ。

こうした多くの人脈を持っている人のことを
「スーパーコネクター」という。

スーパーコネクターの特徴は
その多くの人脈を活かすスタイルにあり、
自身の苦手な分野、精通していない分野でも
すぐに適切な相手に連絡を取り、
どんな問題や難所もすぐに解決してしまう点に
その強さや醍醐味がある。

さらに人と人をつなぐことにも長けているため
なにかと様々なシーンで中心人物となり
その仲介力が凄まじいという特徴がある。

そのため、コミュニケーションが苦手な人は
新しい環境においての人脈構築について
むやみやたらに不特定多数に話すより、
この「スーパーコネクター」を見つけ出し、
まずはこの人とだけ仲良くなれるよう関係を作れれば
そこから様々な人脈につないでくれる可能性が高まる。

きっとあなたの職場や友人などでも
こうした「スーパーコネクター」の気質を持った人が
いるのではないかと思う。

尚、スーパーコネクターを見極める際に
注意してほしいのは
「役職に惑わされないこと」である。

役職を持っている人に人が集まるのは
業務上当然なことなので
今回の話において役職は考慮しなくてよい。

あくまでその人自身の
人柄や性格に注目するように気を付けよう。

是非とも参考にしてほしい。