下書きしたまま寝落ちして、
そのまま早速三日坊主なので
続きを思い出しながら書きました（笑）

当店は、仕込み時間の確保のために
昼間に1時間ほど店をクローズします。
再度オープンする際には、メインの商品である
クロワッサンたちが並んでいます。
そのため、その時間を狙ってお越しくださる方もいます。

先日、少し有名なインスタグラマーさん(?)が
当店の動画を載せてくださったそうで
知人や友人、お客様から「見たよ！」とご連絡をいただきました。
私はSNSに疎いので、皆さんが教えてくれなかったら知らなかった。

それからというもの、少しお客様の層が変わったように思います。
依然として地域の方が多くいらっしゃるのに変わりはないけれど
新規のお客様が断然増えました。

私にはトラウマがあって(笑)
以前こちらの地方で割と名の知れたウェブメディアの方が
当店の記事を掲載してくださった際、
その週末に見たこともないくらいの長い行列ができました。
なぜそんなことになったのか全くわかっていなかった私は、
ただただ商品の数が足りないことを謝り倒すということがありました。
（後日、お客様が多分これだと思います…と教えてくださいました）

今日、また同じことが起きました。
そしてGoogle Mapのレビューに星１がつきました。
「いつ行っても買えない」
というものでした。

当店は製パン店ではなくカフェであって、
コーヒーを主体として、それに合わせる食べ物を
生菓子でもなく焼菓子でもなくクロワッサンにしました。
パンが大好きだし、何より美味しいコーヒーとパンを
一緒に楽しんで欲しかったから。
ワンオペで、設備も小さくこれ以上の個数を焼くことは不可能です。
だからこそ「カフェ」であることを浸透させるために
試行錯誤しているがなかなか思うようにいきません。

そんな中、今度近くにレストラン２号店をオープンさせるお店の
スタッフちゃんが研修の合間にコーヒーを買いに来てくれて、
星評価について話しました。立ち話程度だったのだけれど。

営業終了後に仕込み作業をしていると
「コンコン」とノックの音。
ドアの方に目をやると、さっき喋ったスタッフちゃんと
そのレストランのオーナーさん、プラススタッフちゃん一人が
ドアの前に立っていて
「ケーキ、食べません？」と。

スタッフちゃんが
「ごめんなさい、さっきの星評価の話、オーナーに喋っちゃいました❤︎」
というと
「気にされてるんじゃないかなと思って。みんなで歩いてケーキ屋行ってきたので〇〇さんにも」とオーナーさん。

優しさに感動しました。。

それから、その低評価を見た姉と知人が、高評価で書き込みをしてくれていました。
（内容に嘘はありません、名誉のために）
姉なんかは書き込みするために持っていなかったgoogleのアカウントをわざわざ作ったらしい（笑）

仲の良いお客様からも、励ましの言葉をいただきました。

全員に好かれるのは難しいですし、評価っていうものは
正直あまり気にしていなかったのですが
（正確に言うと一瞬気にしたw）
周りの優しさに気づくことができて
こういう人たちを大切にしていけるお店を作っていこうと
決めたわけでした。

長くなりました。