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200.「Z世代」は世界をどう動かしていくのか

Z世代という言葉を聞いたことはありますでしょうか。

人類初のデジタルネイティブ世代であり、物心がついたときから常にインターネットで世界とつながっている、主に現在の10代後半~20代前半の世代を指す言葉です。

2020年代に社会進出する世代で、今後の消費活動の中枢を担うといわれているZ世代。

一体どんな特徴があり、何を大切にして、どんな世界を創り上げていくのでしょう。

デジタルネイティブという新世代の人類

物心がついたときや中高生のときからスマートフォンを使用し、中高生の頃にはインターネットを通じて世界中とつながっている世代です。

Instagram、Twitterを始めソーシャルメディアが当たり前の世代で、ガラケーを触ったことがない世代でもあります。

驚きですよね。
僕は数年しか変わらないのですが、こんなにもジェネレーションギャップがあるのかと。

ちなみに過去もX世代、Y世代と経てきているようです。
僕はY世代に当たります。
次世代はα世代と言われています。

これもまた特徴が各世代であるそうですが、Z世代はまた大きな時代の変化を表している人たちが多く存在していると思います。

デジタルネイティブの最初の世代です。
人類史上、初めてのことが起こっているのです。

そもそもデジタルネイティブというのは、以下のような特徴が挙げられます。

(1)デジタルネイティブで物心ついた時からスマホやSNSが当たり前のように存在する
(2)環境問題をはじめ社会課題に敏感でリベラルで自由な発想を持つ
(3)SNSなどを通じて高い発信力を持つ
(4)世界的に人口の占める割合が高く、将来の社会や消費に影響を及ぼす、といわれます。

https://www.tourism.jp/tourism-database/column/2021/12/generation-z/

環境問題にも注目しているのは一つの特徴と言えるそうです。

どうせなら地球にやさしく、社会課題にも意識が高い。
広がっている環境や社会問題と共に育ってきたので、そういった想いを持っているといいます。

誰でもつながれて、発信も受信も情報量が格段に増えた時代だからこそ、自分自身だけでなくより広いレイヤーで物事を捉えているのでしょうか。

そんなZ世代の人たちは、今後の社会の消費の中心を担っていくと言われています。
一体彼らは何に価値を感じ、何にお金を投じ、何を求めているのでしょうか。

つながりに価値を感じ、つながりを求める世代

デジタルという技術面の他にも、人として、社会としての特徴も多々あります。

多様性を当たり前のものとして捉え、より自由な発想や行動が受け入れられやすい人たちだと言われています。
自分らしさを尊重する傾向が強く、様々な価値観に触れてきて育ってきました。

そして、所有よりも共有、シェアの時代だと謳われていて、消費行動も「モノ消費」より「コト消費」、どんな体験を得られるかを重視しています。

また、Y世代、ミレニアル世代といわれる世代は、リアルな友達とつながりの先にあるモバゲーやミクシィといったサービスが中心でした。

Z世代は、より多様なSNSを用いて、会ったことのない人も含めてより広い世界とのつながりを創出しようとしています。

一人で豊かになることや、便利な情報や機器を自分で完結することに留まらず、多くの方と分かち合うこと、たくさんの人とつながりを持つことに価値を感じている人たち。

価値や求めていることに訴求すると、マーケティングもまた変化してくることが考えられます。

Z世代は、これからの世界の中枢を担っていく世代です。

僕自身もこの世代ではないので、その感覚が100%わかるわけではありませんが、そうした違いを知っておくこと、理解しようとすることはとても大切だと思います。

世代を引っ張る人たちをこれからも知って、関わり、勉強することで、僕自身もたくさんの人とつながっていきます。

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