【自己紹介】働く女性のロールモデルになりたい

専業主婦志望だった理系女子学生が、ITベンチャーの執行役員になるまでをかいつまんでご紹介します。
このnote書いているのがどんな人物なのかを知りたくなった人に読んでもらいたい。

0.プロフィール(2019/04/19現在)

山下 晴香(やました はるか)

年齢:30歳
所属:Acroquest Technology株式会社
役職:執行役員(ワークダイバーシティ担当、IoTデータRe:活用事業担当)
趣味:お酒(現在、妊娠中にて禁酒中。。。)
好きなサービス:AWS Lambda、AWS API Gateway、SORACOM Funnel
facebook:https://www.facebook.com/haruka.sakamoto.18
略歴:2013 年にアクロクエストに入社。2014 年より,当社 IT ソリューション事業の IoT データ分析ソリューション「Torrentio」を活用した IoT 推進を進める。IoT プラットフォーム開発プロジェクトリーダー、母校 東京工業大学での無料プログラミングセミナー開催、新卒採用活動等、幅広く活躍していることを評価され、2018 年 6 月 21 日に神奈川県情報サービス産業協会が主催するベスト・ワーキング・ウーマン表彰にて「リーダーシップ賞」を受賞した。2018 年 7 月より執行役員に就任。また,2016 年より IoT/M2M 向けワイヤレス通信を提供するプラットフォーム SORACOMのユーザーグループ幹事を務めている。

1.物理専攻からIT業界へ

もともと理系で物理学を専攻。相対性理論について、高校までに学習できないことに衝撃を受け、どうしても相対性理論や量子力学を学びたくて物理専攻に進学。進学当初は宇宙線に興味を持っていたが、いろいろ学ぶにつれ、自分が生きている間に社会へと還元されるようなタイムスパンでの研究に興味がわき、大学院では重粒子線によるがん治療に関わる生物物理学分野を研究していた。
いざ、就職活動となった時に、研究分野だった放射線医学物理学に限らず、理系的なアプローチでものづくりに関わることが自分の興味の根源であることに思い至った。
初心者からもスキルを積めること、女性ならではのライフイベントを迎えた際にもリモートワークなどの柔軟な仕事の仕方が取りやすいことなどもあり、ITベンチャーを目指すようになる。

2.専業主婦志望からエンジニア志望へと変わったきっかけ

先ほど、ITベンチャーを目指すようになった、と書いたが、実は最初は専業主婦志望だった。というか、「仕事やってみて面白ければ、結婚や産後も働き続けてもいいけれど、もし働きづらければやめればいいや。」くらいのスタンスだった。
「女性は働きづらい」という声が「働くのが楽しい」という声よりもずっと多く聞こえてきており、「自分が苦しいのを押し殺してまで働くつもりはない」と思っていた。

しかし、現在勤めているアクロクエストテクノロジーの会社説明会に参加し、女性副社長であるタマさんと話した際、考え方がガラリと変わったのだ。

アクロクエストテクノロジーは、MA(Meeting of All Staff)と呼ばれる全社員会議を実施し、会社の方針・ルールなどを全社員で決めている。さらに、全社員の給与も全社員で決めるHappy360という制度があった。

タマさんが言ってくれたのは、
「あなたは、研究やそれまでの学生生活も楽しんできたように思う。なのに、なぜ仕事となると『楽しくない・働きづらい』と思うのだろう?
確かに、女性が働きづらい文化・制度の会社は多くあるが、そうではない会社を選べばよい。アクロクエストはMAやHappy360により、自分が働きやすい環境を提案し、会社づくりしていくことができる。我慢前提ではなく、自分で働きやすい環境が作れる場所を選べばよい。」
ということ。

言われてみれば、これまでの人生、部活もサークルも勉強も自分がやりたいことをとことん気が済むまでやってきた。そのためなら、徹夜での作業や絶え間ない練習なども乗り越えられる、というか、自ら課してレベル上げたいタイプである。
もし、仕事環境も自分が努力することで創っていくことができるならば?
それは、仕事が楽しいかもしれない!

ちなみに、もう一つタマさんに言われたことがある。
「たとえば、女性特有のライフイベント(出産など)に関する制度を作りたいとしたら、それをMAで提案すればよい。
 ただし、提案が通るかどうかは、あなたが女性ということを言い訳にせず責任を果たし、信頼を得ているかどうか。
 日頃の行いを見て、信頼できる人でにないと誰しも『支えてあげたい』とは思わないよね。」
ということ。

これにもとても納得したことを覚えている。
女性だから、サポートしてあげる提案が通るわけではない。
一緒に働く仲間として長くイキイキと働いてほしいから、サポート制度などが出来上がっていくのだ。それは男女関係なく、仲間として信頼できるかどうか、がベース。信頼があれば、話し合って働きやすい環境を創っていけばよい。

この企業文化の中でなら、「楽しく働く」ことが可能だと確信して、入社を決めた。

働く女性として、いわゆる男性化してキャリアを築くのではなく、もちろん、仕事だけでなく家庭も大事にして、私らしく「楽しく働く」やり方を模索し、発信していきたい。
楽しく働く女性のロールモデルになりたい、というのが私の目標となった。

3.活動ログ

入社後は、「社員ひとりひとりが会社を創る」という文化の中、いろいろなことに挑戦させてもらった。
もともと、理系で研究発表くらいしかしたことが無く、いわゆるPCかじりつきのエンジニアになるつもりだった私だが、フタを開けてみれば多くのチャンスをもらい、幅広いスキルを積ませてもらった。
いくつか代表的な活動を上げてみる。

エンジニア
サーバーサイド技術を中心に、仕事をさせてもらった。言語的には、Java、Pythonがメイン。キャリア形成として大きかったのは、早い時期からクラウドエンジニアとしてAWSなどを利用する案件をメインで回してもらったこと。これにより、場所・環境に縛られない仕事ができるようになった。

技術営業
入社2年目から、自社のIoTプラットフォーム開発リーダーを務めている。
その製品を売るために、展示会への参加、技術営業として営業に同行するなどもさせてもらったため、顧客・ユーザーのニーズを聞くことの重要性を知ることができた。

プロジェクトリーダー
エンジニアでもあるが、実際に仕事を始めてみると、技術そのものを追い求めるというよりも、技術を道具として使ってモノづくりをマネジメントするのが好きであることが分かった。
実際、2年目くらいからプロジェクトリーダーもやらせてもらっている。

新卒採用
当社は所謂人事と呼ばれる役職の人は1名しかいない。当然、それでは新卒採用がまわらないため、エンジニアが合同説明会や会社説明会を実施している。一緒に働く仲間を探すのだから、実際に一緒に働く自分たちで見た方がマッチングとしてよい、というのもある。
私も、会社説明のプレゼンターや面談担当を務めている。

組織コンサル
当社では、MAやHappy査定360を代表とする様々な独特な取り組みがある。
これらを活用してもらうため、社外に向けても勉強会を開催したりして発信している。ここでも、一社員の声を届けるべく、勉強会参加者との交流会に参加し、ディスカッションしている。

社外勉強会への参加
SORACOM UGの幹事を務めている。また、その他勉強会でも発表してみたり。
アウトプットすることで、また新たな発見がある。
技術に限らず、働く女性として考えていることも発信している。母校東工大のキャリア支援授業などでお話しさせてもらっている。

これらの幅広い活動が認められ、2018年7月、社内初の20代執行役員に就任した。アクロクエストならではの多様な働き方の追及、発信がメインミッションである。

楽しく働く女性ロールモデルへの第一歩である。

4.社内初の妊婦になる

2018年10月、1年半の妊活の末妊娠することができた。
そして、実は、アクロクエストにとっては私が初の妊婦社員。
すでにパパとなっている社員はいるが、女性社員で妊娠出産を体験するのは初。

ワークダイバーシティ担当執行役員として、なんと、自分が実体験する形で多様性ある働き方をつくる立場となった。

5.今後やりたいこと

実際に、妊婦となってみると想像とは大きく違うことが分かってきた。
人生に何度もはない貴重な体験を記録しておきたいとともに、妊娠・出産・育児の中で働き方・キャリアについても考えたことを発信していきたい。

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晴香

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