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【レシピ】タコと里芋のこっくり煮物

2日連続のレシピ投稿です!!やればできる!!

なにやら、最近は「映えブーム」からの反動なのか、にわかに「映えないブーム」が来ているような気がしてホッとしています。
「地味だけど美味しい」が見直されているような気がして、気軽に映えない料理を投稿できるようになりました。
ということで、まさに今日は「映えないけど美味しい料理の代表格」煮物です。

さて、先日新潟県の農園 陽だまりの芽さんから「うちの里芋を食べてみてください!!」とのご連絡をいただき、送っていただきました。
率直な感想が欲しいとのことで、私でよろしければと。

私自身も「なかなか良い里芋に出会えないな〜」と以前から悩んでいたので、とても楽しみにしていました。
里芋は当たり外れが多くて、中がグジュっとなっているものが多いんですよね。特に泥付きの場合は湿気があるので、流通の過程で袋の中でどんどん悪くなってしまうのかなと思います。

そして、届いた里芋がこちら。

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美しい!!
泥付きですが、そこまで湿っておらず、なんともちょうど良い塩梅。

「しかし、皮を剥いてみないとわからないぞ。グジュっとしてるかも。」

と、恐る恐る皮を剥いてみたところ…

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純白!!

こんなに美しい里芋を見たのは久しぶりです。
ぬめりがあまり無かったので、特に塩で揉んで下茹でしたりせず、そのまま調理してみました。

私が一番好きな里芋の食べ方は、タコと里芋の煮物
煮タコのブリッとした食感と、タコや醤油の旨味が染み込んだ里芋って本当に美味しい…!!

イカにするか迷ったのですが、今回はタコで。

タコと里芋のこっくり煮物

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【材料】
里芋:5個
タコ(茹で):150g
生姜:1かけ
出汁:300ml
(A)酒:大さじ2
(A)みりん:大さじ1
(B)みりん:大さじ1
(B)醤油:大さじ1と1/2
(B)砂糖:大さじ1と1/2

【作り方】
①里芋は皮を剥き(六面剥き)、横半分に切る。生姜は千切りに、タコは一口大に切る。
②鍋に出汁、生姜、(A)を入れて火にかけ、沸騰したらタコを加えて1〜2分程度さっと煮て取り出す(生姜も取り出す)。
③同じ鍋に①の里芋を入れ、弱火で15分煮る。里芋に竹串がスーッと刺さる程度に柔らかく煮えたら、②のタコと生姜、(B)を加えて落し蓋をして弱火で20〜30分ほど、汁気が少なくなるまで煮る。火からおろし、できれば一晩寝かせるとしっかりと味がしみて美味しい。

最小限の材料で、ほったらかしていたらできちゃうミニマルなレシピ。
里芋の煮崩れ防止のためにみりんを二回に分けて加えるのと、最初にタコの旨味を出汁に移してその旨味でタコを煮るのがポイントです。
たっぷり作って、味が染みていくのを楽しみたいですね。

そして、肝心の陽だまりの芽さんの里芋、ホクホクで甘くて美味しい!!
ねっとり、というよりもトロッととろける食感で、口に入れた瞬間にニヤけてしまう美味しさです。

今後レッスンで里芋を使う際は注文したいなあ。
ごちそうさまでした!!

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