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「最初が肝心」の意味するところ

新年度が始まりましたね。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

新しいクラスの担任が決まると
こんな声をかけられることがあります。

「最初が肝心だからね〜」


1.この言葉が発せられる状況などコンテキスト

この言葉を聞くのは、
特に大変なクラスだったり、
保育士の話を聞いてもらうにはコツがいる子がいるクラスの担任になった時です。
僕だけでなく、他の人が言われているのも聞きます。

ベテランと言われる方が、若手に言っている印象があります.

みなさんは聞いたことありますか?

2.「最初が肝心」の意味

前後の文脈からこの言葉を発した方が言いたいことは
こういうことだと思います。

最初に子どもに舐められると、立場を取り戻すのに大変だよ
だから、最初に互いの立場をわからせた方がいいよ

ここまで強い言葉ではないけど、
このような想いが見え隠れしていると感じるのは僕だけでしょうか?


3.僕の解釈の仕方

若い先生がこの言葉を聞いて、
発した方の捉え方をもとに
子どもへの対応の仕方を考えていたら嫌だなと思います。

僕はこの言葉の意味はこう解釈しています。

子どもの気持ちを掴むには、第一印象が大事だよ
だから、新年度早々から楽しいことをいっぱいしていこうね

すごく当たり前だけど、大切なことです。
人は第一印象は6ヶ月変わらなかったという研究結果も出ています。
これは大変なクラスだろうとどんな子どもも一緒だと思います。‘

子どもたちはたのしい人が大好きです。

最初の数日で、

この人は楽しい人

と印象を子どもに抱いてもらうことは、互いのためにも大事なことです。

4.「楽しい人」という印象を持たれるためにしていること

僕は「楽しい人」の印象を与えるのに、テッパンの手遊びがあります。

それは

イワシのひらき

この手遊びの♪ズンズンチャッチャ〜ホ♪の部分で
子どもたちの気持ちを掴めることが多いです。

この手遊びの印象だけで卒園していった子もいるほど
(その子の担任はしていませんが…)

もちろんこの手遊びだけではダメですが、
(普段の保育で「楽しい」ことが必要)
掴みとしては僕にとって相性の良い手遊びです。

みなさんも自分のキャラなど相性が良くて、
子どもの気持ちを惹きつける掴みになるものを
一つ持ってみませんか?

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