ラクはいけない、という病 #センセイを捨ててみる。
どこでも目にする、使い古された言い回しですが、
何度でも頭に叩き込む必要があります。
なぜなら、教師はすぐに「苦しさ」に戻ってしまうから。
「国語表現」の授業で、「私のトリセツ」をやりました。
自己紹介のやり方のひとつなんですが、「私はこういう人。だからそれを分かったうえで接してね」というやつです。
生徒がひととおり発表した後、私の番が来ました。
ところが、自分ではうまく自分のことを説明できないんです。
そこで、生徒に聞いてみました。
「君たちから見て、俺ってどんな人?」
いくつか意見が出た中に、こんな回答がありました。
「無駄のない人。うーん・・・。合理的っていうのかな・・・。」
そう。言われて気がつきました。私は「合理的な人間」でした。
どうしたら定時で帰れるんだろう・・・?
どうしたらもっと楽ができるんだろう・・・?
いつもこんなことばかり考えています。
少しのコストで大きなリターンを手に入れたい。
リターンが見込めない、あるいは少ない領域にコストはかけない。
そもそも、そんな領域からは撤退する。
仕事が楽になれば、視野を広げることができる。
時間とお金を投資して、成長につなげられる。
自身の成長が生徒に還元されれば、最高の教師人生を送ることができる。
そんなふうに思います。
教師を苦しめているのは、教師の外だけにあるわけじゃありません。
教師自身が考え方を変えないといけない。
教育行政への対応に振り回されることなく
自身のサクセスストーリーや「甘美な記憶」を生徒に押しつけることなく
結果の出ないことに延々と時間を費やすことなく―――。
どうしたらラクができるのか、真剣に考えるといいです。
きっと、めちゃめちゃ頭を使うはずです。
人間が進歩してきたのは、
何千年も前から、めちゃめちゃ頭を使ってきたからですよね?
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思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!