帰り道自転車で路地を右から来たミニチュアシュナウザーを見て、「触らせてください」って言いそう、と思った。言わないけど。コンディションによっては言いかねない可能性を感じた、自分は基本物でも落とさない限り人には声をかけないけれどそういう可能性が浮上するくらいなのだから、犬触らせてくれナンパ、とか、意外としやすいかもな～とか誰が？とか考えて自転車を漕いでいるうちに、今日何もできなかったな。と思った。Ongoingのなんか業務を淡々とこなして時間がすっかり終わって心が満足していない。しかもしょぼ業務。体は疲れた。

坂道をくだりながら、広い家が欲しい、部屋と部屋が全部目に入らない、移動できる、廊下がほしい～！と思うけど、私のイメージする廊下は穂高の祖父母の家の廊下で、棟と棟をつなぐその廊下だけの廊下が、小さい頃夜はとっても怖かったんだということを思い出した。思い出して、家の中が一望できないことのダメな点はそこだなと思った、お化けが怖くなったときにこわいこと。今ホラー漫画を買おうか迷っているから、余計にそう思う。「青野くんに触りたいから死にたい」ってやつ。webで一巻を無料で読めて、いつか死ぬのがとてもいやというきもちにしっかりと引き戻されるのがいいな、と思った。
お腹空いてなくて、そば茹でてくれるというのを断って、納豆オムレツと残りの味噌汁を食べて夕飯をおわりとする。