わんさんとぶぅぶ

ぶぅぶが鍼灸院に電話してから1時間ほど経った頃、ぶぅぶのスマホがなりました。

「大丈夫ですよ。奥様の具合はいかがですか?」

電話口からは、そんな声が聞こえます。

「まだお腹が痛いと寝込んでいます」
「話せる状態ですか?」
「はい」
「では、奥様と変わって下さい」

鍼灸師さんは言います。

ぶぅぶはスマホをわんさんに渡します、

寝たまま、辛い状態にも関わらずわんさんは横になりながら、鍼灸師の話を聞いていました。

「背中、お腹を冷やさないで」

こうしたやり取りの後、わんさんはこの鍼灸院にしばらく通うこちにしました。

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