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懺悔の人生


思い返すと、後悔ばかりの人生だ。
若い頃は(きっと今も若いけれど)人の痛みが分からない人だったから、多くの人を傷つけてきた。人へに寄り添い方も分からなくて、気づけばこんなにも友達が少ない。

会いたい人がいる。その人は僕が一方的に拒絶をしてしまって以来会っていない。とても優しい人だった。同い年とは思えないくらいに、人の優しさに寄り添える人だ。だから、日常の中で降りかかる辛い出来事のたびに彼の顔を思い出す。

彼には会えない。会ってはいけないくらい、ひどいことをした。僕と彼共通の友人でさえも、その時のことはひどく怒られた。怒ってくれたのに、その意味がわからなかった。若さとかそんなんで片付けることなんて、できないと思う。

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