[栄冠ナイン] #秋V甲子園 試合結果:2回戦 第11・第12試合[更新済]
こんにちわ。
eBaseballパワフルプロ野球2020 栄冠ナインで作成した
彩華高校(さいか)を率いる野球部監督
兼 多趣味なVirtual好き 御坂晴海です。
このnoteではティナ・ブラックタイガーさん主催の
秋のVtuber甲子園 第2回大会(以後 秋V甲子園と呼称)の
試合結果を写真付きハイライトと共にお届けします。
⚾2回戦第11試合:へべれけ高校vs東方高校
⚾日時:10月13日(水)22:00-
(上記の配信・アーカイブにて)
大阪府・へべれけ高校(小山田優監督)
vs
長野県・東方高校(神宅建士監督)
試合結果:へべれけ高校 7-8x 東方高校 (延長8回裏サヨナラ)
へべれけ | 0 0 0 0 2 2 2 1 | 7 | ヒット数15 | エラー数1
東方 | 1 1 0 1 0 0 3 2x | 8 | ヒット数17 | エラー数0
超威悪親児高校でエースも兼任しているへべれけ高校の小山田優監督。
チームはこれが今大会の初戦だ。投手陣は2年生が中心で、正捕手の八海山がリードを取る。中軸は八海山やチャンスに強いバカルディ、魔王が座っており流れに乗せると要注意だ。
対する神宅建士監督が率いる東方高校は、北杜農業高校(二藤にな監督)との1回戦を1-6と投打がかみ合った試合運びをして制して臨む。
6回1失点の好投を見せたエースMIMAと選球眼のある打者たちでへべれけ高校を迎い撃つ。
*試合前インタビュー*
へべれけ高校・小山田優監督
「相手投手を1人ずつ削って勝ちに行きます!」
東方高校・神宅建士監督
「(へべれけ高校のメンバーがアルコール類なので)
勝利の美酒に酔えるように頑張ります!」
1回表、東方先発は1回戦同様にエースMIMAがマウンドに立つ。
へべれけリードオフマン白州にヒットこそ許すも、クイックを生かした投球で一塁に釘付けし、後続を3人で切った。
1回裏、へべれけ高校はちょっと贅沢な雰囲気を醸し出すエースYEBISUが先発のマウンドに上がる。ややボール球が多い立ち上がりを東方打線は攻め、2アウト二塁三塁で5番KURODANIタイムリーで1点を先制する。
調子を上げたいMIMAは続く2回表を3人でぴしゃりと抑える。
その裏、1アウト一塁で打席に立ったMIMAはサードバカルディを強襲する強い打球を放ち後逸を誘ってチャンスを広げた。これを2番KIJINがしっかり決め、更に1点を追加する。しかしYEBISUは後続を打ち取り最少失点で切り抜ける。
反撃に出たいへべれけは、2アウトから白州が初球で盗塁を決めて得点圏に進むも、スミノフの放った大きな当たりにセンターMIYAKOが追い付き得点を決められなかった。
この後東方は4回裏にKIJINが3点目の犠牲フライを放ち、なおも2アウト満塁で先制打のKURODANI。しかし先発YEBISUは残る力を振り絞り三振に斬って凌いだ。
そして5回表、へべれけ打線が動く。疲れ切ったYEBISUに代わり代打の泡盛が出塁。即座に代走スピリタスを送り込み併殺崩れを誘う。更に白州のヒットで三塁にランナーが進むと、スミノフの犠牲フライと白州の盗塁からの八海山のタイムリーで剛腕MIMAからついに2点を返した。
5回裏、継投に出たへべれけは2番手スーパードライを送る。攻める東方も打席が回ってきたMIMAに代打を送りこちらも継投策に入る。
東方は2番手S.AKIを早くも投入し、守りから流れを作りたい6回表だったが、酔いから覚めたへべれけ打線が襲い掛かる。球数を稼ぎながら2アウト満塁とし、9番翠。放った打球はセンター前に落ち、同点のタイムリーになる。更に白州がこの日3安打目となる勝ち越しのタイムリーを打ち、形勢が入れ替わる。更なる失点を抑えたい神託監督は勝ち越しを許した直後に3番手HIJIRIを送り後続を抑える。
6回裏、逆転したへべれけは3番手アルコールランプが併殺込みで東方上位打線を3人で締め引き離しを図る。
7回表、何とか点差をキープしたい東方3番手HIJIRIだが、1アウト三塁で5番魔王にサークルチェンジを完璧に捉えられセンターへの2ランHRを許してしまう。後続を抑えベンチへ戻った選手たちに神宅監督は静かに だが諦めないまなざしを送り、裏の攻撃に賭ける。
その思いに選手たちが7回裏に応えた。先頭KURODANIがアルコールランプの失投を逃さず左中間にソロHRを叩きこむ。
打線から放たれる威圧感も相まって1アウト一塁の場面でアルコールランプを降板させ、4番手サッポロがマウンドに立つ。
しかしチャンスを広げたい東方ナインの意地とタクトを取る神宅監督の的確な采配が窮地を救う。1アウト満塁のチャンスを作ると、1番SHINKIが左中間への同点2点タイムリー二塁打を放ち土壇場で試合を振り出しに戻しただけでなく一転サヨナラのチャンスとなった。
しかし投げるサッポロも意地を見せ、この大ピンチを二者連続三振で抑え今大会初の延長戦に突入した。
ちなみに延長開始の8回からはノーアウト一塁二塁でスタートするタイブレーク制が導入される。
総力戦となった8回、東方は4番手R.USAMIを登板させる。1アウト二塁三塁で白州に犠牲フライを許すもこの1失点で8回表の守りを切り抜けた。
一方スコア以上に追い込まれたへべれけ。小山田監督は控えに残る最後の投手軽油を登板させるか、疲れを見せるサッポロを続投させるか迷っていた。しかし意を決して続投を選択する。
へべれけと同じくここで勝負を決めたい東方は8回裏、4番JOUTOUGUがすかさず同点打を上げる。ここで7回にHRを放ったKURODANIに対し、小山田監督は申告敬遠の判断を下してノーアウト満塁。しかしもう限界のサッポロの姿に目を瞑れず、ついに最後の投手軽油がマウンドに上がる。
一打サヨナラの場面に誰もが彼のピッチングを見守ったが、軽油の球はなかなかゾーンに収まらず3ボール1ストライク。全力で投じた5球目、無常にもゾーンを外れる失投となりフォアボール。3塁ランナーOKAZAKIがホームを踏みゲームセット。
互いに持てる力を使い果たした試合は、東方高校がへべれけ高校を
7-8xの延長8回サヨナラ勝ちで制して幕を閉じた。
《📷写真》
👆1回戦に続き先発のマウンドに立ったエースのMIMA選手(東方)。
5回を投げ7安打2失点4奪三振にまとめ、勝ち星こそ逃したものの神宅監督の期待に応える投球を見せた。
👆へべれけ高校の先発マウンドを託されたYEBISU選手(へべれけ)。
その少し独特な仕草に兎鉄塁審からは「チャラくない...?」と呟かれた。
4回を投げ9安打3失点2奪三振と打ち込まれたが、大崩れとはならない持ち直しぶりは素晴らしかった。
👆6回表に勝ち越しとなるタイムリーを打った白州選手(へべれけ)。
この日犠牲フライを含む4打数3安打2打点に加え、2盗塁も記録。
打って走ってチームのリードオフマンとして戦い抜いた。
👆7回表に3点差へ引き離す2ランHRを放った魔王選手(へべれけ)。
東方・へべれけ両チームともにどの打順にも強打者が揃っており、投手の削り合いの一戦となった。
👆7回裏、KURODANI選手(東方)のソロHR[上]とSHINKI選手(東方)の2点タイムリー[下]によって土壇場で試合を振り出しに戻した東方打線。
終盤に見せた底力で延長の末、勝利をつかみ取った。
👆8回裏、今大会初の延長となった。後がない中で登板した軽油選手(へべれけ)の魂の5球目を見送るKASODNI選手(東方)と観客たち。これが押し出しとなり東方高校はサヨナラ勝ちを収めた。
*試合後のインタビュー*
へべれけ高校・小山田優監督
「終盤に酒ではないアルコール類(アルコールランプ選手、軽油選手)がちょっとまずかったですね。(酒類たちは頑張ってくれたので)やっぱりお酒しか勝たん!」
「(第4試合後の広報タイム時に)来年は軽油を最強投手にして戻ってきます!!」
東方高校・神宅建士監督
「(展開が展開だけに)勝った気があまりしませんね。色々と見せ場を向こう
(へべれけ高校)に持って行かれた気がします。」
想定上の長期戦かつ消耗戦となった試合に両監督も疲れ切った様子だった。
そして短いグラウンド整備を挟み第4試合へと移る。
⚾2回戦第12試合:トレセン高校vs連合北欧高校
⚾日時:10月13日(水)23:00-
(上記の配信・アーカイブにて *第3試合と同枠配信で行われるため
時間が前後する可能性があります。ご注意ください。)
滋賀県・トレセン高校(兎鉄たまき監督)
vs
スカンディナヴィア連合/岩手県・連合北欧高校(ネジ・ヴォルナット監督)
試合結果:試合後追記
連合北欧 | 0 0 0 0 0 - - | 0 | ヒット数4 | エラー数0
トレセン | 3 0 2 5 X - - | 10 | ヒット数12 | エラー数0
昨年の秋V甲子園決勝戦と同じカードがこの2回戦で実現した。
今大会初戦となる兎鉄たまき監督のトレセン高校は昨年に続き競走馬たちがモデルのメンバー構成となっている。
エースのスペシャルウィークは最速157kmの直球と3方向の変化球を持つ今大会屈指の好投手の1人に挙げられる。打線はグラスワンダー&エルコンドルパサーの長距離打者が中軸に座る重量打線となっており、昨年以上に破壊力のある打線となったようだ。
ネジ・ヴォルナット監督率いる連合北欧高校は、1回戦を巧打者が揃ったハタハタ水産高校(阿沙野暁監督)を3投手による被安打10無失点の完封リレーで制した。打線は前試合に先制のHRを放ったオーロフや打点を挙げたリベットらが上位打線に連なっており、昨年同様にトレセン高校を迎い撃つ。
*試合前インタビュー*
連合北欧高校:ネジ・ヴォルナット監督
「(昨年決勝で戦った)あのトレセン高校...また来ましたね!?
あの時かかされた冷や汗、忘れていませんよ!
去年と同じようにマウンドに埋めてさしあげましょう!」
トレセン高校:兎鉄たまき監督
「少し得点力が低いチームなので3点くらい取ってしっかり抑えて勝ちに行ければと思います。」
今大会注目投手の一角、スペシャルウィークは1回表の連合北欧打線を幸先よく3人で打ち取る。
対する連合北欧は1回戦2番手でリリーフしたリトヴァクが先発のマウンドに立つ。1回裏、1番のテイエムオペラオーにヒットを許すと盗塁を決められる。1アウト二塁で迎えた曲者3番セイウンスカイを追い込むも高めに浮いたシュートを左中間に打ち返され先制のタイムリーを献上する。
先制したトレセン打線は2アウトからグラスワンダー、メイショウドトウの左方向への連続タイムリーを決め、0-3でスペシャルウィークをアシストする。
反撃に出たい連合北欧は2回表、4番オーロフが打席に立つ。兎鉄監督が警戒している打者の1人でもある彼とスペシャルウィークの対決はバッティングカウントで低めのスライダーを引っかけさせショートゴロに打ち取った。さらに続くオイゲンの伸びる打球には 甲子園の芝を軽快に駆け抜けるメイショウドトウが追い付きレフトフライ。野手陣は守備面でもスペシャルウィークを支えていく。
立て直したい連合北欧先発リトヴァクは2回裏、モンジュー、スペシャルウィーク、テイエムオペラオーの3人を連続三振に取りナインを見守るネジ監督の表情にも笑みが浮かんだ。
3回表、1アウトからリトヴァクが自らのバットで出塁を決めると続くモールバラも繋ぎ1アウト一塁二塁とこの試合最初のチャンスを作る。しかしここで総大将スペシャルウィークが本領を発揮する。
外のカーブに意識を向けさせてからのインに食い込むストレートを打ち損じたボリス三世の打球を捕球したサードエルコンドルパサーは三塁ベースを踏みフォースアウト、すぐさまファーストに送球しこれもアウトに取り併殺でピンチを脱した。
この好プレーを演じたエルコンドルパサーは3回裏、1アウト一塁で迎えた第二打席で連合北欧2番手ベアトリスの4球目を真芯で豪快に捉えた。
吸い込まれるように打球はレフトスタンドに消えていき、飛距離140mの大きな2ランHRとなった。
被弾を許したベアトリスは母国の家族の安全を案じ、ここから決死の投球を見せ、後続を打ち取り汗を拭った。
4回表、スペシャルウィークとオーロフの二度目の対決は1アウト一塁で迎える。バックの守備を信じるスペシャルウィークは前の回に併殺に打ち取った内角低めギリギリのコースに向けてカーブを投じる。これを打ち損じてしまったオーロフの打球はショートテイエムオペラオーに渡り、6-4-3のダブルプレーとなってしまった。
エースの好投と守備の流れでリードを広げたいトレセン打線は4回裏、1アウト一塁三塁のチャンスを作ると2番キングヘイローの打球はショートの深い位置へ飛び、一塁ランナー俊足テイエムオペラオーが二塁を陥れるタイムリー内野安打となった。続くセイウンスカイがヒットで続き1アウト満塁でベアトリスを降板させる。
連合北欧は今大会初登板となるマルグレーテを3番手としてマウンドに送り、エルコンドルパサーを三振に抑えるも続く5番グラスワンダーに投じた4球目、内角高めストレートはグラスワンダーのバットコントロールとパワーによって右中間スタンドに運ばれ満塁HRを許してしまった。
なおも撃ち込まれるマルグレーテを降板させ、4番手のフロールヴを投入し後続を断った。
10点差がついたことで5回コールドの可能性が出てしまった連合北欧は5回表、先頭のオイゲンが食らいついて出塁。
続くミハイルはスペシャルウィークの緩急に惑わされ見逃し三振を喫する。
続く伯爵が1ボール1ストライクとされたタイミングでネジ監督はタイムを入れ、ピンチヒッターにグリペンをコールする。
しかしスペシャルウィークのキレのあるカーブをグリペンの打球はまたもショートを守るテイエムオペラオーのミットの中に、セカンドフォースアウト後ファーストへの送球も間に合いダブルプレーとなりゲームセット。
総合力の戦いになると思われた戦いはトレセン高校が連合北欧高校を打力で圧倒し、0-10の5回コールド勝利を抑えめた。
《📷写真》
👆1回表を抑え、ベンチへ引き上げるマウンドの総大将スペシャルウィーク選手(トレセン)。今大会屈指の強さを誇る右腕は5回4安打無失点2奪三振に加え、3併殺で連合北欧打線を攻略した。
👆1回裏、リトヴァク選手(連合北欧)から2点目となるタイムリーを放つグラスワンダー選手(トレセン)。
👆2回裏、トレセン打線を3者連続三振に抑え込んだリトヴァク選手(連合北欧)。初回に4安打3失点を許したことを試合後悔やんでいたようだが、1回戦で魅せた好投をこの試合でも見せてくれた。
👆攻守で活躍したエルコンドルパサー選手(トレセン)。
1枚目は3回表に軽快な守備でダブルプレーを決める様子、2枚目は3回裏の第二打席で140mの大きな2ランHRを放った瞬間。
👆4回裏、3番手マルグレーテ選手(連合北欧)から勝負を決める満塁HRを放ったグラスワンダー選手(トレセン)。グラスワンダー選手はこの日3打数3安打5打点1HR。いずれも二塁打以上で今大会屈指のスラッガーとして名を連ねることになりそうだ。
👆試合が終わり、お立ち台に上がるスペシャルウィーク選手とグラスワンダー選手(両名ともにトレセン)。ターフの上では同期として死力を尽くして戦った2人だが、今大会はそれぞれ投打でチームを引っ張ることになる。
*試合後のインタビュー*
連合北欧高校・ネジ・ヴォルナット監督
「リトヴァクもベアトリスも撃ち込まれてしまってどうしようもなかったですね...。スコールも出したかったのですが。トレセン高校には優勝してほしいです。」
トレセン高校・兎鉄たまき監督
「思ったより点を取れました。本当にびっくりです。次戦(脳筋高校(藤咲まろん監督))は人間超えのメンバー対決ですので、またよろしくお願いします。」
10月13日に行われた2試合は方や今大会初の延長戦、方や今大会初の5回コールドという展開としては極端なカードになった。
しかし両チームのプレーに観戦に駆けつけたリスナー方も大いに盛り上がった。
秋V甲子園 総合インフォメーションはこちら
熱い熱戦が繰り広げられる秋V甲子園へのエールをよろしくお願いします!
(ここまで閲覧いただきありがとうございました! *御坂晴海*)
*10/18更新:神宅建士監督のお名前で「”宅”が”託”」の誤植がありましたので訂正いたしました。神宅建士さんにこの場を借りてお詫び申し上げます。
最後まで閲覧ありがとうございました。サポートについては受け付けない方向で活動を続けていこうと思います。お気持ちだけでありがたいことこの上ありません。是非次回以降も閲覧&気に入ればスキ押しをよろしくお願いします☀