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スイスコロナ禍一人旅行記【ベルナーオーバーランド編①】

皆さん、こんにちは。
前回に引き続きスイスの旅の記録をまとめていきます。

前回はツェルマットでの旅の記録をまとめました。気になる方は下のリンクからぜひ見てみてください!

今回から2回に渡ってベルナーオーバーランドを観光した際の記録をまとめていきます。

ベルナーオーバーランドとは、アイガーメンヒユングフラウの3山に代表されるアルプスの名峰が連なる、ベルン州の南部の高地帯のことで代表的な町としては下記が挙げられます。

インターラーケン Interlaken
ウンターゼーン Unterseen
グリンデルワルト Grindelwald
ラウターブルンネンLauterbrunnen
シュテッヘルベルク Stechelberg
ヴィルダースヴィル Wilderswil
ヴェンゲン Wengen
ミューレン Mürren
ブリエンツ Brienz
トゥーン Thun
シュピーツ Spiez
グシュタード Gstaad
カンデルシュテーク Kandersteg

上記の町を全て観光したわけではないのですがインターラーケンを拠点に4日間かけてこの周りを観光しました。

それではスタートです。


インターラーケンへ

サン・モリッツからインターラーケンへ移動します。この場合、フィスプとシュピーツの2駅で乗り換えが必要となります。

朝7:00 ホームで待機しているフィスプ行きの普通電車に乗り込み、フィスプを目指します。

サン・モリッツからは約1時間です。

ザンクト・ニコラス駅

フィスプに予定通り到着し、隣ホームに来たバーゼル行きの特急に乗り込みます。本当は駅の写真とか撮りたかったんですが、乗り換え時間が短くてできませんでした・・。

バーゼル行きの特急でフィスプ駅から約30分、シュピーツ駅に到着しました!

シュピーツ自体はあまり大きな街ではないのですが、この駅を拠点にモントルー、ベルン、インターラーケン、フィスプ方面の電車が乗り入れするため全ての特急電車が止まる重要な駅になっています。

シュピーツ駅

シュピーツからインターラーケンまでは約30分です。
美しいトゥーン湖を見ながらインターラーケンに向かいます。


美しい湖畔の街並み

実は、インターラーケンと言ってもインターラーケンヴェスト駅インターラーケンオスト駅があり、それぞれ別の駅になっているので注意が必要です。自分の予約したホテルの最寄り駅がどちらなのかよく調べてから現地に行くことをオススメします。
※ 実際に間違えて降りてしまっている人がいました。

私はインターラーケンヴェスト駅の近くに宿を予約したのでヴェスト駅に向かいました。

そして、インターラーケンヴェスト駅に到着しました!

インターラーケンヴェスト駅

グリンデルワルド方面に行く登山鉄道は、オスト駅から出発するためヴェスト駅の規模は小さかったです。
ちなみに駅のトイレを利用するためには現金が必要なので、持っていない場合は電車のトイレを利用しておくと良いと思います。

これはスイスに限らず、ヨーロッパ全域での習慣となっており日本のように必ず無料でトイレが利用できるわけではありません。なので、ヨーロッパを旅行される場合は電車やホテル、レストランなどの施設でなるべくトイレを済ませるようにしてお腹の中を空にしておくことをオススメします!

駅前の様子1
駅前の様子2

遊覧船でトゥーン湖を堪能

ホテルのチェックインまで時間もあり、天気も良かったので遊覧船でトゥーンまで行ってみることにしました!

時間もちょうど良かったため、待ち時間も少なくて済みました。スイストラベルパスが有効なので、このパスを持っていればそのまま乗り込むことができます。

遊覧船乗り場は駅の隣にあるため、案内に従って歩けばすぐに辿り着くことができます。

トゥーン湖の遊覧船

ここから約2時間のクルージングです!

遊覧船からの風景1

スイスは水の色がエメラルドグリーン色なので晴れている日はとても綺麗に見えます。

山と湖の組み合わせはツェルマットアンデルマットでは見れない風景なので新鮮味があり、感動しました。

遊覧船からの風景2

遊覧船は途中シュピーツ等の港に寄りながらトゥーンを目指します。

遊覧船からの風景3

シュピーツ?に到着した時の写真。沢山の人が乗ってきました。

出発して1時間半、大分トゥーンに近づいてきました。雪山は見えませんでしたがこの山々の反対側にツェルマットがあります。

遊覧船からの風景3 この山の向こう側にツェルマットがあります。

そして2時間たっぷり風景を堪能してトゥーン駅に到着。こちらもやはり船の乗り場と駅が近距離にあります。インターラーケンの近くにはブリエンツ湖とトゥーン湖がありどちらも遊覧船が運航されているので天気が良かったらぜひ乗ってみることをオススメします!

トゥーン駅

トゥーン駅に移動するとジャストでインターラーケンオスト行きのICEが来たのでそれに乗り込み、インターラーケンオストに向かうことにしました。

30分ほどでインターラーケンオスト駅に到着しました。

インターラーケンオスト駅、ヴェスト駅に比べて規模が大きいです

インターラーケンオスト駅は、ベルン方面の特急が乗り入れする他、ルツェルンやグリンデルワルド方面に行く電車が来るので規模が大きくなっています。

ちなみにオスト駅とヴェスト駅は全然歩いても移動できるので賑やかな通りを通って移動するというのもありです。

インターラーケンオスト駅 2
ルツェルン方面に行く電車、ゴールデンパスラインのルートにもなっています。


グリンデルワルドに向かう青い電車

駅をすぐ出るとアーレ川が見えます。美しいエメラルドグリーン色です!

アーレ川

グリンデルワルド方面に行っても良かったのですが、この日は移動してきた日でもあったので、インターラーケンの街を堪能することにしました。

ハーダー・クルム展望台

インターラーケンにある有名な展望台の一つ、ハーダークルム展望台に行ってみることにしました!展望台行きのケーブルカーはオスト駅の近くに乗り場があり、そこでチケットを買うことになります。スイストラベルパスを持っていると50%引きになるので持っている場合は必ず割引の方を選ぶようにしましょう!

ケーブルカー乗り場 分かりやすいので迷わないと思います

結構な勾配を登っていきます!途中トンネルを通ったのですが、ディズニーランドにあるアトラクションと遜色ないほど迫力がありました。
こちらもリアルビッグサンダーマウンテンでした!

こんなところを登っていきます。

トンネルを通過した時の様子はYouTubeにもUpしているので是非!!

途中下りのケーブルカーとすれ違いました。

すれ違った瞬間 みんなカメラを構えてました笑笑

約20分ほどで頂上に到着します!
展望台までは歩いて3分ほどです!

頂上駅

駅から少し歩いてレストランが見えたら展望台です!ケーブルカーでも上がってこれますがハイキングして登ってくることもできます。

ハーダークルム

展望台からはインターラーケンの街やユングフラウヨッホの山を見ることができます!晴れていれば間違いなく絶景なのでぜひ登ってみることをオススメします!

展望台からの眺め1

トゥーン湖やブリエンツ湖も見渡すことができます。

展望台から見たトゥーン湖

緑と青の色の組み合わせが美しいです!

もう一枚 展望台から!

十分に堪能して展望台を降りることにしました。

頂上駅

がここでトラブルが発生し、チケットをどこかに落としたことに気付きました。探しても見つからなかったので、購入した時のレシートを見せてチケットを落としたことを伝えると係員の人が通してくれました!

チケット類を購入した時は必ずレシートも受け取ってちゃんと持っておきましょう!どこかで役に立つかもしれません!

ホテルへチェックイン

遊覧船とハーダークルムを堪能しているとチェックインの時間がやってきました。

電車でヴェスト駅に戻ることもできましたが、大通りを通ってヴェスト駅まで歩いてみることにしました。

オスト駅に戻ってきました

この大通りがインターラーケンで最も栄えているところになり、ホテルやレストラン、お土産ショップが沢山並んでいます。なんと日本庭園もあり、鯉が泳いでいました! 周りの雰囲気と明らかに異なるのですぐに見つけることができると思います。通りの左側にあります。

この通りを真っ直ぐ行くとヴェスト駅にたどり着きます

途中大きな広場があるのですが、建物が無いため地上から雪山を見ることができます!

途中にある公園からはチラッと雪山を見ることができます

オスト駅からヴェスト駅までは大体15~20分ぐらいみておけば問題なさそうです。私は店や街並みなどを見ながらゆっくり歩いたので、急げば10分とかで移動できそうです。

大通り

そしてホテルに到着!
他のホテルと建物が一緒になっていたので入り口が分かりにくく少し迷ってしまいました。

部屋は6人1部屋のドミトリータイプの宿でした。一緒の部屋にいたカナダ人や韓国人の方と仲良くなりました。

こういう出会いがあるところが旅の醍醐味だと思っています。ドミトリータイプの宿だとこのようなことはよくあるので一人旅の際はこのタイプの宿に宿泊してみることをオススメします!

ホテルには共用のキッチンやシャワーがあり簡単な料理であれば自炊することができます。

別の記事でも書いたのですが、スイスは物価が高く毎食レストランを利用するわけにもいきません。なのでこのような自炊できる環境やスーパーを利用することが重要になってきます。

共用のスペース

テラスもあり、ここでご飯を食べることができます。

テラス

ということなので、近くにあったスーパーで、麺とトマト缶、ベーコンを買ってきて簡単なパスタを作ってみました。お腹が減っていたこともあり自分で言うのもあれですが、ものすごく美味しかったです。

インターラーケンでの夕食は全てこのパスタにすることに決めました笑。

自炊した夕食のパスタ!! テラスで風景を楽しみながらいただきました

ご飯も食べ終えた後、次の日から始まる本格的な観光に備えて下調べをした後にすぐに寝ました。

シーニゲ・プラッテ

本格的なグリンデルワルド周辺の観光1日目のスタートです。
この日は、シーニゲ・プラッテ、グリンデルワルド、フィルスト、クライネ・シャイデックを観光しました。

まずは腹ごしらえです。このホテルの朝ごはんはビュッフェ方式でお願いするとあったかいカプチーノを出してもらえます。そとで頼むと700円ぐらいするのでありがたかったです。

豪華な朝ごはん!!

腹ごしらえを終えていよいよ観光スタートです。
まずシーニゲ・プラッテに向かうのですが、そのために一度オスト駅に向かい、青い登山鉄道でヴィルターズウィル駅へ行く必要があります。

オスト駅に移動すると電車がホームで待機していました。この電車に乗れば良いのですが注意すべき点があり、前と後ろの車両で行き先が異なります。前側がラウターブルネン行き、後ろ側がグリンデルワルド行きとなっており間違えると大変なことになるので注意しましょう。

分からなかったら周りの人や駅員さんに確認するのが確実です!

グリンデルワルド・ラウターブルネンに向かう青い登山鉄道

ヴィルターズウィル駅へはオスト駅から7分ほどで到着します。

ヴィルターズウィル駅

街並みも綺麗でオスト駅からも一駅というアクセスの良さを考えるとここでホテルを予約してしまうというのも良さそうです!

ホームにシーニゲ・プラッテのマスコットキャラがいました。

シーニゲ・プラッテ行きの登山鉄道は隣のホームから出ますが、時間が少しあったので街の近くをぶらぶらして時間を潰すことにしました。

駅にはスーパーやトイレ、観光案内所が併設されています。

登山鉄道が発着するホーム まだ電車は来ません

しばらくしてホームに戻ると電車がきていました。可愛らしい見た目をしていますがこれで山をぐんぐん登っていきます。

登山鉄道

ここから頂上までは約1時間、絶景を楽しみます!

ぐんぐん登ります

あっという間にブリエンツ湖がこんなに小さく見えるところまで登ってきました。

絶景を楽しんでいると頂上に到着、朝一番の電車だったのでまあまあの混雑具合でした。

頂上駅

頂上からの眺めは最高で、グリンデルワルドの街や雄大なアルプスの山々の風景を楽しむことができます!

グリンデルワルドの街が見えます


駅を正面から見た様子

レストランは駅からしばらく歩いたところにあります。朝早かったのですが既に営業を開始していました。

駅から少し登ったところからも雪山を楽しむことができました。

レストラン兼展望台

この後は、グリンデルワルドに向かうため再び山を下りました。

グリンデルワルド

ヴィルターズウィル駅に再び戻ってきてここからグリンデルワルドを目指します。今回はグリンデルワルドに行くので後側の車両に乗ります。

一応登山鉄道ということにはなっていますがもの凄くスピード出して登っていきます。

川に沿って登っていきます

だんだんスイスっぽい景色が広がってきました。

こんなところに住んでみたいですね!グリンデルワルドにも泊まろうかと思ったのですが、ベルンやルツェルンに行くことも考慮して今回は断念しましたが現地に来て一泊ぐらいすればよかったかなと少し後悔・・。

そのぐらい素晴らしいところです!

約30分で終点のグリンデルワルドに到着!
左側に止まっている黄色の電車に乗るとクライネ・シャイデックに行くことができます。

こちらも電車によって行き先が全く違うので焦って違う電車に乗らないようにしましょう!

このように区間ごとに違う運行会社が変わるので複雑な構成になっています。あんまり電車に強くない人は周りの人に聞いてから乗った方が良いかもしれません。

グリンデルワルド駅
クライネシャイデック行きの登山鉄道

グリンデルワルドの駅前には日本語案内所があるのですがなんと2022年9月30日で閉鎖すると張り紙が貼られていました・・・。

コロナの影響で日本人の観光客が少なくなったためでしょうか・・。
中国人や韓国人が多く来ているなかこのようなことになってしまっているという状況に少し悲しくなりました・・。観光に限った話ではありませんが、グローバルでどんどん日本の存在感が薄まってきている気がしてなりません。

ちょっと話が逸れましたが、グリンデルワルドの街の観光の話に戻ります。

グリンデルワルドの街並み
グリンデルワルドの街並み2

Youtubeにも動画をUpしましたのでぜひこちらも!!

フィルスト展望台

グリンデルワルドからはいくつものロープウェイやバスが出ており、ブスアルプなどの見どころにアクセスできるようになっています!

いくつか候補がありましたが今回はフィルスト展望台に向かうことにしました!フィルスト展望台へ向かうロープウェイはグリンデルワルド駅から徒歩15分ほどの場所にあります。

ロープウェイでに乗って30分ほどで頂上に到着します。

フィルスト展望台に到着

展望台にはさまざまなアトラクションが用意されており、事前にチケットなどを購入しておいた方が良いと思います。

頂上からの眺め

見どころについてはスカイウォークの他、歩いて1時間のところにあるバッハアルプゼーになります。今回は、そのバッハアルプゼーまでハイキングしてみることにしました。

往復約2時間のハイキングコースになっていて最初は登りですが後は平坦が続く初心者にも優しいコースになっています。

ものすごい眺めです!

フィルスト展望台がどんどん小さくなり見えなくなった頃にバッハアルプゼーに到着します。

バッハアルプゼー 1
バッハアルプゼー 2

天気が快晴だったのでとても良い写真が撮れました!逆さマッターホルンとはまた違う良さです!

ものすごい景色なので天気がよかったら時間をかけてもここにくる価値があると思います!

バッハアルプゼーからの風景! 1時間歩いてくるだけの価値アリです。

フィルスト展望台に戻る途中に牛さんと遭遇しました。
ザ・アルプスという感じです。

牛さんに遭遇 ガランコロンという音が馴染んできました

展望台に戻ってきて2つ目の目どころに行きます。それがこのスカイウォークです。壁にへばりつく形で吊り橋などが設置されており、断崖絶壁を歩きながら景色とスリルを味わえるようになっています。高所恐怖症の人にはキツイかもしれませんが、二度と来れないかもしれないのでぜひ歩いてみることをオススメします!

再びに展望台に戻ってきました

スカイウォークはこんな感じです。

スカイウォークです

吊り橋もあるのですが普通に揺れるのでスリル満点です。

こんなところに吊り橋が・・。

ゴールには記念撮影ができるような特別な場所が設けられています。
ここは周りに一才障害物がないので良い写真が撮れると思います!

私もこの旅行中のベストショットをここで撮影しました!

フィルスト展望台でユングフラウヨッホの山をバックに一枚!

他にもアトラクションがあり、半日かけるつもりで計画を立ててみても良いかもしれません。少なくとも3時間はみておきましょう!

クライネ・シャイデック

フィルストの後は、この日最後の観光スポットであるクライネ・シャイデックに向かいました。

グリンデルワルドからはクライネ・シャイデック行きの電車で40分ほどで行くことができます!

クライネ・シャイデックは、ラウター・ブルネンから登ってくる登山鉄道との接続駅になっている他、ユングフラウヨッホ行きの電車に乗り換えるための駅になっています。その他、カフェやレストランがあるためここでお茶をしながらユングフラウヨッホの風景を楽しめるようになっています。

クライネ・シャイデック駅
グリンデルワルドから乗ってきた登山鉄道

カフェも結構大きいです。

カフェ

目の前には雪山が広がっており迫力があります!

雪山が目の前です

カフェの反対側にユングフラウヨッホ行きの電車のホームがあります。
乗るのは次の日までお預けです。

ユングフラウヨッホ行きの登山鉄道
上の方にアイガー・グレッチャー駅が見えます

近くにレストランがあったのでそのテラスから写真を撮ってみました。

十分に風景を楽しんだ後、ラウターブルネン経由でインターラーケンに帰りました。クライネ・シャイデックでゆっくりするというプランでも全く問題なさそうです!

ラウターブルネン駅

ユングフラウヨッホ

観光2日目は、ユングフラウヨッホシルトホルンを巡りました!
ユングフラウヨッホは特別な場所でヨーロッパの中でも標高が最も高い駅になります。山の中に駅を作ってあるので地下になるのですがこれを110年前に開通させたというのがすごいところです。

そして、スイストラベルパスなどを所持していても100%割引なることはなく約100CHFかかります。やってきた電車に気軽に乗って行けるわけではないのでタイミングなども重要になります。

例えば曇っている日に登ってしまうと風景が全く楽しめないので、複数日滞在する場合には日本でチケットを購入せずに現地で買った方が良いと考えています。これは後述するシルトホルンにも言えることです。特にシルトホルンの方については曇ってしまうと本当に何も見えなくなるので登る価値が無くなってしまいます。ロープウェイ乗り場には頂上の様子をリアルタイムで表示してくれているビデオがあるので必ず確認してから乗るようにしましょう!せっかく行くのに何も見えなかったらもったいないですしね!

ユングフラウヨッホ行きの電車は時間が決まっているためそれにも間に合うようにクライネ・シャイデックに到着している必要があります。乗る電車を間違えないようにしましょう!山手線のように頻繁に来るわけではないので1回間違えるとアウトになる可能性があります。

早朝のラウター・ブルネン
ぐんぐん登ります

途中止まってウェンゲン駅からはメインリッヒに向かうロープウェイが出ています。

ウェンゲン駅

だんだん雪山が近づいてきました。

こんな眺めです

ユングフラウヨッホが見えます。

ユングフラウヨッホ

無事に時間通りにクライネ・シャイデックに到着することができました。
ホームで登山鉄道が来るのを待ちます。

座席予約をしたのですが正直あまり意味がないような気がしました・・。

10分ほどしてこの日乗った赤い登山鉄道が来ました!これでユングフラウヨッホに向かいます!

ユングフラウヨッホ登山鉄道はとても変わっていて山の中を走る関係で全行程の3/4がトンネル内ということになっています。

そのため外の景色を楽しめるのはアイガー・グレッチャー駅までになります。

ユングフラウヨッホ登山鉄道

出発してすぐにアイガー・グレッチャー駅に到着します。ここを出るとひたすらトンネルを進むことになります。

アイガー・グレッチャー駅 1
アイガー・グレッチャー駅 2

トンネル内を進んでいると途中駅に止まります。そしてこの駅で若干の停車時間が用意されており、氷河を見ることができます!
ちなみに気温はかなり低くなっているので防寒対策必須です!

氷河です

ちなみに車内はこんな感じです。

途中駅を出て15分ほどでヨーロッパで最も標高が高いユングフラウヨッホ駅につきました!

ここからは時間との勝負です。ユングフラウヨッホ鉄道では帰りのチケットの時間も指定されるためこの展望台にどのくらい滞在できるかが決まります。そのため前もって展望台の構造を把握し見るポイントを決めておくことが重要となります。

焦ることは絶対ダメなので、事前に地球の歩き方などを熟読しておきしっかり頭に叩き込んでから行くことをオススメします。

ユングフラウヨッホ駅

雪山の中の施設なのでもっとあまり期待していなかったのですがなんと内装などはかなりしっかり整備されており本当に氷河の中にある施設なのかと疑ってしまいます。

展望台の中の様子

現地にも地図はありますが、確認程度で済むように事前に調べておきましょう!とにかく時間との勝負です。

簡単な地図

ここからも氷河を見ることができます。

展望台の中から見た氷河

スフィンクス展望台に行くためにはエレベーターに乗る必要があるので、乗り場まで移動します。歩いて5分くらいです。

結構寒いです。

エレベーターに乗りついに展望台の一番上に来ました!
めちゃめちゃ寒いですが景色は最高です!
天気が晴れていて本当によかったです。

展望台
展望台からの眺め1

ガラス越しではなく直接氷河を見ると迫力が違います。ツェルマットでも氷河の近くまで行きましたがユングフラウヨッホの方が迫力があった印象でした。

氷河
カラスもどき?の鳥がいました。

展望台のすぐ横は断崖絶壁になっており本当によくこんなところに展望台を作ったなとただただ感動するばかりでした。
こんな環境ですので、先人達の苦労は並みのものではなかったはずです。

展望台の目の前は断崖絶壁になっています。

景色を目に焼き付けた後、内部のアトラクションを楽しむために一旦中に戻りました。内部にはこのように装飾されています。

イッツ・ア・スモールランドに似ています。

ただ、単なるアトラクションではなく建設当時の写真や事故の内容がまとめられているゾーンもあります。やっぱり過酷な作業になっていたようです。
こんな風に楽しめるのも先人達の努力あってのものですね!

当時の写真などが飾られています。

ツェルマットと同じようにプラトーもあり、氷の彫刻などを楽しむことができます。

Top of Europe 

展望台の他にも外に出ることができ、スイスの国旗をバックにして記念撮影することができます。

また、簡単な体験型のアトラクションも楽しむことができ、ハーネスをつけて一気に下るということができます!

氷河の中でこんなことができる場所はなかなか無いのでぜひトライしてみてはいかがでしょうか?とても楽かったですよ!!

アトラクションがいくつかあります

そして楽しかった時間はあっという間に過ぎ帰りの電車に乗る時間がやってきました。今後の人生でチャンスがあればまた来たいと思います。

ありがとう、ユングフラウヨッホ!

クライネ・シャイデック駅に戻って来ました。

シルトホルン

クライネ・シャイデックに戻った後はシルトホルンに向かうためにラウター・ブルネンまで下りました。

シルトホルンに行くにはミューレンからロープウェイに乗る必要があります。ここからロープウェイと登山鉄道を乗り継いで行くことになります。

ラウターブルネンからミューレン方面に登るロープウェイ
ロープウェイと接続している登山電車 これでミューレンに向かいます

登山電車の終点駅からシルトホルン行きのループウェイ乗り場までは、15分くらい歩くことになります。

ミューレンへ向かう道 1
ミューレンへ向かう道 2
ミューレンへ向かう道 3
ミューレンへ向かう道 4

乗り場に着いたらシルトホルン行きとは別に下り方面のロープウェイがあるので間違えないようにしましょう。シルトホルンまではスイストラベルパスがあれば50%引きになるので必ず窓口の方に話しかけて割引してもらうようにしましょう!

ちなみに下り方面であればスイストラベルパスをもっているだけで乗ることができます。

また、ミューレンから直接シルトホルンに行けるわけではなく途中で乗り継ぐことになります。

BRIGからの眺め
BRIGからの眺め 2

ロープウェイからの眺めも迫力満点です!

ロープウェイからの眺め

ここまでいくつも乗り継いできましたがようやくシルトホルン展望台に到着しました!来るのがかなり大変なのでやはり天候はしっかり確認してから来た方がよいです。

シルトホルン展望台に到着
シルトホルン展望台

遠くまでかなり見渡せるので晴れていれば素晴らしい景色を見ることができます!

シルトホルン展望台からの眺め 1
シルトホルン展望台からの眺め 2 

もちろん雪山も見ることができます!
ですが、クライネ・シャイデックからみる姿とは全く別ものです!

なのでこの姿を見るためにも晴れている時に来ましょう!

シルトホルン展望台からの眺め 3

シュタウプバッハの滝

さぁ、最後の観光ポイントであるシュタウプバッハの滝に向かいます。
実はシルトホルンへ行くルートは2通りあり、行きと帰りでルートを変えることが一般的みたいです。

今回行くシュタウプバッハの滝は、ラウターブルネン駅から徒歩15分ほどのところにありますので、まずはラウターブルネン駅に戻ります。行きとはルートを変えてロープウェイを乗り継いでバスで駅まで戻りました。

バスでラウターブルネンまで戻ります。

駅に着いたら滝まで歩きます。シュタウプバッハの滝はヨーロッパ有数の落差をもつ滝で、かなり目立つので迷うことなくたどり着くことができます。

シュタウプバッハの滝までの道 1
シュタウプバッハの滝までの道 2

歩いて10分くらいで見えてきました!

シュタウプバッハの滝

近くで見るとさらに迫力があります。

シュタウプバッハの滝 2

この位置でも十分迫力を味わるのですが、シュタウプバッハの滝の内側まで行くことのできるルートがあるので登ってみました。

こんなところを登ります

ラウターブルネンの街を見下ろすこともできます。

ラウターブルネンの街

ルートの最後まで行くと滝をこんな間近で見ることができます!

滝の裏側までこれます!

特に有料というわけではないので〆には良いと思います!

この後は歩いてラウターブルネンまで戻りました。

ラウターブルネン駅
ラウターブルネン駅 2

長かったですが、ベルナーオーバーランド編①は以上となります。
グリンデルワルド周辺は交通網が発達していていろんな場所に行けるのですが、それゆえに初めて来る人には複雑に映ってしまい、色々と戸惑うと思います。

なので現地で楽しく観光できるように事前に調査しておくと良いと思います。天候などにも左右されるため必ず数日は滞在するように計画を立えた方が良いです。私は2日かけましたがそれでもまだ足りないと感じたため2,3日は時間をかけるつもりでいた方が良いです。

次回は、ブリエンツ湖などをまとめていきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
皆さんも良い旅を!!

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