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利他の心


なんだか『嫌われる勇気』を読みたい気分だ。

人にどう思われるかより、自分がどう思うかだ。

これこそが、新しい価値観であり、幸福への鍵だと思ってきた。
確かにそれはなんだかスッキリして愉快な生き方だと思う。

でも、バランスが難しいなと思う。
近頃私は葛藤している。
自分はこうしたい。しかし他人が絡む問題だったら?
友達を遊びに誘うのも、自分が誘いたいから誘う。
告白をしたり、或いは告白できなかったり。
色んな言い訳をつける。

結局自分が傷つくのが怖かったり、
相手にどう思われるかばかりにとらわれていたりするのだ。
相手のことなんて何にもみちゃいない。

人の事を考えましょうというフレーズは
頭の中に既にインプットされているか、どこまで本質的な意味を捉えて、落とし込んで実践できているだろうか。

下心には下心で返されるというフレーズを先頃きいて
少しはっとした。

下心というのは何も性的な意味だけではないのだ。
相手に好きになって欲しいとか、一見純粋そうな思いも裏を返せば自分の欲求から来ていたりする。
自分のことがようは可愛いんですよ。(私に言ってる)

相手を思いやる、相手が喜ぶことはなんだろうか?
ニーズとか、この人にとってこれは嬉しいのだろうか。なんだか、恐ろしいことにここ数年
自分の思うままにいきましょう的価値観にハマりすぎて、相手のことを少し疎かにしてきたかもしれない。

数年というのは恐ろしいね。

もちろん自分が幸せになるのがまず大事なのかもしれないけどね。
相手の立場とか、相手は自分とは何もかも違うとか
そういうことを考えられなくなっていた。

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