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西鉄で爆誕した超レア電車を撮ってきた

2023年5月23日、西鉄天神大牟田線で超レアな電車が走りました。それは…

6000形と7000形を連結した
津福行き急行

です。

6000形
7000形

この電車のレアなポイントは2つあります。
1つ目は、異形式連結をしているという点です。ふつう西鉄では同じ形式の車両どうしが連結されるため、異形式連結はめったに見られません。
2つ目は、津福行き急行(以下「津福急行」)という点です。実は津福急行は1日数本しか無いというそもそもレアな種別なのです。

そんなレアな電車が走ると聞き、春日原駅へ直行。撮影してきました。


いざ撮影

西鉄の駅は入場券という概念が存在しません。
「電車に乗らないが入場したい」という際は、有人改札で入場したい旨と理由を言うと、基本的にはすんなりと通してもらえます。

一昔前は入場証がわたされていたみたいですが、自分はわたされませんでした。感染症の関係ですかね。

エキセンから

駅の北側で例の電車を待ちます。線形がストレートなので、桜並木駅も見えていますね。

練習電

春日原駅では初の撮影でしたが、時間の都合上これだけしか練習できませんでした。

そして本命の津福急行が来ました!

7000形が先頭なのに確かに長いぞ!
(天神大牟田線の7000形の運用はふつう4両)
後ろ4両の6000形
トプナンの呪い

うぉぉぉ、これはアツい!

やって来た時、こう思いました。理由はただ1つ。ふだん優等種別の運用に入らない7000形が先頭に立って入線したからです。
具体的には何がアツいか。それは7000系列では普段使われない急行灯が点灯していて、なおかつ前パンなことがアツいのです。
急行運用で下枠交差式パンタグラフの前パンなのは、そこまで見られる機会がないので最高なんです。

ちなみに、前日にも異形式連結の編成がこの運用に入っていました。その日は下り方に6000形がついていたので、十分ネタではあったものの今回のほうがネタ要素が多かったです。

ここまで来たんだから、せっかくならもっと撮影しよう!
と、いうことで、この後もしばらく新カメラの練習がてら撮影をしました。

日常鉄

ここからは、津福急行が通過してから撮影した写真を載せていきます。一部見苦しい写真があるかもしれませんが、「練習の過程で撮った写真」ということも残したいので載せています。

まずは少しずつ廃車が始まった5000形からです。

5126F+初期車3B
初期車はパンタグラフが1つしか付かない
5124F+5117F
(5117Fは白飛びしたので割愛)
5113F
残存している編成の中ではかなり高齢
(現時点では5111Fが最高齢)
5129Fと友情出演9007F
5129FはHゴムが白の希少編成 今後黒になるだろう
5035F
まだかなり若い部類なので、しばらく残りそう

次に6000/6050形。

6154F
大善寺行きは6000系列が多いイメージ
6703F
特急ではあるものの、前パンはレア感があって良い
6702F
ちなみに6000形の前パン編成はもともと2両編成だった

6000形と6050形、外見はほぼ同じですよね(この中だと6154Fのみ6050形)。この2形式は何が違うかというと、いちばん大きいのは制御方式です。
6000形は抵抗制御、6050形はVVVFインバータ制御になっています。当然、VVVFのほうが新しくて高性能なので、加速度はそこそこ異なっているみたいですよ。

3000形に移ります。

3113F+2連2本
西鉄では日常的にこういういわゆるブツ6編成が走る
3007F+2連(画面外)
2連編成の汎用性の高さがうかがえる
3104F+2連×2
津福行き急行の所定はすべて3000形

ここで一旦話を側線に入線させます。

上記の通り、津福急行の所定はすべて3000形です。しかし、この数日間は「水都」編成の検査、故障編成の運用離脱などで3000形の車両不足が発生したため、本題の変則編成が津福急行もある運用につきました。

そろそろ本線に戻りましょう。

3012F
尾灯が点いたので、もう夜が近い
(西鉄では日中尾灯は点灯させていない)
3010F(旅人編成)
観光列車ということもあり、異彩を放つ存在

それではラスト、9000形です。

9112F+2連
やっぱり9000は幕が弱い(SS1/125以上しか耐えない?)
9001F+2連×2
9000もついに7連運用を始めたようだ
9111F+2連×2
2回目だが、2連は本当に汎用性が高い
9013F+3連
西鉄の特急は飛ばすので初心者に流しはキツい
9006F+3連
夕日の当たり方がなかなか良い感じ

7000/7050形に関しては例の津福急行でしか遭遇していないため、割愛しています。

まとめ

今回初めて春日原駅で長時間撮影をしましたが、南北ともに線形がストレートなので、構図はとりやすかったです。ただ、信号などの電柱があるので、エキセン撮りだとそこは気をつけないとだなと感じました。
今回の撮影は5000形初期車の記録などを通してかなり「鉄分」を補給できたので、有意義かつ楽しい撮影でした。

異形式連結は今後増えるのか、それとももう起きないのか…。増えてくれると鉄オタ的にはおもしろいので嬉しいんですけどね。今後も西鉄の車両動向から目が離せません。

Thank You for Reading!

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