【4370円→○○○円!?】福岡市内で超オトクにバス旅!
2024年4月5日、春休みということでバスにひたすら乗るノープラン旅に出ました。一日のうち人生でいちばん路線バスに乗った日だったので、そのときのことを書いていきます。
(本文中のバスの時刻はあくまてま乗ったバスの定刻であり、実際の乗車時間ではありません)
バス旅行記
弥永団地→西鉄大橋駅
今回の旅のスタートは弥永団地バス停。その名の通り団地に囲まれたバス停です。
大橋駅方面のバス停に着くと、さっそく整列乗車を促す看板がお出迎え。バスの絵はおそらく中型の58MCをもとにしたものでしょう。
桜も見ごろだったので、バスと絡めて撮ってみました。
やってきたのは49番大橋駅行き。これがこの旅最初のバスになります。
まずはこれで大橋駅に向かい、天神·博多方面など行き先の選択肢を増やします。
西鉄大橋駅→天神ソラリアステージ前
大橋でどこに行こうか考えていたとき、いい時間に天神に行けるバスが出ていることが分かったのでそれに乗車することに。
バスを待っている間に少々撮影しました。
まさかの2024年式エルガとご対面!ホイールもなにもピッカピカでした。
63番竹下駅経由博多ふ頭行きに乗ります。天神にはW系統を使えば一直線ですが、あえて少し遠回りの路線に乗りました。
天神まで出てしまえばもう選択肢は無限です。
天神日銀前→下原中央
これからどうしようと考えたのち、ソラリアステージ前から歩いて日銀前に行き、少しおもしろい路線バスに乗ることに。
ここでも少し撮影しました。
10分ほど待つと、そのバスがやってきました。
赤間営業所と天神を結ぶロングラン急行、赤間急行です!しかもこの路線、かなりの確率で高速仕様車が来ます。そのため、路線バスにもかかわらず2×2リクライニングシートという快適空間で移動できるんですよね。
そんな赤間急行に乗車していきます。
今回は下原中央で降ります。
下原中央→天神日銀前
ここ下原中央からはまた赤間急行に乗って、天神に戻ります。
B高が来てほしいなという希望があったものの叶わず、往路はセレガ、復路はエアロエースということになりました。
下原中央は国道3号にあるだけあって、ずっと3号を辿ってきた赤間急行は下原中央時点で15分以上遅れていました。
福岡貨物ターミナル手前でなんと、中央に見えるEH500と並走したんです!多々良川橋りょうで写真を撮れたらよかったのですが間に合わず…
そんなこんなでまた天神に帰ってきました。
天神ソラリアステージ前→博多ふ頭国際ターミナル(中央ふ頭)
天神に戻ってきたので、またどこに行くか考えました。そこで考えついたのがBRTです。連節バスに乗れるかな〜なんて思いながらソラリアステージ前で待っていると…
あ…
シルエットが見えてちょっとがっかり。やってきたのはまさかのブルーリボン代走でした。本来SCANIAが来るはずなのに…
しかし84代には初めて乗るのでいい体験にはなりました。
サンパレスの前で警察などが交通安全の集会をしていたり、マリンメッセにBUMP OF CHICKENのツアートラックや搬入のトラックがいるのを見たりしながら中央ふ頭に到着。
ここは山陽新幹線を走るの新幹線が九州に初上陸する地なので、懐かしみながらあたりを散策しました。
(宣伝を欠かさない)
博多ふ頭国際ターミナル(中央ふ頭)→呉服町
ここで早良営業所に行きたいなと思い、とりあえず博多バスターミナルに行くことに。しかし4分乗り換えというタイトさを鑑みて、遅れの状況などから途中で乗り換えられる呉服町で降りることも考えながらの乗車しました。
ま た 代 走 や ん
やってきたのは連節バス代走のこんどはエアロスターでした。逆に運持ってますなぁ…
結局乗っているバスが遅れはじめていることを確認したため、呉服町から例のバスに乗換ができる祇園町までダッシュ。
しかし、思った以上に両バス停が離れていたこと、想定以上にBRTが遅れたことにより乗り換えに失敗。行程の練り直しを余儀なくされました。
最終的に仕方なく15分ほど歩いて、東中洲バス停までワープすることに。
東中洲→赤坂門
東中洲から、乗ろうとしていたバスの続行の3番脇山小学校行きに乗りました。
東中洲の時点では空席も目立ちましたが、アクロス福岡·水鏡天満宮前あたりから外国人観光客の方がたくさん乗りこんできてほぼ満席になりました。インバウンドの復活をかなり間近で体感できたような気がします。
警固町→六本松
前のバスにそのまま乗っていれば早良営業所に着けました。しかし自分は赤坂門でバスを下車。歩いて警固町まで移動しました。
その理由は、同じ時刻に早良営業所に着く快速バスがあったから。なんとなく飛ばすバスのほうが楽しいような気はしますよね。
というわけで、快速200番早良営業所に乗車しました。
まあこれも途中で下車したんですけどね。その理由はすぐ分かります。
六本松→藤崎
実は快速バスの中で、自分はあることを検索していました。それは、愛宕浜5608·5609の稼働状況。この2台は福岡市内の営業所にいるバスの中で、ベテランランキング1位と2位に君臨する車両たちだったので、乗れるなら乗ろうと考えたわけなんです。
するとなんと、六本松でほぼ待たずに5609が来ることが判明!早良行きを諦め、5609に乗ることにしました。
数分後、11番藤崎行きとしてやってきました!
このバスのベテランだからの特徴、それは…
この降車ボタンです!銀メッキベースのパーツになっているだけでなく、押し心地が全然違うのもポイント。西鉄ではかなりレアになってきています。
藤崎→天神三丁目
藤崎はバスターミナルなので、選択肢もたくさん。自分ここで天神に戻り、海沿いの那の津に行くことにしました。
ここからは2番天神三丁目行きに乗車します。
天神北→那の津四丁目
天神三丁目から天神北までは徒歩1分程度の距離なので、移動も楽でした。
天神北はバスが密集しやすい場所で、このときも7台のバスが1枚に収まるくらいの密集具合をみせていました。
やってきたW3番那の津四丁目行きに乗車します。
夕方の工業地域に向かうだけあって、お客さんもまばらでした。
那の津四丁目にて
那の津にはバスの回転場兼廃車置き場があります。そこを廃車メインで見てみました。
那の津四丁目→天神大丸前
那の津からは多様な行き先のバスが出ていますが、その中でも55番桧原営業所行きで天神に戻ることにしました。
天神大和証券前→野多目ランプ入口
このまま大橋まで向かって、そこから49番で帰ろうと思いました。しかしそれではおもしろくない、そう考えた自分は都市高620番那珂川ハイツ行きに乗車することに。都市高に2回しか乗らないなんて「もったいない」ですからね。
帰宅時間に差しかかってきたため、やはり野多目ランプで大渋滞に遭遇。ですがそれも想定内のダイヤ設定で、遅れが増大することはほぼありませんでした。
野多目ランプ入口→西鉄大橋駅
野多目からは大橋駅へ直行します。62番大橋駅行きはちょっと待っていたらすぐ来るので、それを待ちました。
西鉄大橋駅→弥永団地
さて、この旅ラストのバスとなりました。出発地の弥永団地に49番博多南駅行きで帰ります。
このバスを降車したタイミングをもって、丸8時間のバス旅は終了です!
この旅のまとめ
この旅では15本のバスに乗り、総運賃は4370円となりました…が!?実はそんなに運賃を払わずに乗ることができたんです!その裏技とは…
【新生活応援】福岡市内フリー乗車券
です!!!
この乗車券について説明しましょう。これは3月31日から4月7日までアプリ「my route」内で販売されていたものです。その名の通り、それを買うだけで福岡市内の西鉄バスが乗り放題!なので福岡市を出ないという制限の中ではありますが、運賃を気にせず自由なバスに乗って自由に移動していたわけです。
そんな神がかった内容ですが、いちばん驚きなのはその値段。なんと…
たった300円!
もう一度言います、300円!!
なのでそれを買って、自分は午後だけバスに乗るだけで、
4070円
も得したんです!
西鉄には上と同じ内容の「福岡市内フリー乗車券」が通年1200円(my routeでは1100円)で販売されています。しかし、【新生活応援】がつくという違いだけで、内容はそのまま値段は4分の1まで下がるのです!いやー、大盤振る舞いですなぁ〜
まとめ
初のバスを題材にしたnoteでしたが、いかがでしたか。福岡市内のバスの密度は、ぜひ多くの人に体感してもらいたいです。これを読んだみなさんも、たまには目的地のないバス旅なんてどうですか?
Thank you for reading!
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