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人にやさしくしたいなら、まずは自分にやさしくね

2023年3月8日

昨日の夕方、走りながら気づいてしまった。
私、「負けたくない」と思ってる。
そして、そう思うことを「大人げない」と思って抑えてた。

大したことじゃないんだけれど(となぜか言い訳)、
友人とラン&ウォークのオンラインイベントに参加している。
期間中にラン&ウォークした距離をチームで競うというもの。
チーム戦だから、メンバー同士の勝ち負けは関係ないんだけど、
個人のランキングも表示されるから、
チームのなかで誰が一番距離を伸ばしているかがわかる。

走れる日もあれば走れない日もあるから、
それぞれのペースでやればいいよね、
別に勝ち負けじゃないしー

と頭では思ってるけど、
ランキングがとっても気になってる私がいる 笑

あー、私、負けたくないんだな。
なのに、「負けたくない」と思うことを
「大人げないこと」と思って、抹殺してた。

なーんだ、私、負けたくないんだ。
そっかぁ。

それがわかったから、
ランキングにめっちゃこだわって、

絶対に負けないぞーーー!!!
負けるもんかーーー!!!

心のなかで叫びながら走っていたら、
なんだか笑えてきた。
何に??
大人げない自分自身に?
それとも、いつもすまし顔で
自分の気持ちを否定していた自分自身に?

夕方5時。
ピンク色の夕陽が街を照らしている。

こんな私にも夕陽はやさしいなぁ。
私が自分自身にやさしくなれれば、
他人にももっとやさしくなれるのかな。

そんなことを思っていたら、
ふと、仕事でお世話になったある人のことを思い出した。
私はその人の「大人げない発言」にちょっとイライラしていた。
その人が私に何かして、私が迷惑をこうむった、というわけではない。
むしろ私にはとっても良くしてくれていた。

でも、私が勝手にその人の発言を「大人げないなぁ」と思って、
勝手にイライラしていたのだ。

今振り返ると、
その人は、ただ自分のニーズを素直に口にしていただけ。
一般常識とは少しズレていたかもしれないけれど、
自分にただ正直だっただけだ。

そのときの私は、自分のニーズを素直に口にできなかった。
その場の空気を読んだり、役割の自分を演じたりして、
とにかく周りや社会に受け入れられることばかりしていた。
そこから外れることは「大人げないこと」と自分に禁じていた。

大人げないことを平気で言うその人に、イライラしていたんだ。
自分自身に対してやさしくなれないうちは、
他人にもやさしくなれない。
それがすーっと肚に落ちてきた。

そして、私は勝ち負けにすっごくこだわっている!!!
それを認めよう。

今日も夕方走るつもり。

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