マエダハルミ

ライター/ゲシュタルト療法カウンセラー 「Re-SPECT」(尊重する/もう一度見る)…

マエダハルミ

ライター/ゲシュタルト療法カウンセラー 「Re-SPECT」(尊重する/もう一度見る)をコンセプトに、自分・相手・現実を尊重し、曇りない目でもう一度見つめ直すことで、真実に触れ、「今ここの自分を生きる」。そんな人生の旅の途中。

最近の記事

自分のもろい部分にこそ、本当の望みが隠れている

カウンセリングを受けなくても、 安全安心を感じながら誰かとつながりを感じているだけで、 カウンセリングを受けたのと同じ効果が得られることがある。 そんなマジカルなことが私にもあった。 胸に引っかかることがあって気分が落ち込んでいたときのこと。 自分の中のネガティブな感情を認めたくなくて、 人前では必死で笑おうとしていた。 でも、笑いたいのに、うまく笑えない。 表情のこわばりがどうしても抜けない。 そんなとき、気の置けない仲間とカフェで話す機会があった。 何かの話の流れ

    • ときめきが世界を救う~暮らしのなかのSDGs~

       とってもうれしい出会いがありました。偶然入ったお店で、一枚のブラウスに一目ぼれしちゃったのです。  洋服を買うつもりなんてまるでなかったのに、ふと目に入ったブラウスに吸い寄せられちゃって。  白地の綿に白の刺繍。  白on白なのに、ものすごい存在感。  生地の肌触りもやわらかくて気持ちいい。  これ、なにぃ~???  めっちゃかわいい~!!!! 「これはインド綿で、手仕事なんですよ」 と店員さんが教えてくれる。  私、職人技で、しかもかわいいやつ、大好きなんです。

      • あのとき言えなかった言葉(セッション記録)

         私は薄っぺらい人間である。  そんな感覚が時々あがってくる。  例えば誰かに褒められたり感謝されたりしたとき。 「あなただから安心して話せたよ、聞いてくれてありがとう」なんて言われると、うれしいくせに、「いやいや、私はただの八方美人で、薄っぺらい人間なんです」。  相手の言葉を素直に受け取ればいいのに、受け取れない。  最近、頻繁に「私は薄っぺらい人間」と言っているのに気づいた。この「薄っぺらい」という感覚は一体何なのか、ゲシュタルト療法のセッションのテーマに取り上げ

        • 隠したつもりでも漏れてくる、それが個性なんだな

          気の置けない仲間と飲んでいるときに撮ってもらった一枚。 自分には見慣れない顔がそこにあって、 「え!?」と戸惑った。 沸き起こってきたネガティブな感情。 これが私? なんか顔、崩れてない??? 素直にそう口にしたら、 「崩れてるんじゃない、ほぐれてるの!」 一緒に飲んでいた仲間が若干強めに訂正してくれた。 この写真を撮ってくれた別の仲間は、 私のこの表情がいいと思って、シャッターを何度も押してくれたそう。 「はるみちゃんが笑うとこんな感じだよ」とも言ってくれる。 鏡で

        自分のもろい部分にこそ、本当の望みが隠れている

          私が求めるものは、私のなかにすでにある

          2023年3月18日 私はずっと自分の仕事に自信が持てなかった。 フリーランスのライターを名乗って、今年で20年目。 20年って、改めて書いてみるとすごいなぁ。 人が生まれ、成人する年月だ。 それでもなお、 「私なんてまだまだですよ。 私がやってることは誰でもできること。 だから本当に大したことないんです」 ずっとそんなふうに思っていた。 自分が本当にやりたいことって何だろう。 それを見つけたいと思って、かざみ侑布ちゃんの「セルフブランディング講座」にも参加している

          私が求めるものは、私のなかにすでにある

          人にやさしくしたいなら、まずは自分にやさしくね

          2023年3月8日 昨日の夕方、走りながら気づいてしまった。 私、「負けたくない」と思ってる。 そして、そう思うことを「大人げない」と思って抑えてた。 大したことじゃないんだけれど(となぜか言い訳)、 友人とラン&ウォークのオンラインイベントに参加している。 期間中にラン&ウォークした距離をチームで競うというもの。 チーム戦だから、メンバー同士の勝ち負けは関係ないんだけど、 個人のランキングも表示されるから、 チームのなかで誰が一番距離を伸ばしているかがわかる。 走れる

          人にやさしくしたいなら、まずは自分にやさしくね

          私が感じることが、私にとっての真実

          2023年3月3日 今年の私のテーマは、「いつもはやらないことをやる」。 そのココロは……、 居心地のよい場所から飛び出してみたら、なんか面白ことあるかな。 いつも右に曲がる角で左に曲がってみたら、思いがけない場所にたどり着くかな。 未知の出来事にワクワクしている、そんな感じ。 ということで、先月からかざみ侑布ちゃんの「セルフブランディング講座」に参加している。 セルフブランディング——。 これまでの私なら、きっと躊躇して、やってない(笑)。 この前、第1回目のレクチ

          私が感じることが、私にとっての真実

          謹賀新年2023

          2023年1月3日 新しい年がスタートしました。 元日から快晴続きで、気持ちのよい年明けを迎えています。 誕生日のお祝いメッセージもたくさんいただき、とってもうれしかったです。 ありがとうございました。 昨年は私なりによく自分に向き合った一年でした。 見たくない自分を見ることになって、 辟易して引きこもったり迷走したりしていたけれど、 時間が経って、気づけば、 一年前とは見える景色がずいぶんと変わっています。 途中であきらめなくて、ほんとうによかった。 こころからそう思

          謹賀新年2023

          いまを生きろ

          2022年12月16日 AKchoirのコンサートが無事に終わりました。 ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました! 私にとって初めてのステージ。 うれしさのあまり胸が詰まって声がでなかったらどうしよう、 緊張して頭が真っ白になったらどうしよう、と不安だった。 実際にリハーサルでは歌詞が飛びまくった。 けれども本番、舞台袖からステージにのぼり、 客席に相対し、指揮者のあきちゃんの合図のもと バンド演奏からの第一声、 We wish you the merr

          いまを生きろ

          声をときはなつ

          2022年12月13日 声に出して表現してないことがたくさんある。 たとえば、自分の本当の気持ち。 たとえば、自分が欲していること。 本当はこうしたい。 こうしてほしい。 言いたいんだけど、言えない。 言ったら、嫌な顔をされるかもしれない。 言っても、スルーされるかもしれない。 自分にとって大事な想いであればあるほど、 相手の反応を思うと言えなくなる。 声にならなかった想いは、 胸の中にしまわれて、大事に大事に育まれる ……なんてことにはならなくて、 行き場を失っ

          声をときはなつ

          歌うことは、生きること

          2022年12月4日 コーラスグループ「AKchoir」に加わって1年。 1年前はまさか、自分がAKのクリスマスコンサートで歌うなんて想像もしていませんでした。 AKで活動したこの1年、私が感じたこと。 コンサートで配布するパンフレットにコラムとして書かせていただきました。 その一部を抜粋して、ここに掲載します。もしよかったら、読んでみてください。 ***** ■「間違ってもいいから、声を出して!」 AKchoirとの出会いは、1年前のクリスマスコンサート。 AK

          歌うことは、生きること

          感じるままに動き出せ

          2022年11月29日 ずっと自分のやりたいことがわからなかった。 いや、ちょっと違うな。 やりたいことがあっても、ふと冷静になった瞬間にこれヘンじゃないかな、意味あるのかな、とかあれこれ考えて、「これ、本当に私のやりたいことなのかな」と自分自身を見失っていたんだね。 結局、自信がなかったんだな。 失敗して傷つくのが怖いから、やらなくていい理由をたくさん考えていた。「私にできるはずがない」と勝手に決めつけて、やる前にあきらめていたんだよね。 それって、「私」に対し

          感じるままに動き出せ

          これが私。

          2022年11月27日 今の私は本来の私じゃない。 そんなふうに思っていたから、いつも自分に不満があって、将来が不安で、幸せだとは思えなかった。 じゃあ、どんな自分が本来の自分かといったら、今の自分じゃない自分。今よりもっといろんなことができて、今よりもっと素敵な自分。 う~ん、それって、どうなのよ。 今の自分を否定し続けている限り、幸せにはなれないのにね。 って、今ならわかる。 ただ、以前の私が「今の私は本来の私じゃない」と感じていたのも実はそのとおりで、私は周り

          人とつながりたいなら、まずは自分とつながること

          2022年9月23日 仲間と3人で毎月「こころがほぐれるカフェ」を開いています。 以前から、誰もがくつろげる居場所づくりに興味がありました。自分がそういう場所を求めていることはなんとなく分かっていたけれど、なんでそんなに興味があるのかは分からないままでした。 先日、ゲシュタルト療法のワーク(※ゲシュタルト療法では、カウンセリングのことを「ワーク」と呼びます。この場合はカウンセリングを受けるほうです)をしているときに、ふと浮かんできたことがあります。 友達と遊びに行きた

          人とつながりたいなら、まずは自分とつながること

          「こころがほぐれるカフェ」の話

          2022年9月6日 仲間と3人で、毎月一回、「こころがほぐれるカフェ」を開いている。 先週の土曜日は、6回目の開催。 とりあえず10回は続けたい、と思って始めたのだけど、ここまで続いているのは、応援してくださる方々のおかげ。本当に感謝しています。 初めは「安全安心な場でぐちゃぐちゃおしゃべりする」をテーマに始めたのだけれど、私たち自身、ゲシュタルト療法をはじめこころの学びを深めるなかで、カフェでやりたいことがどんどん変化してきている。 本当の自分に触れたときに、こころ

          「こころがほぐれるカフェ」の話

          ただ、素直に受け取るだけでよかったんだ

          2022年8月14日 3年ぶりに実家に帰ったら、中3だった姪っ子が高3に、小6だった甥っ子は中3に、小2だったもう一人の姪っ子が小5になっていた! 帰省で3人に会うのが楽しみだったのはもちろんだけど、もう一つ、やりたかったことがあった。それは、父とちゃんと話をすること。 私と父の関係は、長い間、あまりいいものではなかった。昔は激しく対立したこともあったし、父に対してひどい態度を取ったこともあった。でも、最近のゲシュタルト療法での学びを通して、私の誤解や鵜呑みがあったこと

          ただ、素直に受け取るだけでよかったんだ