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2023 イタリア旅行記 #12 ローマの休日2

旅行でも昼休み

5月27日(土)午後

この日はランチを終えて宿に戻ってくる時に、地下鉄で事件があったので気持ちを落ち着けるため、というのもありますが、今回の旅行で積極的に取り入れたのがランチが終わったらホテルに戻って休む、です。

※クーラーの効いた涼しい部屋でお昼寝

シエスタという言葉がありますが、これはスペインで使われている言葉。イタリアではシエスタとは言いませんが、やはり同じような風習があり、店舗なども13時から15時までというような時間帯で、昼休憩で閉めてしまうところはザラです。
その代わり割と朝が早く、夜が遅いです。リストランテの夜営業も早くて19時から、のようなイメージ。日が沈むのも遅いですけどね。一番混むのは21時前後だそうです。

特に今回のイタリア旅行では、最初の2〜3日はお天気も悪く寒いくらいでしたが、ベルガモのジロ観戦の日からずっとピーカン☀️で、気温もだいぶ上昇。
ローマ入りしてからも真夏のような日差しで「熱中症🥵注意」といった感じです。

なので今日もまた、宿に戻ってお昼寝💤

ボルゲーゼ美術館でベルニーニの「プロセルピナの略奪」に感動


夕方からはボルゲーゼ美術館に予約を入れていたので、またまたバスで移動🚌

広大な敷地のボルゲーゼ公園の中にある素敵な美術館です。世界的に有名な作品がたくさん展示されています。

イタリアの美術館や博物館はあらかじめ予約しておかないと、当日券はない場合が多いので要注意です。ボルゲーゼでは素晴らしい彫刻や絵画の数々を見ることができましたので眼福でした。

※ベルニーニ プロセルピナの略奪
※違う角度から
※この太ももを持ってる質感の再現!
※ベルニーニ エネアとアンキーぜ
※天使
※天使のおしり


※ベルニーニ アポロとダフネ
※ダフネの手が月桂樹に変化していくところが繊細
※まるで声が聞こえてきそう


※カノーヴァ パオリーナ・ヴォナパルテ

この方はナポレオンの妹だそうでございます。

※天井や壁も美しすぎる


心動かされるのは絵画

彫刻も素晴らしいのですが、私が最も心を動かされるのは絵画ですね。
この美術館にはカラヴァッジョとラファエロの名画がいくつもあります。

※カラヴァッジョ 果物かごを持つ少年

カラヴァッジョは色が力強くて圧倒されますね。少し怖さも感じます。

※ラファエロ 一角獣を抱く女性


※一角獣のアップ


※ラファエロ ある男の肖像


※ラファエロ キリストの埋葬

もちろんもっといろいろな絵画を見ておりますか、最後にまた

※アポロとダフネ

この天井画も相まって美の極地と言えるのではないでしょうか。
ひとしきり感動して外に出てみると、まだ黒い雲があり雨上がりでした。

ローマのピッツァは最高


お夕飯は宿の近くのピッツェリアへ。
ナポリのモチモチも好きですが、ローマの薄生地ピッツァは最高!🍕


※暑かったのでプロセッコ(スパークリングワイン)


※手前マルゲリータ、奥はズッキーニの花の白ピッツァ


大人気店で、行った時間にはなんとか滑り込めました。外に並んでた人はテイクアウトかな。でもあっという間に満席に!

今回の旅では、花ズッキーニ(fiori di zucca)をよく食べています。季節ものですからね。優しい美味しさです。

さて、いよいよ明日はジロ最終日の観戦。どんなレースが観られんだろ。

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