#124 毎日の風景をつくるごはん vol.9,10【立夏〜小満】

画像1 忙しさにかまけていたら、「立夏」「小満」と二つも季節が過ぎてしまいました。更新は滞ってしまったけれど、年に一度の実山椒の旬は逃さず、たくさん仕込みました。「日本の七十二侯を楽しむ」という本によると、「立夏」は5/5~5/20頃のしだいに夏めいてくる爽やかな季節。「小満」は5/21~6/4頃、いのちがしたいに満ち満ちしていく頃だそうです。
画像2 実山椒、200g袋×2は想像以上の量でした。生産者は、奈良県五條市の「下村農園」さん。
画像3 きれいに洗って、沸騰したお湯で5分煮ます。その後2時間くらい水にさらしてアク抜きをします。その後小枝を無心になって取りました。2、3時間かかったと思います…
画像4 漬け材料は色々試しました。左から、またいちの塩、アルベルトさんのオリーブ(Gusto Medio:少し香りも味も強め)、alce neroのオリーブオイル(Dolce:サラダ用の癖のない味)、薄口醤油、川越・松本醤油商店の再仕込み醤油(めっちゃ濃い口)
画像5 初夏はトマトが美味しくなる季節でもあります。数種類のトマトと、にんにくとローズマリーをグリルで焼いて、フレッシュトマトソースにしました。
画像6 シンプルに塩だけで味付けてパスタに。にんにくは強すぎず、トマトのうまみたっぷりのパスタに仕上がりました。
画像7 休日は農業に関心がある友人二人と旅する八百屋「ミコト屋」へ。東急田園都市線・藤が丘駅から歩いて向かいます。家からは少し遠いのでたくさん買うつもりはなかったけれど、心ときめきすぎてたくさん買ってしまいました(笑)
画像8 ミコト屋は野菜売り場の隣でアイス屋さんもやっています。野菜や果物中心にその時々のフレーバーが並んでいます。ちなみに、後ろに写っているのは、買った野菜を梱包する台。量り売りのお野菜をここで新聞紙に包んで持ち帰ります。クレソンとか葉っぱ類は難しいけれど、できるだけプラスチックフリーを目指しているようです。こういうお店が増えればいいなぁ。
画像9 ミニトマトもプラのパックではなく新聞紙を折って作った袋に入っています。意外とつぶれなかったです。
画像10 クレソンと甘夏のサラダ
画像11 人参とカブのナムル
画像12 人参の葉っぱチャーハン。葉っぱはクセがないわけではないけれど、嫌な香りではなく爽やか。私は以前この香りが嫌いで人参が好きじゃなかったのだけど、一年ほど前から美味しい人参を知って好きになりました。この人参は自然栽培で育てられたそうです(千葉県産)。
画像13 人参の葉っぱチャーハンが美味しくて二日続けて作ってしまいました。この日は葉っぱだけじゃなくて人参本体も入れてみました。こっちも美味しいけど、葉っぱの味をダイレクトに感じる一日目の方が好みでした。
画像14 滋賀県の伝統野菜、「日野菜カブ」。大根のような見た目だけどカブです。食べ方がわからなかったので検索して出てきた漬物にしました。https://shigaquo.jp/recipe/708.html
画像15 漬けてすぐのはほんのりピンク色
画像16 一日経つと、全体が鮮やかなピンク色に染まっていました。
画像17 何日か漬け込んだあと、そのまま食べるには濃かったので、刻んでチャーハンに。出汁パックを破って使ったら酸味が和らいでちょうど良い味になりました。おみそ汁の具はしいたけと、「べか菜」という結球しない白菜の一種です。
画像18 クレソンの炊きおこわ。参考にしたのは坂ノ途中の「クレソンの五香粉ごはん」わたしは全てうるち米にせず、もち米を半量混ぜ合わせて炊きました。程よくモチモチで美味しかったです。(https://www.on-the-slope.com/articles/recipe_all/monthly_recipe/articles-312111/)
画像19 鳥取のらっきょう。漬物でしか食べたことなかったので、皮を剥く段階で強烈なにおいに驚きました。焼いて食べた時のホクホク食感が新鮮でした。それにしてもくさかった…!
画像20 人参と新玉ねぎのサラダ。味付けはオリーブオイル、ナンプラー、レモン。
画像21 サバ缶カレーは簡単にできておいしい定番ごはん。ここに豆を入れたり、アレンジも自在。この日はナンプラーで味付けしてみたら思いのほか美味しくできました。最近ナンプラーは、塩、醤油に次いでよく使う調味料になっています。付け合わせは新じゃがと新玉ねぎのポテサラ。オリーブオイルとハーブソルトで和えただけのシンプルで飽きない味です。
画像22 かぶ!本体も美味しいけど葉っぱ好きとしては葉付きの新鮮なカブは嬉しい!
画像23 にんにく、オリーブオイル、しょうゆ、ローズマリーで和えてナムルにしました。チャーハンは冷蔵庫の半端やさいで作ったもの。
画像24 塩茹でだけで美味しいスナップエンドウ。キャベツときのことパスタにしてみましたが、、そのまま食べる方が美味しかったかも…。それぞれのお野菜が美味しいので、野菜たっぷりにしたい場合は二品に分ける等した方が良いと気づきました。
画像25 アレンジ無限大のポテサラ。この日はにんにくの芽とベーコンのポテサラ。にんにくの芽の生産者は和歌山県紀の川市「げんちゃんファーム」さん。参考にしたのは坂ノ途中のレシピです。(https://www.on-the-slope.com/articles/recipe_all/monthly_recipe/articles-312248/)
画像26 グリーンアスパラも今が旬。ただただ焼いただけ。私はお昼ご飯に一番時間をかける派なので、夜はワンプレートが多いです。つくるのも洗うのも楽!
画像27 先週来たお野菜の定期便。ズッキーニを見ると夏が来たなあと感じます。ちなみにこの週のおまけは、なんと実山椒(笑)さすがに醬油漬けはもういいかなと思って、生のまま蜂蜜に漬けました。韓国ではこれをお湯で割ってお茶として飲むそうです。
画像28 ずっと食べたかったロメインレタスは縦半分にザクっと切って、オリーブオイルをひいたフライパンで焼きつけます。食べる直前に塩を振っていただきました。みずみずしさシャキシャキ感はそのまま、うまみが凝縮されていて美味しかった!足つきなめこはバター醬油ソテーで。/ロメインレタスは奈良県生駒市の「ひらひら農園」さん、足つきなめこは奈良県十津川村の「上湯川きのこ生産組合」さん。
画像29 ガパオライス、おうちではじめてつくりました。ズッキーニ入れたら美味しいんじゃないかと思って加えたのが大正解。お店に食べに行かなくていいじゃん!というくらい上手くできて満足です。/ズッキーニは高知県四万十町の「桐島畑」さん。
画像30 足つきなめことロメインレタスのサラダうどん。味付けは煎り酒。これも思いつき料理。つるっとあっという間に食べてしまいました。

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