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在って無きもの、無くて在るもの。

鈴木錠さまの作品(みんなのフォトギャラリー)から画像をお借りしました。

鏡面反射。画像加工で簡単なものは試みたことがあります。「ウユニ塩湖」のような風景を作り出せぬものかと思って。素人、デジタル加工に関して、フォトショすらヨロヨロ💦なスキルとPCスペックではアプリの疑似加工がせいぜい。ジョーさんの世界をただ見つめ、ひととき、その中に没入してみることにしました。

以下、自動書記的に綴ってみます(活字時代〈文芸同人誌〉に代表の1人が詩歌人で、そうしたシュルレアリスム的ベクトルの筆であり、少し経験があります)


在って無きもの、無くて在るもの

わたしとは何か
それはあなたが規定する
あなたが見ることで 
わたしははじめて宇宙から観測される

わたしという存在を
わたしはこの目で見ることができない
鏡は虚像
見えているのは
体 手 足  顔以外だ

わたしがいるのか
たんなる虚像にすぎぬのかは
見ているあなたが決めればよい

わたしは 生きる意味を問うことはしない
自分で見える 
この両手で何かをつかみ取り
この両足で地面を踏みしめ歩いてゆく

それだけが
わたしという意識を持って
なせることなのだから



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#デジタルアートから言葉を紡ぐ
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拙稿をお心のどこかに置いて頂ければ、これ以上の喜びはありません。ありがとうございます。