conceptstory#7: maya
7人目はなんとnoteを見てご依頼頂いた地方在住のmayaさん。
偶然私のことを見つけてくださって、自分がこれからやりたいことのコンセプトストーリーを作ってほしい!とご相談頂きました。
メールを頂いてから数日後、ちょうど東京に来られる用事があったのでそれに併せて直接お打ち合わせさせていただくことに。
mayaさんは日本語教員として外国人に日本語や日本文化を教える中で、日本人でありながら今まで意識してこなかった日本語・日本文化の裏側にあるストーリーや面白い発見に気付いたそうです。そしてその発見をもっと日本人に知ってもらい、普段無意識に触れている自国の言葉や文化の価値に気付いてもらえるような発信をしたり場作りをしたいという想いがあります。
ご提案させて頂いたコンセプトは”Rediscovering JAPAN"(日本再発見)です。このコンセプトを掲げたWEBマガジンの創刊やイベント企画など、これからどんどん活動の幅を広げていく予定です!
そんなmayaさんの想いを詰め込んだ、これからの活動の軸となるようなコンセプトストーリーをご提案させて頂きました。
無意識を意識することで生まれる、価値の再発見。
幼い頃から、海外勤務をしていた父親を訪ねて日本を離れることが多く、長い休みを海外で「外国人」として過ごしていました。
日本では当たり前のことが、海外では珍しがられたり
海外では当たり前のことが、日本人としては受け入れられなかったり
言葉の壁以外に、文化や価値観、日常生活の様々な違いを目の当たりにしました。
「外から日本を見る」という経験を経て、外国人に日本語・日本文化を教える日本語教員となりましたが、日々日本の歴史や、文化背景から教案を作る中で、驚くほど新しい発見があります。
毎日日本語を話し、日本文化に触れているはずの自分でさえ知らなかったことや、今まで当たり前すぎて気付けなかったことが、日本語・日本文化の裏にはありました。
普段無意識だからこそ、その裏側のストーリーに気付いたときの感動は大きく、生まれ育った日本の魅力を再発見したような気持ちでした。
日本の言葉や文化を見つめ直すことで見えてくる、日本人が誇るべき価値があります。
そんな想いを伝えるべく、外国人だけでなく日本人に向けて
教案としてではなく、日常の中に取り入れられるようなカタチで
日本語・日本文化の価値を再発見する場を創っています。
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mayaさんは春から新しい日本語の教室も受け持つことになったそうで、追加で教室のコンセプトストーリーもご依頼頂きました。
「教室」という空間のコンセプトを作るのは初めてなので、私にとっても新たな挑戦ですが、まやさんの想いをぎゅっと詰め込んだストーリーをお届けできるように取り組んでいます!
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