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#11 しゃにむに

真っ赤な表紙、ザラザラとした手触り。個性的なタイトルの書体。目に飛び込んでくるその装丁に惹きつけられたのがこの本との出会い。
色々とあって、朝からモーニングを食べさせてもらいに押しかけた友人の家でその本の存在を知る。
友人の「元気が出るよ」の一言ですぐ様に借りて帰る。
いざ読みだすともう止まらない。この人の人となり、感じ方、生きていく上での目線というか考え方に惹きつけられてしまった。

喜びや哀しみを両方抱えながら生きたその先に死があるだけ。人生の善し悪しなど相対的に比較しようがない。
他人が評価できることでもなく、大事なのはその時その時をどう生きていくかだけで、人生はそれ以上でもそれ以下でもない。

私はどのように生きていきたいのか、何を大切にしていきたいのか、を改めて考えさせられる本となった。素晴らしい本を教えてくれた友よありがとう!そしていつもいつも、美味しいお料理で私の心とお腹を満たしてくれてありがとう!

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