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東北編⑨【男鹿半島のなまはげ】四輪紀行

赤枠は Day8 で走ったルート

● Day8: 2022.10.09 中泊町 → 秋田市

朝から快晴。以前 NHK 番組で、津軽鉄道の駅舎に地元の人が植えた満開の桜を見にたくさんの人が訪れる映像や、駅舎に併設された赤い屋根の喫茶店が元気に営業されている様子が放映されていた。何かしら心に残るものがあり一度訪れてみたいと思っていた。

五所川原市の芦野公園駅に寄ってみたが、朝早い時間のためまだ開いていなかった。

芦野公園駅

岩木山スカイラインに登る計画にしていたが、明日から天気が荒れ模様になる予報のためパスし、今日の内にできるだけ南下して男鹿半島を目指すことにした。
空は真っ青で、空撮写真で見たあの九十九折れの道を登れば、きっとキレイな景色が見られるのは間違いなく、散々迷ったのだが..

つがる市の平坦な風景の向こうにキレイな三角形の岩木山を見ながら、鯵ヶ沢までの県道をナビに誘導されるがままに進んだ。あとで地図を見返したが、どの道を走ったのかよく分からず^^

岩木山

R101 は海岸に沿った 2車線の快走路で海の景色がすばらしい。水平線は濃い青色のペンで描いたようにくっきり見えている。

R101

道の駅おおがた をナビの目的地にセットして寒風山パノラマラインに向かった。
寒風山パノラマラインは標高が少し上がると急に視界が開け、芝生の原っぱになっている山肌がずっと広がっていた。

寒風山パノラマライン

展望台下の駐車場で車を降りると風が強い。飛ばされそう..
眼下には、下界が一望できる絶景が広がっていた。

寒風山

なまはげラインを走り、なまはげ会館へ。
展示室には色々な面を付けたたくさんのなまはげが並んでいる。なまはげにこんなに多くの種類があるとは知らなかった^^

なまはげ会館

伝承館に、家の当主となまはげが問答する寸劇を見にいった。次の開演を待つ列には子供連れが多くジイさん一人は自分だけ..
寸劇は、なまはげが家の主人と方言で問答したあと、客席をうろうろして小さな子供に声を掛けるというもの。最初は元気にしていた子供達もなまはげが近くに来ると大きな声を出して泣いていた。なかなか面白い寸劇だった。
伝承館を出ると、ねこがにゃーにゃー鳴きながら木の周りで遊んでいた。

ねこが木の周りで遊んでいた

再びなまはげラインを走って入道崎に向かった。
灯台の外壁はめずらしい配色で、黒と白の横縞模様。初めて見る色分けだった。

入道崎の灯台

日暮れが近づく入道崎を早々にあとにし、なまはげラインで秋田市内の宿に向かった。

入道崎

宿でチェックインをすると喫煙の部屋を予約していたらしい。あいにく満室で禁煙の部屋には変更できないとのこと。今さら他の宿泊先を探すのも大変だしそのままチェックインした。幸い部屋はたばこ臭いこともなくよかった..

..と言いつつも、若い頃は煙草を結構吸っていた。
30代後半頃に喉の調子が悪くなりピタッと止めたが、しばらくは煙草を吸っている夢を見て、夜中にパッと目が覚めることが何度かあった。その都度、夢でよかった..と^^
その後、50歳前後に単身赴任をしていたころ、再び吸い始めたが、その時はすぐに止めることができた。
もう吸うことはないだろう^^


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