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レポ#37 新屋島水族館

全国の水族館訪問、記念すべき50ヶ所目。今でも思い出すと幸せな気分になれるぐらい好きな水族館でした。
今回が初訪問、ひとつ前の記事の四国水族館の翌日に行きました。

基本情報
場所:香川県 高松市
入館料:1500円(大人、2022.11.20時点)
飼育点数:約150種?点(ネット記事より)

チケット

チケットはこちら☟

しおりサイズの縦長で、水墨画のようなかっこいいデザイン。

パンフレットはないようで、案内図が掲示されていました。

2階もあるけれど、ほぼ1階がメインの平面な作り。


水族館まで

瓦町に1泊して、電車で「ことでん屋島駅」まで行き、そこからシャトルバスに乗りました。電車もバスも本数が多くないのでぴったり合う時間がなく、駅から少し離れたマックで時間をつぶしたのもいい思い出。

「ことでん」のキャラクター、たぶんイルカモチーフなんだけどしながわ水族館の子とどこか似ている。
帰りの写真ですが、山の上にあるのでどんどん山道を登っていきます。
到着。まず思ったこと「水族館の気配がしない」
「→水族館」と書いてある道案内に沿って歩くとなんと寺に着く。不安MAXだけど合ってるはず・・・。
お寺を抜けてもまだまだ水族館の気配はしません。でも矢印はこちらに向いているのです。
見晴らしの良い展望台に抜けました。ここだけでも十分な観光スポット。
そして道なりにしばらく進むとやっと水族館!旧名の石碑。
水族館のロゴ、屋島の山の感じがアシカのように見えて素敵なデザイン。
イルカモチーフの植物とハロウィンな飾り。
チケット売り場の隣にあったマナティのお知らせ看板。
入口です。エンペラーペンギン雛も仮装をしてお出迎え。

遠征だったので大きめリュックを持っていたのですが、館内を軽く回ってもコインロッカーがない・・・。スタッフさんに聞くとチケット売り場で預かってくれるかもとのこと。チケット売り場で聞くと、快く受け取ってもらえました。あたたかいご対応が嬉しいアットホームな雰囲気をさっそく感じた。



カワウソ

着いてまずペンギン・カワウソエリアに向かいました。カワウソエリアが何やら人がいるぞ、と思ったらご飯タイムの真っ最中でした。

土日は、1日3回ぐらい200円でエサやり体験ができます。柄杓を使って「どうぞ」。
体験のお客さんがいないと飼育員さんがトレーニングしながら残りのご飯をあげる。
ハイタッチ!
ご飯後ののんびりタイム。飼育員さんが近くでスマホ撮影。
和やかなやりとりをしながらの撮影でほっこり。
かわうそブサかわ選手権エントリー。
新屋島水族館には2頭のカワウソが暮らしていて、ここまでの写真は「ソラ」ちゃん。
ここからは隣に暮らす「サン」ちゃん。
「取らないでー!」とでも言ってそうですが・・・
実は、持ち続けるように飼育員さんが渡しているところ。
余裕の片手持ちです。
ビー玉より大き目のおもちゃも楽々。
「ハイッ」と返事をするように手を挙げる。
真剣なまなざし。
握手。
ガラスに近づく。お風呂場の向こうにいるみたい。
再びおもちゃ持ち。
後ろ足で立つ!
小さなお子さんが「こっちも来てー!」と言うと、優しい飼育員さん「いつもと違う場所だけどいけるかな~」と指示を出すとちゃんと行っていた!
ペレットみたいなのと魚をもらっていた。
シャー!
すごく近くで観察できて、飼育員さんも「次はサンちゃんにあげますよ~」と声をかけてくださりとても良い時間を過ごせました。



マナティー

新屋島水族館の目玉の一つであるマナティー。

解説展示にも気合いが入っています。
マナティーの中でも、こちらで飼育している「アメリカマナティー」を飼育しているのは国内では美ら海水族館と新屋島の2ヶ所のみ。
「ベルグ」と「ニール」という名前の2頭が暮らしています。
こちらがオスのベルグ。
メスのニールに比べてスマートな体つき。
活発に泳いでいて近くまできてくれました。
目の上がしわっぽくなっており、まつげみたいに見える。
しっぽが平べったい。
ご飯タイムの時間になると、野菜が投下されました。
気付くまで少し時間がかかりましたが、見つけるとモグモグ。
こちらはメスのニール。顔も少し違うし、体も大きいです。
にんじんを口にしながら泳ぐ。
腕を組んで挨拶してるみたい。
ゆったり泳いでモグモグするだけですが、なんとも和やかな時間でした。



イルカ劇ライブ

1日に4回開催される「イルカ劇ライブ」
ホームページに「土日祝日は人気のキャラクター「世直し侍」が登場する劇仕立てのイルカライブとなります」と書いてあるのだが、私はこの一文を見逃していたので始まってから大変驚いた。しかし、これがめちゃくちゃに面白かった。笑いの要素で言うと、今までのイルカショーで一番笑った。

⚠️ここからはネタバレも含むので、ネタバレ抜きで現地で楽しみたい方は、記事上部の「目次」に戻って飛ばしてください!

ライブ以外の時間もイルカはプールにいる。興味があるのか泳ぐよりもアクリル近くにいることが多かった。
ライブが始まって登場するのが世直し侍。
この世直し侍さん、演技力・表情・イルカへの指示、どれもこなしていて本業は何・・・?と気になりまくってしまった。
後半にはダンスタイムも。
イルカと波乗り!
コンビネーションジャンプもお見事。
ここまで侍さんの写真ばかり載せてしまいましたが、イルカのジャンプもあります(当たり前)
最後のラストスパートはラップも披露。この方本当に何者なの。
泡ぼこぼこ。
2頭のイルカが活躍するライブでした。
世直し侍さん、ライブ終了後には観客席にも来てくれます。大人気で写真撮影にも笑顔で応じる。

私も声をかけて、「お顔が写っている写真、SNSに載せてもよいですか?」と伺ったのですが「もちろん、バズってもらえたらより嬉しい」みたいなことを言ってもらい、とてもお優しかった。


お昼ごはん

新屋島水族館の中には、レストランはありません。売店はあったけれど売っているものはアイスとかでお腹にたまりそうなものはない・・・。
幸い、チケットがあれば当日中は再入館可能だったので、展望台近くのレストランに行った。食事処の選択肢があまりないのでけっこう混雑していた。

れいがん茶屋で「屋島カレー」をいただいた。揚げた季節の野菜がたっぷりでおいしかった。



アザラシライブ

こちらも新屋島水族館の目玉のイベントの「アザラシライブ」
屋外で暮らしているゼニガタアザラシが主役です。

プールの底で他のアザラシが泳ぐのを見つめる子。
古い通貨の形をしたプールがあります。運がよければアザラシが通るのを見られる。
ご安心ください、アザラシライブ中ならパフォーマンスの一つとして入ってくれます。真ん中の穴からも顔を出す。
なんと3頭も一緒に入っちゃう!
アザラシライブ名物、相合傘。ハロウィンバージョンです。
右にいる子が前脚を添えているのが大変愛らしい。



魚たち

ここまで海獣メインの写真を載せてきましたが、魚たちもしっかりいます。

入口入ってすぐの大水槽。アマゾンっぽい雰囲気。
展示準備中の魚も多いですが、4種類の魚が泳いでいました。
コロソマのアルビノかな?
館内に入ると大きめなドーム型水槽が目に入る。
水晶玉のようできれい。
円柱水槽も。魚の密集度は高くなく、ゆったりしています。
ニザダイ。すごく印象に残っている理由は・・・
ハロウィンが近かったので尾のあたりがガイコツっぽい!と一人盛り上がりました。
同じ水槽にいたメガネモチノウオ。
よく見ると左下に他の魚が挟まっている。
タッチプールがあって、その奥に通路が続いています。
バイカルアザラシ。このレトロ感が最高ですね。
2頭が暮らしていました。
お顔ショットをゲット。
海坊主みたい。
ツマグロ。1匹ですいすい泳いでいた。
コバンザメがくっついていられないぐらいトリッキーな動きをしたカメ。
小さめな水槽が並びます。もうこの辺で「好き!」が止まりませんでした。
カワハギ。
古き良き水族館でよく見るこういうタイプの水槽が好きなのです。
いろんなウツボ。
階段であがるとプラネタリウムのような空間。
水槽には小さな魚が泳ぎます。
近くで見られるように台も置いてあって近くに寄れる。
歴史がわかる展示。
世界で月の360度水槽、どこにあるんだろうと思ったら今はないみたい。
先ほどのプラネタリウム空間は以前は回遊水槽だったんだ。油壺ファンがノスタルジーでやられそう。
途中で外に出られるようになっていました。珍しいでっかい鉢の金魚水槽。
近づくとエサをもらえると思ってかすごい量の金魚が寄ってくる。
裏方のプールにもイルカがいました。
ゆるい休み場。
休み場の中にもドーム型水槽があったけれど生き物は見つけられなかった。
再び館内に戻る。アフリカに生息するスキアエノクロミス・フライエリー。
ヒガシヘルマンリクガメ。草食でマナティーと同じ野菜を食べているそう。
小さな円窓水槽にはクマノミなど熱帯魚がいました。
ドーム型水槽がこんなにも並んでいるのもすごい。
淡水魚もいます。
アカハライモリ。緑の苔といい感じ。



ペンギン

最後にペンギンの写真です。

フンボルトペンギンが暮らしているプール。
置物と同じように4羽並ぶペンギンたち。
家系図もありました。
ガラスが曇っていてちょっと撮りづらい・・・。
こちらもカワウソのエサやり体験と同じで、時間で有料体験をやっていました。
まだ顔が真っ黒な亜成鳥。
先ほどの裏方のイルカがいるゾーンにいると何やらにぎわう声が。イルカプール前で「ペンギンさんぽ」中でした。
ホームページに載っていなかったので完全にノーマーク。あとから確認すると、館内の掲示には載っていた(14:45)
フンボルトペンギンが3羽登場。解説の飼育員さんが3回ぐらい名前を間違え他の飼育員さんが突っ込んでいたのが微笑ましかった。
イルカが気になって見に来ていました。
近くで交流を強いられるペンギン。
この圧に耐えられないのか「イヤ~」とすぐ降りていました。
イルカとペンギンが同じ写真におさめられると思っていなかったので大興奮。
堂々と見られるペンギン。
3羽のうち1羽は亜成鳥でした。
ぺたぺたと音が聞こえてきそう。
足並みをそろえて。
亜成鳥は物おじせずイルカを見つめます。
飼育員さんのこのポジションは譲らないぞ。
帰っていくペンギン。おつかれさまでした!見られて良かった。


グッズ

オリジナルグッズが豊富で迷いましたが、3つ買いました。

まずはシール。ふんわりしたデザインで気に入ったのですが、何より良かったのがラインナップ☟
おまけで、世直し侍さんがいる!!即買いでした。
2点目は、アメリカマナティーのマグネット。実写のマグネットグッズにハマってます。
3点目が、ビニールポーチ。他の水族館でも見かけるこのデザイン。真ん中のマナティーが良い。
ハロウィン特別企画で、「トリックオアトリート」と言うとプレゼントがもらえました。ペンギンのシールと、左はアクリルガラス。なんとマニアックなチョイス。


まとめ

古き良きが好きな人には絶対にハマる、昔ながらの雰囲気を大事にされている良い水族館でした。
唯一無二のイルカ劇ライブが忘れられない。芸達者の侍さんが出てくる、初見では呆気にとられながら思わず笑顔になってしまう演出。私の友人の方々にお願いなのですが、今後もし私が落ち込んでいることがあったら「新屋島にイルカ劇ライブを見に行け」と言ってほしい。それぐらい元気をもらえるライブでした。
四国水族館と合わせても、香川は魅力的な地でした。絶対にまた行きたい。

屋島にある展望台「やしまーる」。今年の夏にオープンしたばかりらしい。
空も瀬戸内海も満喫できる絶景スポットでした。

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