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レポ#61 みなとやま水族館

2月は、神戸から広島、そして福岡と、徐々に西に進んでいく2泊3日遠征をしました。その一番最初の目的地は、2022年7月にオープンしたみなとやま水族館。廃校になった学校の理科室や図書室をリノベーションした、ちょっと変わった水族館。

基本情報
場所:兵庫県 神戸市
入館料:1200円(大人、2024.03.22時点)
飼育点数:?


チケット・パンフレット

チケットはありませんでした。入り口でお金を払ったらお入りくださいの流れ。開館前から並んでいたのでスタッフの方が話しかけてくだって、水族館好きであることを話したら喜んでくださった。

パンフレットはこちら☟

二つ折りの横長タイプ。
開くと館内図。ワンフロアのとてもシンプルな構造です。


水族館まで

東京から新神戸まで新幹線で、新神戸から電車で10分。さらにバスで10分で最寄りのバス停に着いた。

バス停に着いたときは、どこに水族館が…?という住宅街のど真ん中。
道なりに歩いていくとありました!学校っぽい見た目だけどおしゃれです。
並んで干してあるバケツが良い雰囲気を作っていました。
開館の時間よりちょっと前に着きました。遠征で東京から出発して開館前に到着できるのは嬉しい。
屋外エリアには釣り堀。
ニジマス釣りができるみたい。


根っこの廊下

エリアごとにまとめていきます。

入ってすぐ水槽。
水槽の前には懐かしの椅子!これはじっくり観察できる最高の施し。
スタッフさん手書きの掲示板。
壁際の水槽。装飾や照明にもこだわりを感じる。
住んでいるのはペンギンテトラ。ペンギン好きには見逃せません。
白黒模様からその名が付けられたそうな。


川べりの教室

大きめな水槽。住んでいるのは・・・?
コツメカワウソ!
仕切られた隣の水槽にはオイカワなど川の魚がいて、魚越しにびゅーんと泳ぐカワウソが見られました。
小窓から躍動感のある1枚。
泳いだ後は陸でのんびり。
2とっても仲良しでした。
双子の兄弟なのかな?
兄弟が使ったおもちゃや日記の展示。
外に出られる扉があって、鯉やコールダックが住んでいました。


静寂の教室

なんだか別世界へ誘われそうな入り口。
中央に木の椅子が置いてあり、その周りを水槽が囲む。
緑の多い水槽が並ぶ。
ベルベットブルーシュリンプ。真っ青なエビ。赤ちゃんが居ました。
「静寂の教室」の名の通り、静けさの中で水槽と向き合える空間でした。


標本資料室

ドクターフィッシュと触れ合える水槽。
奥は資料室。
環境問題の冊子が読めるようになっていた。学びがある水族館はとても良い。
鳥についての展示。博物館のよう。
一番奥には大きめな水槽。
なんだか校長室みたいだなぁ。校長先生の机の上にいたのは・・・
マルメタピオカガエル。どーんと構えている姿はまさに長。


潮騒の教室

一番はじめに出会った水槽とは反対側に向かいます。
色鮮やかな魚。
海水コーナー。
水槽の前にクッションが置いてあり、これがすごく良い。
好きな場所に座って、好きなだけ生き物を見られる。
魚もリラックス。


木漏れ日の教室

主張のない見逃しちゃいそうな扉。
入って見るとあたたかい個室に入れます。
ナマケモノが住んでいました。そんなところで休むの・・・?
ガラス越しに見られる鳥たち。
不定期開催で鳥エリアにも入れるイベントがあるそう。
カメのカメラ目線。


海辺の教室

靴を脱いで入る「海辺の教室」
クラゲの円柱水槽。床がカーペットなので、赤ちゃんが寝ころんでいたのが印象的。
ミズクラゲが漂う。
このコーナー、一番テンションが上がりました。
狭い入口を入っていくと・・・
目線の高さでチンアナゴ・ニシキアナゴが観察できます。
アスレチックのような感覚なので、お子さんが喜ぶこと間違いなしでは?
生きものモチーフが使われている装飾(これは実用性もありそう)大好きです。
外から見るとこんな感じ。いい大人でもワクワクしますね。
ブルースポットジョーフィッシュ。
フグたちの水槽。スタッフさんが清掃中でした。
ハリセンボンは瞳がきれい。
コンゴウフグ、ツノが立派です。
本棚もありました。
ラインナップは生き物に関するもの。けっこう幅広い。
飼育員さんのポップ付き!


NATURE STUDIOのレストラン

みなとやま水族館があるのは「NATURE STUDIO」という、廃校になった学校をリノベーションした複合施設。水族館以外にもいくつか店舗が入っています。

水族館部分は、理科室や図書室が生まれ変わったもの。
体育館はフードホールに生まれ変わりました。
せっかくなのでお昼ごはんにフードホールを利用。おお、体育館っぽい!
天井が体育館だ!
食べたのは「マンドリル」のカレー。種類が豊富で迷ってしまう。
選んだのは「牛すじカレー」と「キーマカレー」とても美味しかった!


グッズ

購入したのはみなとやま水族館オリジナルの2点。

ナマケモノのポストカードと、ハリセンボンのボールペン。


まとめ

とても小さな水族館でしたが「生きものと語ろう」というコンセプトに沿った、良い水族館でした。オープンしたてで混雑している時には、水槽の前に椅子が置いてあることがマイナスに働いてしまっているような口コミも目にしましたが、人が少ない時間帯を狙えばゆったり過ごせる最高の工夫でした。平日の訪問だったのもあって、小さなお子さん連れのお客さんが多く、靴が脱げるエリアでくつろぐ様子を見て、地元に愛されているのを感じました。
また行きたいと思います!

こんな施設、近所にもほしいなぁ。

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