私の甲状腺内視鏡手術物語 ⑦術前検査

20年8月14日12:30頃 術前検査スタート

以下の検査を行いました。()は私が思う検査の目的です。

〈心電図〉
手術予定の患者の心臓に問題がないかを確認するため≒手術に耐えられるか
〈CT〉
甲状腺のまわりの他臓器がどのような位置関係であるかを把握するため
〈X線〉
腫瘍の状態把握(?)
〈血液検査〉
血液型、感染症、特殊抗体の検査、いろいろな薬の濃度の点検
〈甲状腺穿刺細胞診〉
腫瘍の評価

CTと甲状腺穿刺細胞診は時間が決められていたので、それ以外の検査を先に済ませます。ちなみにCTは造影剤を使いませんでした。調べると造影剤を使った人もいるようで、一体何が違うのだろう・・と思いました。
待ち時間のストレスもなく、特に印象に残ったこともありませんでした。

20年8月14日14:30頃 甲状腺穿刺細胞診

サイネージに自分の番号が表示され診察室に入ります。
今回は前回とは違う先生でした。そういえば前回の先生が「細胞診が上手な先生がやりますからね」と言っていたなぁと思いました。この先生は人をリラックスさせる雰囲気がとてもある方でした。

以下先生とのやりとりです

先生「コロナ怖い?」
私「怖いです」
先生「細胞診怖い?」
私「怖いです」
先生「私は怖い?」
私「いや・・」
先生「私は怖くないでしょう(笑)それよりもN先生(前回の先生で手術をしてくださる先生)の方が怖いよ(笑)あ、嘘だよ。内分泌外科の先生はみんな優しいの。心臓外科とかは昔は怖い先生いっぱいいたんだけどね(笑)」
私「はぁ・・」
先生「よし、じゃあちくっとするだけだから、やっちゃいましょう」

自分のテンションの低さにあきれますが、「優しい先生だなぁと実は感動していました。
終わってから「よく頑張ったね、今日は自分の好きなものを食べたりしてご褒美をあげてね」的なことを言われました。子どもへの対応みたいでしたが、労わってもらった感じがとても嬉しかったです。

これで術前検査が終了です。

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