私の甲状腺内視鏡手術物語 ⑤緊急事態宣言による手術延期

手術日程も決まり、一安心したところで想定外の事態が起こりました。
新型コロナウイルスの感染拡大です。
3月中旬あたりから勤務先付近でも感染者が増加しており、在宅推奨という状況になっていました。
3月下旬、ビルのテナントから感染者が出たことにより私のオフィスでは当面(GWまで)の在宅勤務がスタートしました。

4月7日 緊急事態宣言が発令

自身の感染予防のため「不要不急の外出を控えること」。医療崩壊を防ぐため「緊急性の低い手術についての時期の再考」といった報道を耳にすることが増えました。

こうなるとこのまま4月末の手術を行って良いのか不安になります。

とりわけ私が不安だったのは、入院中または通院中にり患した場合、重症化するリスクが高いという点です。コロナウイルスで亡くなった芸能人の方の中にも数ヵ月前に手術をしていたといったケースもあったようです。
悩んだ結果、手術を延期することにしました。

病院からは「延期の場合はまた診察からやってもらうことになる」と言われました。まあ、仕方ない。
改めて予約可能な日程を確認すると7月14日とのことでした。緊急事態宣言後解除が5月と言われていたため、6月は私のように診察や治療を延期した方たちで予約が混み合っているとのことです。

7月というと1月に検査をしてからちょうど半年、腫瘍の変化を見るには良いタイミングかも知れないな、と思いました。

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