前回③の続き。

4月8日(土)

おはようございます。

朝になったので出航しました。

この船は22時ごろに種子島について、そこから朝まで停泊しているんですよね。
なので夜に船の中で眠れるのに、動いていないので揺れが少ない！
止まっている間に寝てしまえばいいので思ったより快適かもしれませんね。設備のことは置いておきます。

飲食に関しては飲み物自販機、カップ麺の自販機。種類はもちろん多くはありません。生活設備としてはトイレと洗面台があります。シャワーや風呂なんてないですよ。
船室にはコンセント（他の船室は絨毯席の部分にあるらしいのですが女性専用スペースは通路側にしかなかった）、あと以外にもテレビがあります。チャンネルの変更は禁止。なんで？と思いましたがアナログテレビだからそれ以外映らないらしい。イヤホン等はないので小さい音なら音出して観てもいいみたいです。

自分で照明を切れて、暗くしたとき用に就寝灯がありました。

夜間種子島についたときに、気づいたら同室の人たちがいなくなっていたので結構好き勝手に寝ていました。
22時頃種子島着というと、島民の方なら普通にそこから家に帰っておやすみなさいできるので普通に生活の足になっているみたいですね。
屋久島方面はやっぱり朝早くついて山に行くって人が多かったです。

電気つけようかと思いましたが隣の空間はまだ真っ暗なのでやめてもう少し寝ることに。
そのあとだいぶ明るくなってきたので外に出てみたのですが、めちゃくちゃ揺れていて船から落ちるかと思いました。

揺れで開閉されるカーテン
止められなかったので定期的に「ｼｬｰｰ」「ｼｬｰｰｰ」って音が

いわゆる客船にある揺れを軽減する装置、絶対ついてないとは思っていたのですが、そういう装置にどれだけ助けられているのかよくわかりました。

と思ったら普通に時化です。大時化しけしけ。

こんなん外出ていい天気じゃない！と部屋に戻り、とりあえずと酔い止めを飲もうと立ち上がったらバランスを崩してそのまま壁に激突しました。痛かった。

2時間後。

やっと外に出られそうになり、外を見ると屋久島が！

ここが屋久島…流石に自分でも名前くらい聞いたことあります。

屋久島

宮之浦港に到着！
ここからはまたバスに乗ります。
待合所のトイレでお姉さんが必死で何かを洗っていてトイレがすごいことになってた。

屋久島にはバスが2社いるみたいですが、使いやすいのはこっちのバスらしいです。路線と本数が圧倒的に違う。

屋久島には安房港・宮之浦港というふたつの港が主力で、このふたつにジェットフォイルがつくそうで、じゃあ岡田と元町みたいなものかな？と思いますがこれが違う。天気によってではなく、毎日このふたつの港につく便があるそうです。鹿児島から安房港、鹿児島から宮之浦港、また種子島経由の便もあるとか。

バスに乗って気付いたのですが、この宮之浦港から安房港の距離がかなりあります。うわー今日港違うじゃーん！のノリで移動できそうにない。
まずこの港が20番とすると、安房港は64番。バス停40個分。それだけで「長くね？」ってなる。
乗ってみた感じバス停の間隔がめちゃ狭なわけではないので…

http://yakukan.jp/doc/pdf/busroute_j.pdf

1路線、全部で129個のバス停があるそうで、びっくりしましたよ。

バスに乗り、昨日買って食べ忘れていたパンをもそもそ…

景色が
良すぎる

何ですかここ。

とりあえずバスで1時間、バス停70個くらい通過した先でフォロワーさんにお土産を。
ごはん屋さんの話を聞いて向かおうとしたもののあっという間に迷子。
1時間バスに乗って次のバスに乗らないといろいろ間に合わないため「通ってきた道を逆走しよう」という発想に。
これ、自分の歩く速度とバスの時間見誤ると地獄になるんですよね。

散歩タイム

車もそんなにいない。

他にも花が綺麗に咲いてましたね。

なんとかの何、みたいな地名が多いのかな

小さめの川がいっぱいありました。
手の届くところにあったら試しに水飲んじゃったかもしれませんが、大体が橋の下なので手は届かず…

おかしい…歩いても歩いてもバス停の時刻表の時間が遅くならない…結構歩いてる気分でしたが車に走らせたら1分もかからないらしい…

モッチョム岳という山があるらしいです。漢字だと本富岳。

時間もそろそろバスが来そうな時間だったのでここで散歩終了。
バス停10個分くらいは歩いた気がする！調べたら3kmでした。そこまで歩いてない。

進行方向側の車線にバス停がなかったり、かなり狭い道で不安な気持ちでバスを待つより、バスレーンと待合用の椅子が置いてあるところで待った方が安心安全です。自販機もあったので休憩しました。

ここのバス停も花が綺麗で本当に良いですね。

バスが時刻になってもなかなか来ずに不安な気持ちになりながらも、何分か遅れで来たバスに乗車！

写真が多すぎて重いとキレられているのでここで区切ります。

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まとめ