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春の憂鬱

単身独身アラフォー無職です。

そんな私にとって、世の中や他人様の動きは、1年365日の間、1ミリも自分には何の関係もないはずなのに、この新年度のどこか浮足立ったような雰囲気に、心は穏やかではありません。

年末年始の空気感と、新年度の空気感が毎年すごく苦手で、桜が咲くと持病の精神疾患や鬱が強くなります。※ここ青森県はまだ桜は咲いていません。

とりあえず、今日もいつも通り、掃除片づけリストを少しずつできる範囲でこなしていきます。

移住して4カ月たったものの、日に日に、祖父母がのこしていった不要品(もともとは不要品ではなかったと思うのだけれども)のガラクタ山に、メンタルがへし折られそうになっています。

当初、片付けの完了を1年で予定していましたが、それよりもかかるかもしれません。

「なぜ生前一ミリも捨てなかったのだろう、せめて、包み紙のゴミの1枚くらいでも!」とあれこれ考えたところで何も始まらないので、ひたすら手を動かし身体を動かし、土ぼこりにまみれて、汗水たらして労働するのみです。

そうです、クソ広い物件を、家賃タダでお借りしているのだから、家賃分以上に労働すべきです。

それにしても、たよれる人もなく、毎日一人でやり続けて、本当に終わりが来るのだろうか、不安で仕方ありません。

肉体労働を少し休んで、事務作業でもしようかと、2年分の年賀状をみながら、知人の住所変更などをしていきます。

毎年40枚ほど、近況報告を兼ねてお出ししているのですが、逆に近況報告をいただくことはあまりなく、3年以上音沙汰がないかたには、もうお送りするのをやめようと思います。

絶対に迷惑だから音信不通になっているのは間違いないので(長年申し訳ありませんでした)。

加えて、修正テープで全面修正をして、それを書き直す気がないようなおはがきをくださるかたや、毎年1月10日前後にいただくかたも、お送りするのはご迷惑だったと判断して、今後は控えようと思いました。

はがきを見返していて、毎年あちこちで議論になる「子どもの写真入り年賀状」問題を思い出しました。

私は別にかまわないのですが、正直、いい気持ちはしません。

子どもの写真が入っているからというよりも、他のご家族の写真がないからです。

よって、家族全員集合なら、全く気になりませんし、むしろ、近況を教えてくださって大変ありがたく思っています。

また、一言も近況報告が書かれていないものも、同じくらい、いい気持ちはしません。

無駄だな、虚無だなと感じてしまいます。

私が精神障がい者だからですね、きっとそうですね。本当に私はよくないです。

花粉も飛んできて、ふんわりとした春の陽気の中で嫌なことも思い出し、「あいつを殺したいなあ」などと、過去のクソ不誠実なクソ男たちを思い出しては、自分の頭を思いっきり殴って自傷行為をします。

一目でいいから会いたい人も見つからず、本当に腹が立って、自分の腹を殴りつけるという自傷行為をします。

身体を痛めてしまうこととひきかえに、刹那的な解放を感じ、少しだけすっきりします。

過去の年賀状に目をやると、いまだに「結婚しました」などとのたまうクソ写真が目に入ります。

春です。みんな死ねばいいのに。(了)

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