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初恋

と言ってもそんな甘酸っぱいものではなく。
先日の玉置浩二さんから始まってYouTubeで流しっぱなしにしてたら村下孝蔵さんの「初恋」がかかったのです。素晴らしき昭和歌謡。

五月雨は緑色
悲しくさせたよ1人の午後は
恋をして 寂しくて
届かぬ想いを暖めていた

村下さんの声は切ないなぁ。そして歌詞が叙情的で美しい。
たくさんの人にカバーされCMにも使われてたっけ。

ふと思う。初恋かぁ…いつだったっけ??初めて付き合ったのは中学生の時か…。んー…そうじゃなくて純粋なキュンキュン♡なかったっけ…?


枯れてきた脳内細胞が一生懸命探しました。そして。
あなたの「初恋」!見つけましたよ!
あなたの初恋は小学二年生の時の「あきらくん」です。
(懐かしのバラ珍風)


はっ。そうだ、名前まで思い出した。
ちょっとハーフっぽい顔立ちをしてた気がする。
走るのが早かった気がする。
明るくて教室でも目立ってた気がする。
女の子にいつも囲まれてた気がする。
一緒にうさぎの飼育係をやっていた気がする。

「気がする」なんてもんじゃないぐらい覚えてるじゃないか。

ただ、放課後の校庭を走る君を見てたとか、そんなきゅんきゅん♡っとした思い出がない…が、初めて異性を意識したって事で私の初恋に認定。


最初は名前だけで後から苗字も思い出した。
今のネット社会なら検索したらどこかでひっかかるかも知れない。
結構珍しい名前だし。

でもそれはしません。
初恋は初恋だから、浅い夢だから、いいのです。



〜〜 気づいたら「初恋」が終わって「踊り子」に変わってた。

つま先で立ったまま君を愛してきた
南向きの窓から見ていた空が
踊り出す くるくると軽いめまいの後
写真をばらまいたように 心が乱れる

うーん、これもまた名曲。しっとりした声と美しい歌詞が一度聞くと脳内で何度も何度もリピート*される。

*この記事を読んだ人に同症状が起きても当方はいっさい責任を負いません。笑





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