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わたしの自由な詩

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わたしの内から溢れ出る、言葉を、自由に詩として綴っています。
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記事一覧

メガネと、豆粒と、しあわせ

止まらない涙と、宇宙に放り出されたかのような孤独感に ひとりで怯えることなかれ。 あなたの…

ANSWERING THE CALL

誰かが、何かが呼んでいるんだ。 もう、ずっと、ずいぶん長い間、 誰かが、何かがあなたを呼…

美しい思い込みを。

この世に生を受けて。 この目に光を感じて。 初めてこの世界の空気を吸った。 体中から湧き上…

わたしの中の小さな宇宙、わたしの中の小さなわたし

わたしの中の小さな宇宙を埋め尽くしているもの。 まるで台風の目のように大きく渦巻いている…

自分への、イマシメ。

泳ぎ方を身につける努力は必要だ。 ただ流れに身を任せるだけでは溺れてしまうから。 助けを…

たんぽぽを、見る

たんぽぽを、見る。 黄色くて、たくさんの花びらを抱えた。 たんぽぽを、見る。 細い首で、少…

青い鳥と、白い魔法使い

わたしは、青い鳥だから、 あなたをいつも空から見ているの。 あなたは、白い魔法を使うひと。 望む通り、自分の世界を変えてきた。 でも、あなたは気がついた。 どんなに上手に魔法を使えても、 ひとの心に魔法をかけることはできないと。 わたしは、目印に、 わたしの、羽を一枚落とすんだ。 そうしたら、あなたは空を見上げて 気づくんだ。 空が青いことを。 そこに羽ばたく、青い鳥がいることを。 そのとき、あなたは、どんな魔法を使うんだろう。 わたしの願いを叶えてくれるだろうか

すでに、すべてある

自分の中にある、情熱に小さな火が灯り、 長らく眠っていた信念が目を覚ました。 わたしも、…

ランドセルを置いたあと

ただ、「おかえり。」母のその一言が聞きたかったんだ。 ピンクの紐を通した家の鍵を、首から…

宝石を磨くひと

「会いたい」その一言を絞り出すのに、どれだけの時間がかかったかな。 連絡をする口実を考え…

みんなへ。

ひとは、前にしか進めない。 心が折れて、ぼろぼろになっても。 それは、生まれるときにそう…