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『恋空』のヒロに久しぶりに逢ってわかったこと!


昨年から月1で春馬くんの作品を上映してくれる映画館


たまたま昨年知ったミニシアターのシネマスコーレ。いつも行く地元近くの映画館ではないけれど。電車を使えば最短30〜40分でいける場所にある。
しかも名駅(私の地元では名古屋駅と言わずにメイエキと呼ぶことが多いんです。)ここは隣の県ではあるけれど、はるか昔の大学もそこだったし、舞台なども来てくれる。ずいぶん前も春馬くんの地方公演の一つ地球ゴージャス『海盗セブン』もそこの県で観ることができた。しかも最初で最後の(出待ち✨)体験で一番近くで素顔(化粧を落としたばかりのピカピカの素顔という意味)の春馬くんを見ることができたところ。

それと20年ほど混声合唱団にて歌っていた私は自分たちの演奏会絡みや他の方々の演奏会に行くことがとても多く、名古屋にはしょっちゅう行っていた。なので私にとってもとても身近な街✨

昨年からシネマスコーレに通い始め、懐かしい春馬くんの作品を見せてもらってきた。
購入しているDVDは随分あるけれど。スクリーンで春馬くんに会えることが何より嬉しい。作品それぞれは週末を含んだ約一週間のみの上映期間なので。仕事の兼ね合いで、私が行けるのは平日一回と土日のみ。コロナ禍の真中なのでなるべく空いている平日に行くようにしてきた。
それでも都合で行けないと、日曜日にい行くことも。
若い頃からの春馬くんの作品は懐かしく上映さてくださることは観る側としては感謝のみです。
シネマスコーレは監督の方々の深いつながりがあり、その関係で監督が上映前に登壇してお話してくださったり映画プラストークショーがあることも多い。
いつかは確か『ブレイブ群青戦記』の上映時ブラス監督のトークショーだった時は混むことを見込んで、早く行ったつもりが、すでに行列ができていて50人ぐらいの人数しか入れないので並んだもののチケットは買えず帰ったこともあった。(ここは現在のネットで買える映画館と違って、9時30分から観たい映画のチケットを購入して引き換え札をもらう。その後時間になるとそれまで時間をつぶして再び行き、札順に入場して好きな場所に座るという形式。座席指定はない。)後で遠くから前日に泊まりできている方々やとても早い早朝から並んでいる人もいたと知った。
私は早いと言ってものんびり来たんだから、その時はきっぱりと諦めがついたし、並んでいる時に初対面の春馬くんファンとおしゃべりできた事が嬉しかった。春馬くんのことを温かい言葉で語ってくれる監督だからまたいつかどこかで会いたいな〜とは思っています。
 
コロナ禍で映画離れが進む中、監督もしている役者の斎藤工さんは席を長く購入するというはからいをしていたらしく、本人は来ることはできないけれど、座席に「斎藤工」という張り紙がしてある時期もあった。粋なことだな〜と思います。一般人の私は映画のチケットを買って観る!ということしかできないから。今はネットで見れてしまう作品も増えたけれど。やはり映像や音楽は時間さえあればスクリーンで観たほうが感動すること間違いない。目だけでなく耳だけでなく身体全体で音楽を吸収してストーリーが染み込んでくる!という感じが私はする。だから映画をスクリーンで観ることにはまることができたんだと想う。

一番初めには映画にはまった作品は行定勲監督『世界の中心で愛を叫ぶ』。その後春馬くんの作品『真夜中の五分前』を撮ってくださった監督。その時に出始めだった長澤まさみちゃんの透き通るような存在が美しかった!今は『コンフィデンスマンJP』のような面白い役柄も。シリアスな役柄もできる演技派女優さんになった!大好きな方です。

シネマスコーレでは春馬くんにはまった原点の映画作品(TVドラマで初めて心を捉えられたのは『14才の母』ですが。)『恋空』を上映中!昨年から2回目?当時、年を越して10回以上観た作品。その年の7年ほど前には母をその年の4月には父を亡くしていた私だから、よりその映画のストーリーにはまったんだと想う。両親ともに亡くなるということは私がなんだか天涯孤独になったような気持ちにもなった気がする。その時も夫も子どもも私の兄もいるわけだから天涯孤独ということはないのだけれど。一瞬そんな気持ちになったことを覚えている。

シネマスコーレで昨日『恋空』を間近で観てきた。ヒロ春馬くんは撮った時は16才か17才頃?銀髪のヒロになり、きっとしたこともないやんちゃな感じの高校生になりきり、歩き方も研究して、その時の今どきの高校生になりきっていたね。本来はとても素顔は色白の春馬くんだけど、強いヒロを表すために日焼けしたふうな演出。美嘉を大切にする想いの表情に、私は年齢なんか関係なく心をわしずかみされたんだよね。その後の色白になったヒロ。大好きな川の中州での二人の可愛い結婚式での黒い帽子黒いシャツ、黒いパンツのヒロ?春馬くんの姿と表現が大好きだった。後でメーキング映像でカメラを回しているスタッフその他の方々そのシーンを撮る時は皆泣いていた。と二人が言っていた。泣くよ!あんなに素敵な表現をする二人だったから。悲しいけれど素敵なシーンだった。
この頃映画の宣伝に出ている春馬くんはごく普通の男の子で、まだまだ愛想笑いも少なく。なんなら少し怒っているの?という感じも。その後なにかの写真集『ふれる』だったかな〜?中学生、高校生の頃は子役時代とは違って、周りの大人の方々とどう話したらいいのか?と少しもやもやとしていたと言っていたね。
当然だよ!思春期だよね?人として生まれてきたら、どこかで多くの若者が私もぶち当たる思春期。誰も何も自分に対して悪いこともしていないのになんだかイラッとする時期。人もにより違うから。春馬くんがそうだったかはわからないけれど。違ってたらごめんね。

素の感じではそうなのに。作品に向きあうと、あんなにも表現力が出る春馬くん。とても前のまだ若い春馬くんであっても。今見返しても。その豊かな表現力に恐れ入る!(どこから目線?私は評論家でもないのに。ただほんとにそう思う。)16才〜17才ぐらいの少年から青年にかけての春馬くんの凄さ!
ところがあの悲しい夏以降に初めて見ることが可能になった『森の学校』でのマトの演技の凄さを知ることになり、やはり春馬くんは表現者としての資質は小さい頃からあったんだとわかった!
もちろん一つ一つの作品を丁寧に作り上げるための努力はたくさんしただろうし
指導もあったかと思うけれど。
スクリーンでみた時、舞台で見た時、隠し切れがないごく自然な華がある。スターとしての華!本人は僕も僕もと前に出ているわけではないのに染み出すような華!それは12才になったばかりのマト春馬くんであっても。

そんな目で19才の初舞台出の春馬くん。20代前半の春馬くん。20代真ん中ぐらいの春馬くん。26才からのローラになった春馬くん。20代後半の春馬くん。難しい『罪と罰』の舞台での春馬くん。スターのオーラを消してしまうような普通の青年の役柄の『こんな夜更けにバナナかよ』や『アイネクライネナハトムジーク』の役柄。なんと言ったらいいか?あんなにも溢れ出す色気とオーラと華をどうやって消したの?と話す機会があったら聞きたい!春馬くんに会って聞きたいよ〜!ということになるんだな。

また久しぶりにスクリーンで逢うことができたヒロをみて感じたこと。
その後やその前の春馬くんの作品のことを思い出し考えることにより、やっぱり姿も全部大好きだけれど。演技に対する姿勢。一つ一つの場面を大切に表現する姿。相手の女優さんを唯一無二の感じで大切にしていることと美しくする力。
周りの人。私も含めて優しい気持ちにしてくれること。という力の凄さを感じました。『恋空』でヒロが言ってくれた言葉。人はしんだらどうなるのかな〜?と呟いたあと。「俺は空になりたい!空になって美嘉に何かあったら見守って守る!」というようなことを言ったあとに美嘉が言う言葉「ヒロが空なら?晴れている時はヒロのご機嫌がいい。雨が降ったらヒロが泣いている。夕焼けはヒロが照れている時。夜空は優しく美嘉を抱きしめてくれている。」というようなことを。今はほんとに空になってしまったような春馬くんを想うと胸の奥が痛いですが。今はいつも見守ってくれていることを願っている私もいる。この映画自体が大切な人をなくした後のグリーフケアになっていると感じた。

私は空に向かって言いたい。
春馬く〜ん!素敵な作品をありがとう!生まれてきてくれて、ありがとう!
実際には話したことない春馬くんだけれど。出逢わせてくれてありがとう!と✨
これからもず〜っと大好きだよ🌸🐎♥






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