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鎌倉市役所に質問状を提出してきました!

本日(10月15日)、鎌倉市役所(公的不動産活用課)に「旧長谷子ども会館についての質問状」を提出してきました。

なぜ質問状を提出したのか?

 長谷子ども会館は、2018年4月に閉館してから2年が経ちました。2年たった今も、またこの場所が地域の子どもの場として開かれることを、多くの人が願っています。閉館後、鎌倉市では、活用について模索が続いているのだと思いますが、どのように活用が検討されているのか、利用者や地域住民の声をふまえて活用方法が検討されているのかが見えない状況が続いています。そこで、まずは活用に向けてどのような検討がされているのかを公表していただけるよう、市長宛の質問状を、担当課の公的不動産活用課に提出してきました。


                          令和2年10月15日

鎌倉市長 松尾 崇 様

                           「鎌倉で育つ」

旧長谷子ども会館の今後の活用についての質問状

 平成30年度6月議会において、2301名の方の署名とともに採択された「長谷子ども会館の閉館についての請願」は、採択後2年が経過しておりますので、同会館の今後の活用に関する現在の検討状況を伺いたく、下記3点についてご質問させていただきます。恐れ入りますが、11月15日までに何らかのご回答をいただけますようお願い申し上げます。

1 活用に関する検討状況について
「旧長谷子ども会館の閉館についての請願書」に対する最新の処理状況については、「登録有形文化財である旧長谷子ども会館については、多世代が交流できる居場所づくり等を含めた魅力的な地域づくりや施設に関わる市の直接的な費用負担の削減につながる利活用を進めていきます。」と記載されています。また、本年の9月の決算特別委員会における、旧長谷子ども会館の多世代交流の場としての活用状況に関する質問に対しては、建物について興味を示した複数の業者のうち、現在1社と活用方法の検討を進めているとの回答がされております。1社と検討を進めている活用案の具体的な内容、現在の検討段階、今後のスケジュールはどういうものでしょうか。

2 耐震調査について
平成30年に旧長谷子ども会館の閉館を決定した際に行った耐震調査は簡易的なものであると伺っております。具体的に今後の建物の活用を検討するにあたり、改修費用等算定のためには詳細の耐震調査が必要不可欠ではないかと考えますが、その後詳細の耐震調査は実施しているのでしょうか。もし実施しているのであれば、調査結果および改修費用の目安等の調査内容を公表していただけますでしょうか。実施されていない場合は、いつ予算化され、どのように実施されるか、計画を示していただくようお願いいたします。

3 旧長谷子ども会館の活用に関する意見交換の場について
旧長谷子ども会館については、2301名の方の署名とともに請願書が採択され、今も多くの地域住民が関心を寄せております。また、本年2月には、280名の地域の方の声をアンケート報告書として提出しておりますが、どのように活用が検討されているのか、利用者や地域住民の声をふまえて活用方法を検討していただけているのかが見えない状況が続いております。決定後に市民に知らされるのではなく、計画段階から市民の意見が反映されるように、今後のよりよい活用のために、地域住民や利用者、鎌倉市、活用に関わる業者、有識者の方で、定期的に意見交換を行う場を早急に設けていただけないでしょうか。

                                以上

今必要だと思うこと

今、必要なことは、活用に向けてどのような検討がされているのかがオープンになること。利用者や地域住民の声をふまえて活用方法が検討されるよう、意見交換の場が開かれることではないかと考えています。

オープンに、みんなで話せたらいいアイディアも浮かぶかも!?

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