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長谷部浩の味覚巡礼

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自分のキッチンは、桃源郷のように思えます。私自身が私でいられる場所です。 また、これまで限られていた外食の楽しさ、愉快さも書いていきます。
私のメインマガジンとは切り離し、ここでしか読めない料理についての情報を発信していきます。料理を作る… もっと詳しく
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記事一覧

国立劇場の売店は、物産展。『妹背山婦女庭訓』にちなんで、奈良になじみの品々。吉野…

 気合いが入っているような、入っていないような。国立劇場一階、入口左手、文化堂の向かいに…

長谷部浩
7か月前
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歌舞伎座の売店が、本気を出しています。

 ふっと気が向いて、歌舞伎座一階の売店をのぞく。以前は、失礼だけれども、温泉旅館のお土産…

長谷部浩
8か月前
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演出家と翻訳家と批評家が、神保町で中華を食べる。

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長谷部浩
8か月前
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ドナルド・キーンの食卓

「演芸画報」以来の長い歴史を受け継いでいた「演劇界」という雑誌があった。 その題名とはう…

長谷部浩
10か月前
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よく切れる包丁をめぐって。京都、有次の出刃と三徳が、メンテナンスから戻ってきまし…

 家の包丁を研ぎと更生に出すのが、なんだか嬉しくてなりません。最後に残った二本、有次の出…

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長谷部浩
1年前
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はし本のうなぎは、ほどがいい。待って、食べる。その間合い。

 本当に久し振り。石切橋のはし本で、うなぎをいただきました。まず、ごはんがおいしい。焼き…

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長谷部浩
1年前
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鈴木ファームの玉ねぎが、台所の片隅にあることの幸せ。

 玉ねぎとの運命的な出会いといったら、大仰に過ぎるでしょうか。  私淑する料理家山脇りこ先生のおすすめは、ひたすら忠実に取り寄せるようにしています。  なかでも、京都の茶舗、柳桜園のほうじ茶「香悦」は、丸みといい香の品位といい格別で、最近では日本橋の高島屋にあることがわかり、決して、切らすまいと心に誓っております。  最近、山脇先生におすすめいただいたのは、長崎県の雲仙普賢岳の麓にある鈴木ファームの玉ねぎでした。  ホームページを見ると「薬・化学肥料・除草剤・動物性堆肥

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デリーはインドカレーかそれともカシミールカレーか。

 湯島のデリーは、言わずと知れた文京区湯島にある名店です。  高校生のころから通っている…

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長谷部浩
1年前
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