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アントワープ大学からの留学生が、まだ見ぬ教師に丁寧なメールを送ってくれたということ。

 ドイツを始めEU圈がのきなみ市民と家族以外の入国を停止しています。私が渡航を予定していた日は、この30日の期間にあたりますので、予定通りの訪問がむずかしくなりました。

 事態を見極めてから、渡航の計画を見直さなければと思っています。

 重い気持ちになっていたところ、エラスムス・ムンドゥス (Erasmus Mundus)の留学制度を利用して、アントワープ大学からウィーン大学に留学している学生からメールが届きました。

 ウィーン大学が現在eラーニングに切り替えていることもあり、家族のすすめに従って、故国に一旦帰国しますとの内容でした。

 私のコースの履修登録者ですが、まだ、一回目のセッションも終わっていないのに、きちんとした挨拶のメールをもらってうれしく思いました。

 最初のセッションは、東京からeラーニングの形で行うかもしれないこと。ウィーン、アントワープ、東京が国境の壁なく、繋がるのは楽しいと思うなどど、前向きな返事を返しました

 ウィーン大学の教務システムはたいへんよくできていて、教師と学生の意思疎通がはかられています。また、お互いの今の状態がわかるようになっています。たとえば、このコース内のフォーラムを何日前に見たかまで、分単位で表示されます。

 すでに履修登録されている学生はもちろんですが、ウェイティングリストに入っている学生は、優先順位がふられていて、学生も今、どの順位にいるかを見ることができます。

 また、登録した学生やウェイティングの学生にも、一斉メールを送ったりすることが、メーリングリストを新たに立ち上げなくとも、ワンタッチで送信できます。

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年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。