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夢の続き 桜の季節 4月12日

旅の疲れで起きられるだろうか。
そんな心配などどこへやら。シャキン!と早くに目が覚めて出かける支度。
自分でも意外なほどのシャキン!だ。これはおそらく旅のテンションが
続いているのかもしれない。まだまだ夢の続きだ。

今日はご近所やっちゃん、KUU先生のナビゲートで三春の桜パトロール
(誰に頼まれているわけでもないけど勝手に)の日。
東川へ出かける直前に滝桜の開花宣言。旅に出ている間に桜満開の見頃を
見逃してしまうかもしれないかと思うと、三春を離れたくないという気持ちもあったりして。全く我ながら欲張りなものだ。
まぁ結果、絶好のお花見日和となったわけだが。
朝から張り切って、コーヒーを保温ポットに入れて、おやつには
ブーランジェリーカヌレさんのラスクを。そして宮下君の漆コップを
3人分持ち、KUU先生がお迎えに来てくれて出発!

まずは混雑を覚悟して朝一に滝桜へ

写真には写っていないけれど、滝桜の背後にはソメイヨシノもズラリ


八十内かもん桜のベンチでゆっくりとコーヒータイム

足元にはぴょこぴょことフキノトウが顔を出して



お昼ごはんはやっちゃんの案内で「ぷくぷく茶屋」(田村市船引町)
三春からここへ向かう途中の斜面が梅・桃・桜・レンギョウ・水仙などが
植えられていて素晴らしい景色!

芹ヶ沢桜

青空の下、丘の上で静かに枝を広げて

お城山

歴史民俗資料館前を通って(ここの桜も見事!)in-kyoが終点

車でぐるりとまわるだけでも拍手とため息が出るほどの美しさ。
どこもかしこも桜色に包まれて、誰に何をという感じだが、
「ありがとう!ありがとう!」と、言ってまわりたい気持ちになる。


お花見を終えて解散した後は、休日のin-kyoでひと仕事をして明日の準備。
それでも欲張りは帰りに王子神社→その裏手の散策路を歩いて帰宅。

夕暮れ時もまた良くて


待ちわびた桜の季節。
桜のお陰で上や遠くを見るように歩いていると、いつの間にか
かなりの距離を歩いていることに驚かされる。
春よ、春よと桜の妖精にでも誘われるかのように。
東川も素晴らしかったけれど、三春もまた。
三春で迎える9回目の春。何度目にしてもやっぱり桜の季節は特別だ。

4月12日(金)晴れ 最高気温14℃ 最低気温4℃
昨日は亡くなった父の誕生日。そして今日は美術作家で恩師でもある
永井宏さんの命日。あの世で父が永井さんに「娘がお世話になりました」
なんて挨拶をしていたりして。
エフスタイルのお二人のお陰で永井さんのことをずっと考えていた
ここ数日。一緒に旅をしていたような気配を感じながら。


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