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新たなる予感

※いつもネットで文章を書くと、どうしても「である。」「と、思った。」みたいな言葉で重い雰囲気を醸し出してしまうので、ナレーターっぽく、ストーリーテラーっぽく、前口上っぽく(?)書いてみようと思います!

 ナレーター『僕は23歳。変な話、やりたいと思えることももうそんなになく、自分のこれからとか、そんなこと聞かれても、「特にないです」と、答えになってない返答を返すようになっていました。別に世の中には絶望しているわけでもなく、希望がロストしたわけでもなく、ただ、これといって「コレ!」みたいなのがなかっただけなのです。落ち込みも特になく「あと50年生きるのか!何したいんだろう!うーん、何もねえな!笑」みたいな感じだということはお伝えしておきましょう。

 と、言っておきながら、 後回しにしていることはいっぱいあります。これはもはや、「やらねばならないこと」に含んでもいいと思っています。おそらく普通ならこれが夢とか、将来とかそういう言葉に置き換えられるのかもしれません。僕はこれらをmustにしているので、wantではないのです。例えば。例えばそれは「NBA全30チームのホームコートに行き、地元チームを応援する旅」であったりします。以前は「日本を自転車で旅すること」だったり「ヒッチハイク」だったりしました。』

(声のトーンと、声量を下げ、堂々とはしない感じで)

『あえて、wantしていることをあげるならば、それは一人暮らしとか、奨学金の返済だったりするんですけどね。』


ナレーター『 そういった「いつか僕がやらなければいけないこと」の一つに、「自分で作ったものを持ち歩く」というのが勝手に追加されたのは、そう、友人の財布の新調のために、ブランドが立ち並ぶ百貨店に潜り込んだ時のことです。』

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