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シティリーグ シーズン3 福岡 優勝 【ジャッジマンカウンターコケコ】

みなさん、おハシダム~~!!

noteでは初めての投稿となります、ハシダムです。よろしくお願いします。

普段は山口県内や北九州でポケカをプレイしています。シティリーグやCLも出られるものは出ています。ゆるく過去レギュのコレクションもしています。

今回は、2月24日に福岡で開催されたシティリーグにて優勝することができたので、その構築について書いていきます。

①この構築を使うに至った経緯

端的にいうと「祠コケコしかデッキ持ってネエ!」という感じでした。


シティリーグ福岡の3週間前、僕は北九州で行われるスタンダードの自主大会で使う用のデッキを考えていました。

その前の週あたりから、CL千葉に向けてエクストラで祠コケコをベースにしたカポエラー(マチスエリトレおねえさんとか入ってる)の研究をしていたこともあり、その流れでスタンでもカポを組んでみました。

しかし、結局エビサワカポ7枚を使ってできることが、
ナゲツケサル4枚+コケコでもできる→コケコ+ヨーギラスでもできるということになり、スロットが多く空く普通の祠コケコに落ち着きました。

その後、チームのブレーンであるところの「じょにー」が組んでいたレシピを見たところ、祠コケコにジャッジマンとジャッジマンホイッスルが4投ずつされているものを見つけてしまいました。

祠コケコ自体はゆっくりと攻撃をしていきますが、ジャッジマンにより相手の動きもゆっくりにすることができ、攻撃回数を稼ぐことができます。

この構築は目新しさもあり、気に入ったため使用することを決定しました。

とはいえ決定した理由はそれだけではなく、
ちょうどその自主大会の週はフルメタルウォールの発売週で、
ピカゼクウルネクジラサン3大トップメタだった時期でした。

その1週後のものにはなりますが、ポケカメモ杯のデッキ分布は、
ピカゼク20.2%ウルネク19.3%ジラサン9.2%となっております。

祠コケコ自体がピカゼクとウルネクに対しては有利をとれるため、環境的に強そうだと思って使うことを決めました。
(当時はウルネクミラーを意識した滅亡プランも浸透していなかったため、祠コケコへの勝ち筋を残せるようなプレイがとれる人も少なかったです。)

フェロマッシ単も一部の人にしか情報がいっておらず、ルカメタもいきなり勝てる構築を持ってくる人はいないだろうと思い、無視しました。

そんな経緯で、祠コケコを使って出た自主大会は優勝。

その時のレシピはこちら

ルカメタジラガレオに予選で負けたぐらいで、あとは普通のデッキには勝てていました。
カウンターデッキ同士のミラーがあり、25分制限があると苦しいなとは感じましたが。

大会前、あわよくばこの自主大会で感触が良ければそのままシティリーグ福岡でも同じデッキを使えるかなと思っていました。

というのも前述した通り、自主大会の2週間後のCL千葉はエクストラレギュでの参加だったため、スタンダードレギュの練習をする時間が少ししかとれませんでした。
(CL千葉本戦はゲコゾロとルガゾロしか練習してなかったのにマッシダストを使ったため、1-3というウンチみたいな結果で終わっています。)

実際、千葉前後にスタンで触ったデッキといえば、千葉のサブイベ用にヨネタクさんのピカゼクと、ねこわるさんのエビサワカポを回したぐらいでした。
というか、ちゃんとしたデッキが手元に1個ある安心感からデッキを作るのをサボっていました。

しかし、CL千葉でフェロマッシが優勝、ルカメタHANDが2位、ラフレシアがベスト4、オムゲンがベスト8と、
祠コケコでは勝てないようなデッキが上位にわんさか入賞していたので、とても安心とは言えない状況ではありました…。

とはいえ新しいデッキを使うよりは使い慣れたデッキを使ったほうがいいということを千葉で思い知ったので、一応それなりに対策を考えて構築を変更した祠コケコを使うことに決めました。

②デッキレシピと各カードの採用理由

シティーリーグ福岡で使ったレシピはこちらになります。

ポケモン (13)
カプ・コケコ 4枚
かいてんひこうがやはり戦略の中心となっているため4枚。
逃げる0のため柔軟に戦えます。
基本的に3~4回は回転飛行をしたいです。
ボードを貼ればアブソルがいても逃げられます。
サンダーマウンテン◇が出ていれば、カウンターエネルギー1枚で下技も打てます。

ヨーギラス 2枚
ピカゼクデッキに対してとても強いです。
30点乗っていればハチマキ込みで弱点をついて220ダメージを与えられます。
ハチマキが無くてもゼラオラGXやデデンネGXを倒すことができます。

ビクティニ 2枚
フェロマッシ単にワンチャンを作るために2投しました。
最高150ダメージが出るため、ダメカンの乗った普通のGXを倒すこともできます。

カプ・テテフ(フェアリー) 1枚
バラマキデッキ御用達のフィニッシャーです。
特に理由がなければフェアリーのものを使っています。
悪抵抗があるため、素のライオットビートを耐えることができます。
弱点が超だとカラマネロのねんどうはでも倒されてしまいます。
ハチマキサイコウェーブで倒せるポケモンがマッシブーンGXとレックウザGXで分かれますが、今はどちらも少ないため今回は考慮していません。

アブソル 1枚
ジラサン、ウルネク、リザードンなど、ジラーチを採用しているデッキがかなり多いと感じていたため新たに採用しました。
また、シャドーシーカーでゲンミミTAGをちょうど倒すことができるため、絶対に必要な1枚。
特性も相まって、そのへんのポケモンに打っても一応かなりのダメージを出せます。

ジラーチ 3枚
ジャッジマンを多用するために多めに採用されています。
ジャッジマンを掘りにいっても良し、ジャッジマンを打った後のケアに使っても良しな1枚。
てゆうか、場面に合ったカードを持ってくるだけで強いです。
エネくじ、エレキパワー、ドロソ、キャッチャーに触れるとおいしいです。
狙撃されないなら場に2枚出したいです。

グッズ (23)
ハイパーボール 2枚
手札からカードをトラッシュする時と、どうしてもポケモンが欲しい時に打ちます。
あまり使わないので2枚しか入れてません。

ネストボール 4枚
デッキ内全てのポケモンにアクセスできるため、基本はこちらで展開します。

ジャッジマンホイッスル 2枚
序盤はデッキ圧縮、後半はジャッジマンとして使えます。
とても強いのですが、枠が足りないので2枚になりました。

レスキュータンカ 1枚
アタッカーを厚めにしてあるため、あまりトラッシュから戻す必要が無いため少な目です。
サイド落ち時のケアや、ヨーギラスをグズマやタッグボルトの囮に使うことがあるため1枚は必要です。

エネくじ 2枚
ジラーチからエネルギーにアクセスしたいことがあるため2枚採用しました。
初ターンにニコタマを触れる確率もグンと上がります。
また、ジャッジマンで手札からエネルギーが無くなりやすいので、デッキ内に残しておきたいカードです。

あなぬけのヒモ 2枚
前のアタッカーをどかしながら自分はジラーチを入れ替えることができるテンポカードです。
最初は逃がす用のカードがエスケープボードとグズマだけでしたが、
アブソルを採用しているデッキが増えてきているため、2枚採用しました。

カウンターキャッチャー 2枚
ジャッジマンと組み合わせることで、相手のテンポを大幅にロスさせることができる可能性があるカードです。
場面を選びますが、強力なので2枚採用しました。

エレキパワー 2枚
カプ・コケコで相手のジラーチ等を速やかに処理するために入っています。
サンダーは雷弱点なので、ダメカンが乗っていればかいてんひこうで倒すことができるようになります。
ハチマキ込みで前のGXにそこそこダメージを与えることもできて強いです。
しかしデッキスペースが無く、泣く泣く2枚までの採用に。

こだわりハチマキ 3枚
カプ・コケコにつけても地味に強いです。
前でGXをモタつかせることができれば+60、+90となるためバカになりません。
ヨーギラスやビクティニにつけることで、ピカゼクTAGやフェロマッシTAGを倒しやすくなります。
雑につけても強く、必要な時にも欲しいので3枚入れています。

エスケープボード 3枚
ジラーチを逃がす用ですが、全てのポケモンが逃げ1以下なので誰にでも貼れます。
当初は4投していましたが、後半かさばることと、代わりにヒモを採用したため3枚に落ち着きました。
フラダリラボとアブソルには注意。

サポート (13)
リーリエ 4枚
わりとグッズが多くエネが少ないため手札のダボつきが少なく、リーリエでドローしやすいです。

ジャッジマン 4枚
このデッキの特徴でもあるカードです。
前述の通り、妨害をすることで相手の動きを鈍らせます
自ずと試合展開が遅くなり、こちらのプランが通しやすくなります
1ターン目からでも打てるようにホイッスルよりも優先して現物を4積みしています。
普通のデッキは1ターン目にたねを並べてリーリエで引いて終わり~みたいな感じが多いので、そこの返しのジャッジマンがとても強いです。
また、中盤以降も、相手に理想のゲームプランをとらせないためによく打ちます。
このカード無しには勝てなかった試合も間違いなくありました。
イラストを確認されると時間がもったいないので、イキらずSMシリーズのものを使用しました。

シロナ 2枚
ジャッジマンばかりでは相手の手札を増やしてしまうことがあるため、シロナも採用しています。
というか、自分が事故らないためです。
エリカのおもてなしも強いのですが、相手が展開してこない(できない)場合もあるため、安定して引けるシロナにしています。

グラジオ 1枚
山札チェック時に、エネルギーと主要ポケモンとグズマキャッチャーを数えておくと良いです。
エネルギーに代わる可能性が高いこと、テテフが埋まってしまうと勝てない試合もあることから1枚採用。
ピン積みですが大事なカードなので視認性を高めるためSR。

グズマ 2枚
入れ替えはボードやヒモでできる、お呼び出しはキャッチャーでできるため、控え目の2枚採用です。
どうせサポを使うんだったらキャッチャージャッジマンの方が強めです。
サイド同数以下の時に使いたいです。

スタジアム (2)
戒めの祠 2枚
GXデッキにはトキワ、サンダマ、ラボあたりを貼られますが、いずれもデッキを回すために先張りしてくる傾向にありました。
そこで祠を後張りして、ジャッジマンを使うことで場持ちがよくなるのを感じたため2枚に減らしました。
あとは非GXデッキ相手に腐るのも少し嫌でした。
ただ、ルガゾロは原野を温存してくるため困りました。

エネルギー (9)
ダブル無色エネルギー 4枚
当然の4枚。数えやすいように絵柄を統一。

カウンターエネルギー 4枚
同上。

レインボーエネルギー 1枚
サイド同数以下の時にビクティニ、アブソル、テテフで技を打つ時に使います。
特に対フェロマッシ単相手の時、カウンターVビートを警戒して、8エネビーストゲームまでサイドを3枚以上とってこないことも考えられます。
その場合、カウンターエネだけではVビートが打てなくなります。
しかし、このレインボーエネルギーがあればVビートを打つことも可能になります。
サイドを先行する時は打点の出るアブソルの技を使うこともありますし、
非GX同士の殴り合いではサイドが同数になりやすいため、使用機会が多いです。
ただ、序盤からは貼らず、ここぞの場面で貼るだけなので1枚しか入れていません。


以上で、採用したカードの解説は終わりです。

最後の方に不採用カードの解説も書いておきます。


③回し方と各デッキタイプごとの有利不利の具合

基本の回し方は、まずカプ・コケコで回転飛行を数回打ちます。

そこから、相手があまり並べてこない場合は、ヨーギラスやビクティニで前を倒していきます。
たくさん並べてくる場合はテテフで一気にサイドをとります。

サイドをとられた後や、サイドを取るターンにジャッジマンをすると効果的です。

カウンターエネルギーが起動できるよう、サイドを常に負けながら戦うのが理想です。
相手のサイドが1枚になるころに、こちらが複数枚取りをして勝てるような展開を狙います。


次に、デッキごとの構築、プレイング、運を交えた有利不利の割合です。
※ジャッジマンを多用するデッキのため、「運」の項目を設けています。

対ピカゼク 有利7:プレイ2:構築1

祠とコケコを使って全体にバラまきます。
だいたいはゼラオラ、ピカゼク、何かを主にヨーギラスで倒して勝ちです。

ばらまいたあとにサイドを少しとれている盤面だと、スワップで残りをとるのも簡単です。

早めにタッグボルトを打たれると、サイドの計算が楽になります。
ヨーギラスを1匹ベンチに置いておくとすぐ打ってくれます。

デンジュモクGXがいると負けます。

非GXのゼラオラの上技でエネを割られるのもキツく、処理も難しいため殴られると苦戦します。
ヨーギラスで倒せるようにダメカンを乗せておきたいです。


対ウルネク 有利5:プレイ3:構築1:運1

基本的には有利です。
相手の引きとプレイが良くない限りは、カラマネロを前で縛ってジャッジマンを打って回転飛行を繰り返していれば勝てます。

あかつきネクロを早めに準備されるとかなりキツいですが、アブソルで殴れば弱点で倒せるので、意識して準備しておくと良いでしょう。
どちらにせよジラーチの逃げを阻害する目的もあるため、アブソルは早めに置きたいです。

ギラティナの特性からのウルネクのGX技でサイドを一気にとられないように、ベンチのHPとサイド枚数の管理に注意。
ギラティナの技で勝手に自滅されるとちょっと困ります。


対ジラサン 有利5:プレイ4:運1

ベンチを絞りながら戦ってくる場合は困ります。
アブソルやジャッジマンで妨害はします。
ダメカンの乗ったサンダーをエレキパワー回転飛行で弱点をついて倒せるので、うまく使っていきたいです。


対フェロマッシ単 不利5:プレイ3:運2

基本的には不利です。
ジェットパンチ連打で場を崩壊させられたあと、1体倒したところでビーストゲームで4枚一気取りされるのがいちばんヤバいです。
場5体のハチマキカウンターVビートで倒せます。2体倒す必要があるため、ビクティニを2枚入れています。
サイド勝ってる時や同数の時には追加でレインボーを貼ってVビートでもう1体を倒します。

ルザミーネやビーストリングをジャッジマンで流せるようにお祈りしながらの戦いとなります。


対ルガゾロ 有利4:プレイ3:構築3

アセロラを何回か打たれるとキツイです。
ゾロは5点乗っていれば、ハチマキの無いヨーギラスでも倒せます。
とりひき回数を減らすためにも1体は早めに倒したいです。
サイドを2枚いっぺんにとられることがないので、焦らずにばらまいてから戦うようにしましょう。
ツメできりさく連打がけっこうキツイのですが、全体に5点ずつぐらい乗っていれば最後はビクティニやテテフで締めることができるはずです。
アロベトを出されると、こちらのリソースの確保がゆっくりになるため戦いにくかったです。


対オムゲン 不利7:プレイ2:運1

こちらのベンチを絞れないことはないため、グッズを使いながら戦えないことはないです。
一応アブソルで技が打てればワンパンでゲンミミを倒すことができます。
オムスターが殴ってくるのもキツイ気がします。


対ラフレシア 不利10

負けです。
隠密フードを入れればVビートでラフレシアを倒せます。


対サナニンフ 不利9:プレイ0.5:運0.5

負けです。
ハチマキビンタで120出るので、ワンチャン祠込みで2パンできます。
回復されなかったら勝てるかもしれません。


④当日のマッチアップ

先攻後攻サイド差等の詳細はほぼ覚えてないです…。

1回戦 ルガゾロマッシ ○

お相手初心者でした。
ディアンシー◇を縛って飛行とかして勝ちました。


2回戦 ウルネク (likey3156さん) ○

トキワでトキワを切っていたので、祠を張るとしばらく残り、テテフにダメカンが乗っていきました。
カラマネロを前に縛りながら飛行連打で壊滅させました。
あかつきネクロが入っていたのですが、出てくるのが遅かったため驚異にはなりませんでした。


3回戦 ピカゼク (アウラくん) ○

エサです。
アブソルとフラダリラボが入っていたため、少し苦戦しました。
飛行は複数回打てていたため、最後はスワップで勝ち。


4回戦 ルガゾロマニュ(レックウさん) 時間切れ

ベンチ絞り気味でアロベトを出され、アロベトを縛るとアセロラされる(しかも2回も)という苦しい展開に。
時間切れ前のターンにルガに180点+祠を入れていて、祠を割られずにターンが返ってくればゾロを倒して勝てていたかなというところでした。


5回戦 ピカゼク(けいとRくん) ○

エサがやってきました。
しかし、非GXのゼラオラが入っており、なんと上技で特殊エネを割れるとのこと。
このデッキもアブソルとフラダリラボを出してきてとてもやっかいでした。(さすがのヨネタクレシピだ…。)

途中でピカゼクが前に出てきたので無理やり倒して、その後にゼラオラを処理、最後にGXを倒して勝ちといった感じでした。
苦戦はしましたが、フルドライブでテテフに雷をつけたりと、ピカゼク本来の戦い方ができてなかったので、こちらが負けるような試合にはならなかったです。


4-1で両負けがあったのでオポが怪しかったですが、ギリギリ8位で抜け。


決勝トナメ
1回戦 ピカゼク (manaくん) ○

特殊なピカゼクでしたが、初手手貼りできずにターンが返ってきてたので、バラマキがしやすかったです。
グズマやジャッジマンで余計に事故らせることもでき、かなり優位にゲームが進みました。最後はスワップして勝ち。


準決勝 ピカゼク ○

ゼラオラ単だったので、2パンで終わりかな~笑とか考えていましたが、ピカゼクも出てきました。
ベンチを絞りながらアセロラで回収したりと、普通のピカゼクよりもゆったりとした動きで、倒すのが大変でした。
相手が初手に電磁レーダーを使ったところでサイド落ちがどうとか言い出したので、デデンネでも落ちてるのかなと思っていましたが、落ちていたのはなんとデンジュモクGXでした。
もし落ちてなかったら即負けでした。
初めて無人発電所を入れないとマズかったかなあと思わされた試合でした。


決勝戦 フェロマッシ単 ○

反対の準決勝卓が、サナニンフ対フェロマッシ単という、どちらが来ても負けみたいな感じだったので正直優勝できる気はしてなかったのですが、一応フェロマッシ単には勝てるように組んで来たのでワンチャンできてウキウキでした。

先攻とってジャッジマンして後ろ準備してジラーチ前で終わりという完璧なスタート。
お相手、後ろ出してククイからネットボールで普通に展開。
そのままジェットパンチと思っていたら、いきなりビーストゲームGXを打たれました!

初手からジラーチがとられるとは微塵も思っていなかったため、ビックリしました。
上述した通り、ジェットパンチで盤面崩壊させた方が苦しくなるためそうやってスタートしてくると思っていたからです。

しかしこれで逆に、サイドの計算がしやすくなりました。

ビクティニで倒せるタイミングを伺いながらゲームを進めます。
1体は想定通りVビートで倒しました。

そして問題の2体目です。

まんたんビーストリングで戦ってくるため、フルパワーのビクティニを用意しないといけません。

しかもなんと弱点保険を貼られてしまい大ピンチ!
採用するの1週間早くないですか??

仕方なく素のビクティニ圏内にできるようにアブソルでダメージを与えていきます。

数ターンはVビートができない手札のままゲームが進み、次のターンに技を打たれたら負けという場面になりました。

ただ、フェロマッシのHPが半分ぐらいになっていたので、カウンターエネさえ引ければ勝ちという感じだったので、
できることを全てしてシロナを打ちました。
この時の山には2枚のカウンターエネと、1枚のエネくじが残っていました。
枚数は20枚ほどありましたが、なんとかカウンターエネを引くことができ、Vビートで倒し切ることができました。

会場にはピカゼクウルネクが多かったとはいえ、フェロマッシも数名おり、当日のマッチ運にも助けられての優勝でした。
さらにはサイド落ちにも助けられました。

とはいえ、運だけで優勝できたわけでもないと思っています。


⑤不採用カード、今後の改善案

■ラティオス
ブレイクスルーで弱点をついてマーイーカを倒せるので使ってみたことがありますが、ジラーチが前にいると抵抗力で10ダメージしか入らないのでお蔵入りになりました。

■レインボー1枚や、カウンターエネ+ゲインで動くポケモン全般
マッシブーン、ダイキリカミツルギ、ウツロイド、サンダー、ダストダス、マニューラ等
優秀なアタッカーがいますが、そもそもレインボーエネルギーやカウンターゲインを入れるスペースがありませんでした。
あと、明確な役割対象がいません。

炎デッキが台頭してくればゲインとWキュレムは入れたほうが良い気がします。

ゲインを入れるなら、レシラムを入れるとフェロマッシやルカメタに強くなります。

一応、カミツルギにカウンターエネとゲインを貼って祠を出せばみねうちでタッグチームを突然倒すこともできます。

しょうりのほしビクティニを入れることで、みねうちの成功率が高まるだけでなく、ついでに子マッシのふりまわすでピカゼクを倒しやすくなります。

最近はウツロイドでパクって強いような技を持っているポケモンがあまり出てこないです。
(採用されていた時期はデスローグとメテオドライブをコピることが多かったです。)

レインボーを入れるならフェロマッシGXも採用したいですね。
そういうデッキにする場合はスワップではなくこちらでフィニッシュすることになると思います。

レインボーやゲインを採用する場合は構築やゲームプランがかなり変わるため別の構築となるでしょう。

■バリヤード
ピカゼクやウルネクにおけるアセロラはこのデッキに対しての相性を覆すほどのカードにはなり得ません。
(盤面を絞らないと有効でないのですが、そうすると技が打てなくなるためです。)

その他のアセロラが入るデッキはそもそもキツいか、ビクティニでワンパンするかになるのでアセロラは無視することにしました。
ただ、今回はルガゾロのアセロラに苦しまされたぐらいなので、もちろん入れてて強い時もあります。

■やぶれかぶれマーシャドー
サーチ手段が乏しいため打ちたい時に打てません。
だいたいジャッジマンを打っていれば事足ります。

■レッドナックルマーシャドー
子マッシには強いですが、スタンで多投するデッキは見かけません。
スタジアムを割らないと負けるということもあまり無いです。
ワンダーラビリンスやエーテルパラダイスが流行ると使うかもしれません。

■フィールドブロアー
割る対象が無いです。

■ククイ博士
+20は強いです。
レインボー型にして前への打点を重視する場合は採用してもいいと思います。

■ブルーの探索
ジラーチならサポ権を使わず同じことができる…。


今後は、ジェットパンチやタッグボルトを防ぐためのミュウに、ついでに回転飛行を止められてしまいます。
レインボーとゲインを入れて、前を殴れるアタッカーを増やす方がいいかもしれません。


⑥参考記事

祠コケコは最初「くりお宅ポケカナビ」を見ながら組んでいました。
最新環境対応版!ナゲツケサル+コケコ!【デッキ解説】 http://kuriohouse.com/2018/12/12/12122018/

シティリーグ優勝サルコケコ!デッキレシピとインタビュー!
http://kuriohouse.com/2018/12/14/20181214/


2月のポケカメモ杯のデッキ分布です。
https://pokemoncardmemo.com/cup/article2019-858/


じょにーはMTGが好きなので、そこから「テンポデッキ」の考え方を引っ張ってきており、事あるごとにジャッジマンとホイッスルを入れたデッキを作っていました。(ピカゼクやルガゾロにもガン積みしていることがありました。)
ポケモンカードに置き換えたテンポについての考え方の記事はろしさんのDNにも少し書いてあります。
https://roshisan15.diarynote.jp/201902062222194656/


おわりに

記事を読んでくださったみなさんありがとうございました。

DNの方では自主大会の告知等をしていますので、興味のある近隣県の方はよろしくお願いします。

ハシダムのポケカ日記
http://hashidam.diarynote.jp/

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