一年を何で数えよう。

一年を何で数えよう。

こんにちは。
noteではお久しぶりですね。
あまり、書き物をする頻度も最近は少なくなりました。

実は最近はありがたいことにライブの本数も増えまして。
仕事の難易度も上がりまして、
音楽への向き合い方も正直変わってきております。

12/21はライブをさせていただき、ギターを弾いたり、歌ったりと。
今回は、ホールのステージだったので
緊張もありつつ、個人的には心を落ち着かせることも一つとして
あったのですが、普段の自分が出てしまうというところが
やはり、音楽には嘘をつけないと思うところでもありました。

歌合戦のようなもので惜しくも優勝は逃しましたが
いつも、ソロで活動している私にとっては
複数人で声を合わせるというのは毎度のことながら新鮮に感じます。

「今回はどんな方なんだろう・・・」
「どんな声の混ざり方をするのだろう。。。」

とかいろいろと思うわけです。
なんだかんだ楽しい時間は一瞬なんです。

「今の100%」という状態で完璧にできなかったなと思うこともあれば
緊張に飲まれることも多くある。

ただそれが、その場での自分を責めることであったとしても
やらなければよかったという後悔は一度もない。
ステージの気持ちよさというものを少なからず、見てしまっている私にとっては
やはり、その一瞬が宝物なのです。

またもう一つ。
先程音楽の向き合い方が変わったとも言いましたが
それこそ、音楽により多くの時間をかけるようになりました。
音楽をしているのだから当たり前だろうといえばそれまでですが。
とはいえ、生きるための仕事を理由にして、とか。
やはりあるんです。。。

私も器用じゃないからさ。

力を抜いてもいいと言われても
力の抜き方がわからない。
それは物理的心理的問わず。

いや、力の抜き方がわからないというのは言い過ぎか。

「すでに私の中では力を抜いている」状態にあるといったことが正しいのかもしれない。

何というのだろう。。。
頭ではわかっているのに身体がついていかないということが増えた。
日常生活に関しては支障がないので何も困らない。
というより、自分自身で音楽活動をしていく上で表現の仕方だったり、
自分をどうコントロールするのかといったところで困ることがよくある。

それは、やはり自分にとっては致命傷に等しい。

今年はレッスンも多くやった。
自主練も多くやった。
とはいえ、やったからと言ってすぐ身につくような世界でもない。
それは聞いてくださる皆様に判断していただくもの。

私は専門学校のときから音楽をしているので歴でいうと実は5年半近い。
その間に幾度となく、先生は変わってきた。
ボーカルやったり、ギターやったり。ピアノやったり。
専門学校時代は作曲理論を教えて頂いた先生もいた。

その頃かなあ。。。。
自分が感覚というよりも音楽に対して理論的な側面でアプローチするようになったのは。

でもここ最近、理論的な側面で限界がきてしまっていた。
また来たのだ。

頭ではわかっているのに身体がついていかない。

ということが。

周りの人は成長している証なんだよ。と励ましてくれていた。
もちろん、そうなのかもしれない。
そう言っていってくれることも嬉しい。

とはいえ、正直な話。
教えてくれているのに限界を見せてしまった自分に今でも後悔をしている。
唯一のやらなければよかったという後悔、、、

その時は理解できなかった自分にすごく腹立たしさも感じたし、
教えてくれているのにという申し訳無さもあった。
これより昔は、自分はやらなくても0の状態だったから
時間を設けたときにだけやっていれば成長する時期だった。

自分で言うのもおかしな話ではあるが
指導されれば、理解できれば。飲み込みは早かった。
それが理解できても表現ができなくなった。という時期なのだ。今は。

ということで修行することになって先生を変えた。
そして、練習量ももちろん増やした。

今のところは少しずつ身体が慣れてきて表現が表へ出せるようになってきている。
ただ課題は尽きない。
まだまだやれるべきことはある。
そしてやりたいこともある。
でも休みたい。

この煩悩との闘いがいかにも人間らしい。
除夜の鐘で払ってもらおうかな、うちの近所聞こえないけど。

とはいえ、離れてみて気づくこともありまして。
教えてくれていた先生のコンサートに見に行きました。
そしたら、やっぱりかっこよかった。

絶対、本人には言えませんが心のなかで
また戻って教えてもらおうと思っています。

厳しいけど向き合ってくれる先生だから。
そっと励ましてくれる先生だから。

多分初めてな気がするな、あれだけ食らいついていこうと思えた先生は。

※先生が見てないことを祈るよ。笑

私は振り返るといい人に恵まれているなというのは本当に思います。
年末だからか、こんなしんみり書いてしまっていますが
私は元気ですよ!

今年は何があったかな。
どんな人とどんなときに笑い会えていたかな。
自分自身にひたむきに慣れていたかな。

ライブの数。レッスンの数。何なら鼻歌でもいいし。
とにかく歌った数。
ギターやピアノ、楽器に向かった回数。

いろんな一年の数え方はきっとありますでしょう。
皆様、それぞれが最後には「ほっ」と温かい気持ちになりますように。

出会う人全てに感謝しかありません。
車椅子の私が歌わせてもらえるのも、こうして関わってくれる方。
応援してくれる皆様がいるからだなと本当に思います。

書いているうちに優しい気持ちになるね。
そんな、応援してくださるあなた。一人ひとりの存在があるからこそ、
自分を越えて頑張ることができます。

あなた、一人ひとりが私に力をくれる存在です。
noteではお早めの年末のご挨拶になると思うので皆様、良いお年を。
まだ1週間ほどありますが笑

この機会にあなたの一年振り返って見てください。
よかったら私に教えて下さいね(^o^)/

✏筆者プロフィール

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橋口竜河 (はしぐちりゅうが)
1996.02.02 生まれ 神奈川県出身
車椅子での生活をしながらシンガーソングライターとして活動している。
《ハートフルシンガーソングライター》として心情に嘘のない歌を歌い続ける。
過去には自主企画ライブを開催し、ライブオーガナイザーとしての経験もある。
配信Single《ガーネット》がApple Musicをはじめとする各種音楽配信サイトにて配信中。
1st CD《我儘な冷戦》発売中!!
公式サイトはこちら。


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