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もう解散しちゃったけど。。 Noah & The Whale

こんにちは。本日の担当はKです。


今回は学生時代に夢中だった音楽の話。

皆様はNoah & The Whaleというバンドがいたことは知っているだろうか?


2006年ロンドンで結成されたフォーク・バンド。

チャーリー・フィンク(Vo, Guitar)の激渋ヴォイスとヴァイオリンの音色の相性が抜群な、心地よ~い、時に胸を熱くさせるような楽曲が魅力的なバンド。ディスクレビューと言っておいて、こういう解説が難儀だなーといつも思ってしまうので、とりあえず興味ありそうだったらまずは聴いてみてください。


僕はこのバンド、2011年に知ったのだけど、きっかけとしてはその年のフジロック出演のアーティストのラインナップを見て片っ端から聴いていくという、学生時代にしかできない何とも贅沢な時間を過ごしていた時のことで、「 L.I.F.E.G.O.E.S.O.N.」という曲を聴いてけっこうぶち抜かれた記憶があります。


このアンセム感たるや。これが恐らく一番の出世作のよう。


フジロックで観ることはできなかったんだけど、その年の夏にちょうどイギリスに留学に行く予定があり、何かしらフェスでも行きたいなーと思って色々とフェスを探っていたところ、READING & LEEDSフェスのラインナップにその名前が!

僕の留学先はブリストルという南部の港町だったため(ポーティスヘッドやマッシブアタックを輩出した町)、レディングの方がかなり近いし有名だからよかったんだけど、タイミングの都合でリーズの方に行くことに。

無事リーズフェスに到着し、色々見つつおなかを下してトラウマ級のフェス便所にこもったりしつつ、日の暮れ始めた頃彼らの出番に。


感想は、良かった。




良くないわけがないもの。これだけの条件が揃っているのだもの。


決して説明がめんどくさいとか、そんなわけじゃないんです。



その後も彼らの動向は追いつつも、なかなか日本で火が付く様子もなく、ほどなくして解散してしまいました。本国ではかなり人気だったと思うのだけど、時々こういうズレが生じることあるよね。マッチボックストゥエンティとか。


初めて出会ってからもう10年近くが経つけれど、いまだに折に触れて聴くのは、良いバンドの証拠。スルメ系です。


恐らくリーズフェスで彼らを目撃した唯一の日本人として、責任を重く受け止めつつ生きていこうと思います。


いつかリーズフェスとかイギリスでの音楽体験についても書きたいですね。


ではこの辺で。


神保町で働く音楽好きによるディスクレビューなど。 洋・邦、ジャンル、年代関係なく、グッときたものを縦横無尽に駆け巡ってご紹介していきます。