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しかたないね

この名作ゲームをご存知だろうか。当時実在したアイドル、チャイルズのマネージャーとなり日本各地のコンサートホールやデパートの屋上でライブをしながらトップアイドルに成り上がっていくRPGゲームである。


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なぜいきなりnoteを書く気になったかと言うと今日はファミコンの日らしい。1983年7月15日。任天堂よりファミリーコンピューター(通称ファミコン)が発売となった。僕は1983年10月生まれなのでファミコン発売より3ヶ月後後輩だ。

そしてこのチャイルズクエストには多少なりとも思い出がある。楽しかったのは勿論なんだが、それ以上の思い出が。

話は変わるが先日の事。実家の母からLINEが入る。

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なんといきなりイヤホンマイクが欲しくなったとのこと。Amazonで探した。たしかこんな感じのやつだったかな。

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きっと使えるはず。喜んでくれるといいなと思いながら購入。2日後、無事届いたとの連絡が入る。使い方も大丈夫なようだ。よかったね母ちゃん。そして数日後。イヤホンマイクの使い心地を聞いてみたらこんな返事が。

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どうやら無くしてしまったらしい。なんだよせっかく買ってあげたのに。もう知らねーと思いながらふと思い出したことがある。


タイトルのチャイルズクエストには思い出があると言った。実はこのゲーム、小さい頃にものすごいワガママ、いやダダをこねて泣きながらお願いして母ちゃんに買ってもらった。(当時ラサール石井もチャイルズも知らなかったのだがクエストって名前に惹かれた。ドラクエの仲間だと思った)

その後レストランでご飯を食べたのだが、嬉しくてずっとカセットを取り出して説明書を読んだらしていた。そしてご飯を食べ終えて車に戻った時に気がついた。カセットがない。どこにもない。レストランに戻って探したがない。また泣きだす幼き俺。

母ちゃんは怒りながらも

仕方ないね

そう言って同じカセットをまた買ってくれたのだ。(ちなみに当時ファミコンソフトは新品で5000〜8000円くらいした)

仕方ないね。この一言を大人になってから母ちゃんに何回言っただろう。

8月8日は母ちゃんの誕生日。もう60歳になる。

仕方ないね

何かプレゼント買ってあげますか。



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