皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。本日は、最近中国で大人気の女優「谭松韵（タン・ソンユン）」についてご紹介したいと思います。

谭松韵は、1990年四川省生まれの女優です。彼女は元々ダンスを習っていましたが、ドラマ「好好过日子（ハゥハゥゴーリージー）」に出演したことがきっかけで、演技が好きになり、2007年に「北京电影学院（北京映画大学）」に入学しました。2012年、「后宫·甄嬛传（宮廷の諍い女）」に出演したことがきっかけで、女優として一躍有名になりました。

ここで、彼女が出演した作品を3作ご紹介します。

（1）ドラマ：后宫·甄嬛传（宮廷の諍い女）

2012年放送。清の雍正年間を舞台に、皇帝の寵愛を巡る妃嬪たちの激しく哀しい争いを描く歴史ドラマです（日本でいうと、大奥のようなイメージです）。天然で優しい性格を持つ皇帝の妃である「淳贵人（チュン妃）」を谭松韵は演じました。このドラマは放送当時の人気が凄まじく、放送される度にインターネット上で話題になり、再放送の度に視聴率がUPするという中国では前例のない現象が起きていました。

（2）ドラマ：锦衣之下（花様衛士～ロイヤル・ミッション～）

この作品は、嘉靖37年、明の朝廷で「厳嵩（イェンソン）」・「厳世蕃（イェンシーファン）」の父子が権勢をふるっていた頃を舞台としています。軍部の沿海防衛地図が何者かに盗まれ、嘉靖帝は特務機関の「錦衣衛（ジンイーウェイ）」の指揮使の息子である「陸繹（ルーツァ）」にその調査を命じます。そんな中、「六扇門（リューシャンモン）」の名捕吏（現代で言うと警察にあたる）である「袁今夏（ユェンジンシァ―）」に出会い、2人で謎を解きながら、恋に落ちていくラブストーリーです。

谭松韵は、名捕吏の「袁今夏（ユェンジンシァ―）」を演じました。このドラマは放送されてすぐに「豆瓣（ドラマや映画を評価するサイト）」で7.5点（満点10点）という好成績を記録し、長い間「微博电视剧榜（weiboで話題になったドラマランキング）」で1位にランキングし続けていました。

※このドラマで谭松韵と共演している俳優の「任嘉伦」は過去の記事でご紹介しましたので、興味ある方はぜひ読んでください。

（3）ドラマ：以家人之名（家族の名において）

この作品は、血縁関係がない3兄妹が本当の家族以上に支え合って生きていくというヒューマンドラマです。谭松韵は、３兄妹の妹である「李尖尖（リ・ジェンジェン）」を演じました。このドラマは2020年8月に湖南衛星テレビで放送され、中国全国テレビ同時間帯リアルタイム視聴率1位を連続記録し、中国の動画サイト「芒果TV（マンゴーTV）」での再生回数が47億回を超えるほど、大ヒットとなった話題作です。谭松韵もこのドラマをきっかけにして、「第30届中国电视金鹰奖（第30回中国ドラマ賞）」で「最も視聴者に愛される女優賞」に選ばれました。

※このドラマで谭松韵と共演している俳優の「宋威龙」は過去の記事でご紹介しましたので、ぜひお読みください。

以上、童顔で可愛い人気女優の「谭松韵」のご紹介でした。気になることがありましたら、ぜひ橋本までご連絡ください。

メール：hashimoto@enjoy-japan.jp

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